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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その12 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/18(木) 23:57:53.25 ID:0nx5fq6o
┏━ ノ ー‐  j  ji       |l|     _,,,,,_    ji     ji     i  i!  ,_,,xz   .|l| |l|   ┃
┃  -イ.ー┬‐ | ーチ‐      ||        |!  ーナ ̄|   ト-、  |  |!    /    ||  ||   ┃
┃.   │ _|   レ _ノ  `"⌒)  o     ,__,,」  ノ´ 、ノ   .|     丿   /^\  .o .o ━┛
                . ̄

――かつて、人間と魔族が共存し、争いを繰り広げていた時代…
    幻獣を召喚し魔物を倒す者がいた…。
   名を「召喚士」…。後に「救世主」と呼ばれる者である…。


                           ――かもしれない…。

〜前回までのあらすじ〜

コカトリスをクリト…と間違えて呼んでしまったダメ召喚士は、
パーティー仲間の頼れる戦士、どうみても処女な魔道士(戦士談)
スタイルいいが無口な盗賊(戦士談)と力を合わせて冒険を重ね、
数々の出会い…そして別れを経験し困難を乗り越えて行く。
ひょんな事から四人は南東国での戦いに巻き込まれてしまうが…!?

◆7xまとめ様(いつもありがとうございます)
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html

◆キャラクター人気投票所
http://vote3.ziyu.net/html/cocka.html

◆前スレ(その11)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1264909048/

◆過去ログ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1256864948/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257265640/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257266712/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258207232/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258977379/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1259802767/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1260686779/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1261734559/
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【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 @ 2024/04/27(土) 14:14:26.69 ID:Wh98iXQp0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714194866/

諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 00:00:57.51 ID:9ceCc96o
>>1
規制解除された!と思ったらまた規制された
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 01:14:43.57 ID:4M9SfZc0
今日はこないのか・・・?
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 01:26:20.72 ID:XVpOEsDO
>>3
まだ前スレが埋まってないよ
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/19(金) 10:24:19.06 ID:zFjiVOko
>>1乙
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 15:26:02.58 ID:OCY.G72o
ここで>>1が登場↓
7 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 15:32:45.02 ID:H1p5weQo
すいません!しばしお待ちを〜
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 15:40:24.97 ID:YRSaOHU0
                           ,,,,,,_
                     ,,,,,iiiilllllllllllllliii,,,,
          ,,,,,_   .,,,,,,,,,,iiiiiiillllllllllllllllllllllllllllllllllll丶
          ゙llllllllliiillllllllllllllllllllllll!!!!llllllllllllllllllllllll!!゙
           ゙!llllllllllllllllllll!!!゙゙゙° ,,illllllllllllllllllll!゙゜
              ゙!lllllll!!l゙゙’   .,,illlllllllllllllll!!゙゜
             ^     .,,illllllllllllllll!!゙゜
                  ,,illlllllllllllll!゙°
                 ,,illlllllllllll!l゙゜
                  ,,illllllllllll!l゙゜
                 ,,illllllllll!!゙゜.
                ,,illllllllll!゙゜            liiii,,
             ,,illllllll!゙゜                'llllllli,,
            ,,illllllll!゙                  lllllllllli,,
           ,illlllllll゙                  ,lllllllllllllii,
           llllllllllli,_             ,,,,illlllllllllllllllli,
           !llllllllllllllliiiiiiiiiiiii,,,,,,,,,,,,,,,iiiiiiiiiiiiiillllllllllllllllllllllllllllll
            ゙゙!!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
              ゙゙゙゙!!!!!!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll!!!!!!!l゙゙゙゜
                    ̄”””””” ̄ ̄
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 15:59:06.48 ID:UpXj.IDO
おい、前スレの1000の所に忍者の軍団が向かっていったぞ
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 16:00:41.33 ID:VXZ9SI2o
これで盗賊は俺のy

ん?誰か来t
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 16:11:50.25 ID:41Jc5Mc0
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄フ     /
         /    /
       /     /         こ、これは>>1乙じゃなくて
     /      /          リュージュなんだから勘違いしないでよね
   /       /          
  /        /       _,,..,,,,_
 /         L____ / ,' 3  `ヽーっ___________
 |           ピュ.ー =l   ⊃ ⌒_つ     
 |               =⊂ニニニニニ⊃
 \               .━┻━━┻━
   \___________________________
12 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 16:51:04.56 ID:H1p5weQo
〜西の街〜

三男「……うぅ」

白馬騎士「さぁ、ご決断を…」

三男「…お前に…任せるよ」

白馬騎士「ほぅ。宜しいのですね?」

側近「三男様!?」

三男「……ううぅ…」

老文官「開戦なさるおつもりか!?」

三男「何が本当で…何が嘘なのか。もう私には分からぬ!!」

剣士「可哀想な方だ…」

召喚士「ええ……」

白馬騎士「ご安心下さいませ」

三男「う…うぅ…っ」

白馬騎士「貴方様は私が…死んでもお守り致します」

召喚士「……」
13 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 16:51:12.18 ID:H1p5weQo


白馬騎士「改めて諸君に申し上げる!!」

若文官「……」

白馬騎士「東への返答は拒否!我らは交戦の構えを表明する」

ザワザワ…ザワッ…

白馬騎士「これは私利私欲の戦いではない!全ては三男様…」

三男「……」

白馬騎士「そして南東国の平和の為である!!」

衛兵「お…おぉーっ!!」

白馬騎士「戦力の差はあるが…質ではこちらが勝っている!」

側近「……」

白馬騎士「まずは東を叩く。北はその後、時間をかけて併呑する」

老文官「……むぅ」

白馬騎士「諸君らの健闘を祈るぞ!以上!!」

衛兵「うおおぉぉーっ!!」
14 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 16:51:22.98 ID:H1p5weQo


白馬騎士「召喚獣でどれ程の魔物を相手に出来ますか?」

召喚士「…難しいご質問ですね」

白馬騎士「…雑魚はこちらで相手をします」

剣士「大物を頼む…そういう事ですか?」

白馬騎士「我々の付け焼刃な魔法では太刀打ちできません…」

召喚士「…」

白馬騎士「ましてや剣もそれほど有効とは…」

剣士「召喚士くん頼みか。任せても大丈夫?」

召喚士「数にもよりますが…なんとか…」

白馬騎士「もちろん精一杯の援護は致します」

剣士「ええ。僕らでサポートを」

白馬騎士「我が国の事なのに、本当に申し訳ない…」

剣士「乗りかかった船ですし…」

召喚士「放って見過ごす事は出来ませんよ」
15 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 16:51:32.81 ID:H1p5weQo
白馬騎士「ありがとう。感謝致します」

召喚士「但し、俺達が相手をするのは魔物だけです」

白馬騎士「理解しております」

剣士「南東国より魔物を追い払い、一つになって欲しい…」

召喚士「帝位についてはその後で話し合って下さい」

白馬騎士「……」

召喚士「お願いします」

剣士「我らの最優先は戦士くんの奪還。その事をお忘れなく」

白馬騎士「……承知しました」

召喚士「…頑張りましょう」

白馬騎士「…ええ」

テクテクテク…

召喚士「……」

剣士「……」

二人は去りゆく白馬騎士を見つめる。
16 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 16:51:38.27 ID:H1p5weQo
〜スグリーヴァの居城〜

魔道士「おかえりなさい!!」

盗賊「…ただいま」

魔道士「どうでした?」

盗賊は首を横に振る。

魔道士「そうですかぁ…」

盗賊「…でも…善処はしてくれる…みたい」

魔道士「そうですか…」

盗賊「…なぁ、魔道士」

魔道士「はい?」

盗賊「…お前は…待ち続けるか?」

魔道士「……まさかっ!」

盗賊「…!?」

魔道士「行くんですよね?戦士さんを助けに…!」

魔道士は下準備された荷物を指差し微笑む。
17 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 16:51:56.74 ID:H1p5weQo
盗賊「準備が…!?これって…」

魔道士「盗賊さんなら直接行くだろうって…」

盗賊「……」

魔道士「もう日も経ってますし…」

盗賊「…うん」

魔道士「だから準備しておきました!」

盗賊「…ありがとう」

魔道士「皆さんきっと…無事ですから…!!」

盗賊「…うん!」

魔道士「今すぐにでも行きますかっ?」

盗賊「…うん。行こう」

魔道士「はいっ!エヘヘ!!」

盗賊「……ふふっ」

魔道士「じゃあ皆さんに挨拶しないとですねっ!」

盗賊「…だな!」
18 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 18:12:17.25 ID:H1p5weQo


ハヌマーン「もう行くのか?」

盗賊「…ああ」

魔道士「思い立ったら…です!!」

ハヌマーン「急がば回れとも言うからな。気をつけてな…」

盗賊「…ああ」

魔道士「全員で戻ってきますからっ!」

ハヌマーン「ああ。待っておるぞ」

盗賊「…では」

魔道士「行ってきます」

テクテクテク…

盗賊「…魔道士。…前に」

魔道士「はい」

盗賊「…狭いか…?」

魔道士「いえっ、大丈夫ですよ!えへへ!」
19 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 18:12:28.57 ID:H1p5weQo
盗賊「…よし!飛ばすぞ!!」

魔道士「はいっ!」

パカラッパカラッパカラッ…

〜東の街〜

戦士「……なぁ」

騎都尉「…あん?」

戦士「あんた、本当は戦いたくないんじゃないのか?」

騎都尉「…はっ、下らん事を…!」

戦士「じゃあなんで書簡の件でそんなに目くじら…」

騎都尉「裏でコソコソってのが気に食わねぇだけだ!」

戦士「…そうかい」

騎都尉「ああ!…そうだよ!」

戦士「…けっ」

騎都尉「……」

戦士「…長男様ってのは…お前にとって」
20 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 18:12:42.37 ID:H1p5weQo
騎都尉「あ!?守るべき主だよ…!」

戦士「…ただの主…か?」

騎都尉「うるせぇ野郎だな!そうだと言っているだろうが!」

戦士「…分かったよ。悪かったな」

騎都尉「……あ、あれだ」

戦士「…あん?」

騎都尉「……幼き頃より兄のように慕っていた」

戦士「…!?」

騎都尉「皇太子であるあの方を…身を挺して守ってきた」

戦士「……」

騎都尉「北の次男様と三人で…狩りなんかも楽しんだ…」

戦士「そうか…」

騎都尉「だが年の離れた三男様が生まれると…」

戦士「…後継者争いか?」

騎都尉「先帝が幼き三男様を可愛がり初めてな…」
21 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/19(金) 18:12:56.09 ID:H1p5weQo
戦士「…」

騎都尉「それだけなら良かったのだが……」

戦士「後継者に…指名した!?」

騎都尉「ああ。その通りだ」

戦士「それじゃ長男も次男も納得いかないわな…」

騎都尉「まさにだ。そして先帝は崩御なされた…」

戦士「後継者を決めずに…?」

騎都尉「そうだ。そして国は…3つに分かれた。」

戦士「それが今の状態か…」

騎都尉「いや、更に長男様はご結婚なされたのだが…」

戦士「ああ。さっき隣にいた女の人か…」

騎都尉「あの者が来てから長男様はどうもおかしくなられた」

戦士「…おかしく?」

騎都尉「放心というか…。まるで生気を吸われいるかのような…」

戦士「確かに色も白くやつれて…目もボーっとしたような状態だったな…」
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 20:15:18.82 ID:zJFzZ.AO
紂王と妲己思い出した

フジリュー妲己には何度かお世話になったもんだ…
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 20:28:16.59 ID:z5IjcqQo
ダッキちゃんかわいいよダッキちゃん
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 21:32:32.14 ID:F/elyUSO
ダッコちゃんかわいいよダッコちゃん







……………てか、何であんなのが流行ってたのか不思議なんだが…

そんなこんなで>>1登場↓
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 21:34:26.70 ID:4TkC1wso
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 21:37:06.64 ID:/pt29lQo
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 22:37:54.38 ID:Kb0wFMk0
>>1サン、思い立ったが休日だぞ
たまにはしっかり休んでくれ
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 03:36:31.74 ID:Pkjr.wDO
召喚士
嗚呼召喚士
召喚士
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 03:43:50.54 ID:q9jSmkM0
「召喚士っっ!」
「ああぁっっ!!召喚士っっっ!!!」
「………召喚士?」
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/20(土) 09:57:49.97 ID:mhVjmYs0
マーラ様がアップをしようかまよっているようです
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 11:36:58.78 ID:jVDY9rYo
地獄へお帰りください、ご立派様
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 15:18:25.82 ID:Pkjr.wDO
召喚士チャソ
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 15:53:11.89 ID:GbPrKDIo
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1266560300/
これって>>1
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 16:16:11.35 ID:Pkjr.wDO
>>33
たぶん別人だと思う
書き方が違うと感じた
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 17:56:43.34 ID:qu4McMDO
別人だろ。
その人が書くとなぜかよく荒れるがその人の作品も好きだ
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/20(土) 19:23:02.88 ID:3QTpDkM0
昨日の>>1の書き込みからすでに1日…

もしや>>1の身になにかあったのか…?
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 20:24:16.77 ID:hWhWuQU0
>>1には休んでもらいたいが、来ないとそれも心配だな
38 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 20:29:16.57 ID:8XcRBC2o
こんばんは!なんだか申し訳ないので先に生存報告
土曜日はまとめて家事を片付けております故すみません…
もう少ししたら一挙に投下致しますですorz

あとこれを書いてる限りは他のものは書く予定ないです
長短編とかネタスレは別として…
関連あるものだったら一応ここにもご報告致しますね!
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/20(土) 20:30:00.20 ID:mR7BzEso
わざわざありがとう
安心した
40 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:35:57.58 ID:8XcRBC2o
騎都尉「すまんな…。俺はあの方とこの国を正常に戻したい」

戦士「……」

騎都尉「お前を利用するような形になっちまうが…手伝って貰うぞ」

戦士「……ああ」

騎都尉「なぁに、西を片付けりゃすぐに解放してやるよ!」

戦士「…二人とは互いに無傷で救出したい」

騎都尉「分かってるよ。その為の作戦だ」

戦士「作戦…?」

騎都尉「前に言ったろ?俺とお前二人っきりで行くってな!」

戦士「作戦じゃねぇだろ…それは!」

騎都尉「ふっははは!悪いな!チマチマしたのは大嫌いなんだよ」

戦士「…まぁ、悪くはねぇよ」

騎都尉「へっ!上等…!死ぬなよ?」

戦士「悪運は強い方でな…!安心してくれ」

騎都尉はニッコリと微笑み、大声で笑った。
41 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:36:29.95 ID:8XcRBC2o
〜東の街〜

老文官「では…行って参ります」

三男「うむ」

白馬騎士「書簡をお頼み致します」

老文官「…う、うむ」

テクテクテク…

側近「だ…大丈夫であろうか?」

三男「…?」

若文官「東に捕えられたりしないだろうか…」

白馬騎士「奴らとてそこま落ちぶれてはおりませぬ…」

召喚士「……」

白馬騎士「もし仮にそうなったとしたら……」

側近「……なんだというのだ?」

白馬騎士「…いえ」

剣士「……」
42 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:37:00.55 ID:8XcRBC2o
白馬騎士「とにかく、老文官殿の帰りを待ちましょう」

三男「…うむ」

白馬騎士「……では」

テクテクテクテクテク…

召喚士「あの……?」

白馬騎士「…?」

召喚士「老文官さんの事ですが…」

白馬騎士「…」

召喚士「まさか最初から……」

白馬騎士「何を仰っておられるのか…さっぱり…」

剣士「老文官さんが戻られなかった場合は…どうするおつもりで?」」

白馬騎士「当然…奪還に向かいます」

召喚士「大義名分ですか……」

白馬騎士「人聞きの悪い事を仰られますな…」

白馬騎士は一礼し、その場を立ち去った。
43 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:37:44.60 ID:8XcRBC2o
〜分かれ道〜

パカラッパカラッパカラッ…

老文官「……」

老文官の駆る馬の前に複数頭の騎馬隊が現れる。

弓将軍「…止まれ」

老文官「……」

弓将軍「大人しくこちらへ……」

老文官「……」

パッカパッカパッカ…

弓将軍「よし…。周囲を見張っておけ」

弓隊「ははっ!!」

弓将軍「……それで?」

老文官「……ああ」

老文官は衣服と変装を取り、その場に脱ぎ捨てる。

弓将軍「…ふむ。書簡か」
44 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:38:35.46 ID:8XcRBC2o
カサッ‥カラカラッ…

弓将軍「引き渡し要請は拒否と…」

弓隊「将軍!!なにやら不審な馬が…!!」

弓将軍「何…?」

パッカパッカパッカ…

弓隊「止まれ!!何用か!?」

魔道士「あ…あの…!」

盗賊「……東の街に」

弓隊「…東へ?これまた一体何故…?」

魔道士「あ、あの…仲間が囚われ…」

ザッザッザ…

弓将軍「…異国の者?まさか…?」

魔道士「あ…あの…」

盗賊「……」

弓将軍「東だと?西へのワーカーではないのか?」
45 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:39:12.86 ID:8XcRBC2o

ザッザッザ…

盗賊「…き、貴様!!」

魔道士「あの時の…!?」

影忍「ほう。これは藤蔵の姫とそのお仲間か…」

弓将軍「変装を解いたからといって…あまり人前に…」

影忍「こいつらは顔見知りだ。問題はあるまい」

弓将軍「そう…か」

魔道士「あ、あの…何が何だか…」

盗賊「……」

弓将軍「君らは東へ行くと申したな?」

魔道士「ええ…」

弓将軍「それは得策ではないな…」

魔道士「そう…なんですか?」

弓将軍「今や東は魔物に棲みつかれ…正常とは言えぬ…」

盗賊「…しかし仲間が…っ!!」
46 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:39:59.92 ID:8XcRBC2o
影忍「……将軍」

弓将軍「ああ」

弓将軍は書簡を二人に見せる。

盗賊「…!?」

魔道士「これって…!」

弓将軍「先程西より入手した書簡だ」

魔道士「引き渡しを…拒否!?」

弓将軍「そうだ」

魔道士「じゃあ尚更行かなくては!!」

弓将軍「慌てるな。よく考えてみろ」

魔道士「えっ…?」

弓将軍「引き渡しを拒否という事は…両者とも人質として生かしている…」

盗賊「…つまり…殺す気はない!」

弓将軍「そう。利用価値のある限りな」

魔道士「そ…それが何か…?」
47 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:40:29.17 ID:8XcRBC2o
弓将軍「東西はこれから交戦に入るであろう…」

盗賊「……」

弓将軍「我ら北は、その間隙を突く…!!」

魔道士っ!!」

弓将軍「両者が疲弊して隙を突いて…この戦いを終わらせる」

盗賊「……なるほど」

弓将軍「その際に両方から仲間を助けだす」

盗賊「…協力しろ…と?」

弓将軍は黙って頷く。

魔道士「…皆、無事で助かりますか…?」

弓将軍「無論。無益な殺生はこちらもしたくはない…」

盗賊「……」

影忍「…何だ?」

盗賊「…何故北に…協力を…?」

影忍「お前には関係のない話だ…」
48 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/20(土) 23:40:55.38 ID:8XcRBC2o
盗賊「……」

影忍「……以前より交流がある。それだけだ」

盗賊「……そうか」

魔道士「どうします…?」

盗賊「…魔道士は…どうしたい?」

魔道士「私は……信じたいです。皆を…助けたい!」

盗賊「……分かった。呑もう」

弓将軍「助かる。では一旦北へ戻ろう」

弓隊「こちらの馬をお使い下さい」

魔道士「ありがとうございます」

パッカパッカパッカ…

弓将軍「…これで良いか?」

影忍「上々の出来。これでこちらも動きやすくなった」

弓将軍「咄嗟の機転であったが…思わぬ駒が手に入ったな」

影忍「ああ…。それでは後処理に行ってくる…」
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/21(日) 00:01:29.32 ID:OvJx3hs0
魔導師ちゃんちゅっちゅ
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 00:26:45.44 ID:x38eG6DO
>>1乙!
忙しいのに投下してくれてありがとうなんだぜ!
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 02:08:35.39 ID:qdXa.EDO
一乙っす〜
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/21(日) 10:01:46.69 ID:QFHe5u20
パーティー同士で戦うのだろうか…
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 11:59:53.47 ID:Y3kUjUDO
戦士に対する嫉妬爆発な召喚士さん
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 19:16:38.83 ID:Y3kUjUDO
召喚士〜
55 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 19:35:58.37 ID:1p0p9KQo
あの…パソコンにお詳しい方いらっしゃいますでしょうか?

メモ帳で書き溜めしてたら急にPCの電源が落ちて…あの…
復元は無理ですよね…ははっ。ちょっと泣きそうです…orz
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 19:37:10.32 ID:SwRiwP2o
>>1
保存して無いなら無理ぽ

涙拭けよ、きっとPCも少し安めっていってるんだよ
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 19:39:46.08 ID:1nl8.GAo
Windows付属のメモ帳なら無理
エディタ系統ならなんとかなるかもって今ググったらあった
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 20:03:22.58 ID:Y3kUjUDO
何もできないけど慰めたげるからおいでよ
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/02/21(日) 20:17:20.26 ID:1p0p9KQo
ありがとうございます。削除ならなんとかなりますが
保存前はやはり無理ですよね…。Win付属のメモ帳ですたorz
心が完全に折れる前になんとか頑張ります。ありがとうございました
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 20:26:46.11 ID:x38eG6DO
長時間保存してなくて強制終了とかはマジで凹むよな…
今日は切り替えてお休みの日でもいいんじゃないか?

あんまり根詰めすぎて精神的に参らないように気をつけてな
これからも楽しみにしてるぜ!>>1乙!&イ`
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 20:51:48.28 ID:tjkcMyco
一太郎はかなりの確率で強制終了直前までバックアップされてた
付属のATOKもIMEより数段頭が良いのでお勧め

500円で買った10数年前の一太郎でも使い勝手良かったよ
62 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:24:04.92 ID:1p0p9KQo
〜北の街〜

パッカパッカ…

魔道士「東の街と作りが一緒ですねー」

盗賊「…そうだな」

魔道士「やっぱり東方にも似てますよね…」

盗賊「…昔は…一緒だったのかもな」

〜寺〜

弓将軍「こちらだ。ついて参られよ」

盗賊「…寺」

弓将軍「この街には軍事施設の類がなくてな…」

魔道士「…なるほどですね」

弓将軍「それに次男様は……」

盗賊「…?」

弓将軍「…いや、参ろう」

三人は本堂の一室へと入って行く。
63 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:24:31.98 ID:1p0p9KQo
魔道士「お邪魔します」

盗賊「……」

弓将軍「戻りました」

襖の向こうより若い男の声が聞こえる。

次男「ああ。お客人かな?」

弓将軍「先日起きた東の件における関係者との事です」

次男「…ほう」

弓将軍「更には影とも顔見知りのようで…」

次男「そうか。しばし待たれよ…」

カラッ…パタンッ…

次男「お待たせ致しました。次男、と申します」

魔道士「魔道士と申します。お見知りおきを」

盗賊「…盗賊と申します」

次男「これはお二人とも素敵な声だ。さぞお美しいのであろう。はははっ」

盗賊「そっ、そんな…事っ!!」
64 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:25:08.25 ID:1p0p9KQo
次男「して、影は?」

弓将軍「はっ、現在は別任務を…」

次男「別任務…?何だそれは?」

弓将軍「東西の緊張は最早限界に達し、調査を…」

次男「承知した。そう声を荒げるでない」

弓将軍「はっ、し…失礼致しました」

次男「お嬢様方もお困りではないか…」

魔道士「いやっ、あ…あの…」

次男「ふむ。…おい、杖を持て」

世話役の少年が駆け寄り、次男へ杖を手渡す。

弓将軍「次男様…?」

次男「案ずるな…お嬢様方へ庭自慢だよ。ははっ」

盗賊「……」

次男「…と、言うわけですが。散策のお相手などなど宜しいですかな?」

魔道士「はいっ!喜んで…!エヘヘ!!」
65 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:25:35.01 ID:1p0p9KQo
〜西の街、宮廷〜

ヒュンッ……カッ!!…ビイィィンッ

衛兵「矢…!!敵襲か!?」

一人の衛兵が矢を柱から抜き、手に取る。

衛兵「いやっ!これは…矢文か!」



側近「……っ!!」

グシャグシャッ…バンッ!!

召喚士「そ…そんな…っ!!」

剣士「老文官さんが…殺された!?」

若文官「此度の事、いかがなさるおつもりか!!」

白馬騎士「まさか…ここまで…っ」

三男「…うぅ…!老文官がぁ…」

白馬騎士「……」

召喚士「…」
66 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:26:05.68 ID:1p0p9KQo
白馬騎士「分かりました。私は職を辞任致します」

剣士「!?」

若文官「何を仰る…!!」

白馬騎士「老文官殿を死なせた原因は私にあります…ですから…」

側近「し、しかし…!そちが辞任したら誰が軍事指揮を…」

白馬騎士「お二人がいらっしゃるではありませんか」

若文官「我らは戦の事などからっきしだ…。とてもじゃないが…」

側近「う、うむ…!」

白馬騎士「…三男様はいかがお考えで?」

三男「み、皆に任せるよ…っ!」

白馬騎士「………」

召喚士「……」

白馬騎士「分かりました。そこまで言って頂けるのであれば…」

側近「しかし…東の奴らここまでやりおるとは…!」

若文官「長男様には申し訳ないが…最早魔物と同類であるな」
67 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:26:32.97 ID:1p0p9KQo
白馬騎士「不本意ながら大義名分は得ました。早々に仕掛けましょう」

召喚士「戦いですか!?」

側近「しかしな、未だに戦力差が…」

白馬騎士「老文官殿がころされたのですぞ!?」

若文官「分かっておる…!」

白馬騎士「だからこその好機ではありませんか!」

側近「……」

白馬騎士「密偵は共に放っているはずです。軍備は漏れているでしょう」

剣士「…逆手に取ると?」

白馬騎士「左様。こちらの準備が完全ではない今…」

召喚士「東は打って出ると…考えてはいない…?」

白馬騎士「その通りです。後ほど早速…軍議を進めましょう」

側近「やはり北の協力は得られないものか…」

カタッ…

召喚士「!?」
68 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:27:12.96 ID:1p0p9KQo
剣士「…どうかした?」

召喚士「いや…。今、何か気配が…」

剣士「…?」

白馬騎士「次男様の性格からして…難しいでしょうね」

若文官「不戦なら万々歳であろう」

白馬騎士「続きは軍議にて…。お二人もぜひご参加を」

召喚士「…はい」

三男「頼むぞ!白馬騎士!!」

白馬騎士「命に代えても…。そして長男様も無事…!」

〜西の街〜

ヒュバッ…タンッ!!…スタッ…

影忍「……任務完了」

スタスタ…

影忍「俺の気配に気づくとは…。あの召喚士…ふふっ。面白い!」

シュバッ!!…タタタタッ…
69 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:27:38.69 ID:1p0p9KQo
〜北の街、寺〜

次男「いかがですか…?」

魔道士「うわぁ…!凄い綺麗ですー!!」

盗賊「…風情が…あります」

次男「それは良かった。まぁ目の見えぬ私にとっては宝の持ち腐れですがね。ははっ」

魔道士「ご病気ですか…?」

次男「んー…、まぁそうですね…はははっ」

盗賊「……」

次男「ところで皆様は何故魔物を南方へ…?」

魔道士「あの魔物さん達は…良い魔物さんなんです!」

次男「良い魔物?」

盗賊「…魔王軍を離反した」

次男「そんな…!?有り得るのですか…?」

魔道士「はい…。本当の事です!」

盗賊「…そんな魔物が…他にもおるのだ」
70 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:28:15.29 ID:1p0p9KQo
次男「魔物が改心し…魔王を見限るなど…」

魔道士「しかも…南方にはその大きな勢力があります…!」

盗賊「…我らはそこへ…誘導したのだ」

次男「…にわかには…信じ難いですね」

盗賊「…だろうな。…だが、真実だ」

魔道士「ご迷惑をお掛けい致しました…」

次男「いや、それは構わぬが…そうか。それで東が…」

魔道士「…?」

次男「今や東は多数の魔物が入り込んでおります」

魔道士「っ!!」

次男「成程な…うまく利用されたか…!」

盗賊「…戦が…始まる」

次男「さて…戻りましょうか」

魔道士「あ…は、はいっ!」

盗賊「……」
71 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:28:57.11 ID:1p0p9KQo


次男「なんとか東西の戦を食い止めるぞ」

弓将軍「お待ち下さい!それは最早困難な状況かと…!」

次男「何がだ…?」

弓将軍「東が異国の二人を引き渡せと書簡にて要求致しました」

次男「…それで?」

弓将軍「西はその要求を書簡にて拒否」

盗賊「……」

弓将軍「更には使者を斬り伏せたとの情報が…っ」

魔道士「!!」

次男「兄上が…!?どこまで堕ちれば気が済むのだ…」

弓将軍「両者はまさに一触即発。和平の使者すら通せる自信が…」

次男「やってみなければ分からんだろう…!」

弓将軍「かなりの危険が伴います!ここは何とぞ…っ!」

次男「…静観せよと申すか。くそ…不甲斐ない…」
72 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:41:11.82 ID:1p0p9KQo
今日はここまでにて…はぁ。本日もご支援ありがとうございました!
それでは、お休みなさい!ノシ
73 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/21(日) 23:41:55.76 ID:1p0p9KQo
〜オマケ〜
     ____  
   /      \
  /  ─    ─\ 
/    (●)  (●) \ 次回はいよいよ俺の出番だお!
|       (__人__)    |  
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |  
  \ /___ / 
     ↑【戦士】 

            / ̄ ̄\
          /   _ノ  \
          |    ( ●)(●)   
          |     (__人__)   てめーしっかり働けよ?
             |     ` ⌒´ノ   
              |         }    
              ヽ        }
            ヽ、.,__ __ノ
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::
          ↑【騎都尉】

      ____  
    /     \
   /  ─    ─\      
 /    (●) (●) \   勿論だお。しっかり働くお!
 |       (__人__)    | 
 \     ` ⌒´   /    
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||


        / ̄ ̄\   
      / ∪    \      ____
      |::::::        |   /      \  
     . |:::::::::::  ∪  |  / ⌒   ⌒  \                  
       |::::::::::::::    |/  (●) (●)   \  それで…なにすればいいんだお?
     .  |::::::::::::::    } |    (__人__)     | 
     .  ヽ::::::::::::::    } \   ` ⌒´     _/ 
        ヽ::::::::::  ノ   |           \
        /:::::::::::: く    | |         |  |
-―――――|:::::::::::::::: \-―┴┴―――――┴┴――  
         |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 23:49:20.22 ID:qdXa.EDO
ワロタ
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 23:50:16.90 ID:RFqmBPso
矢文を使う意味がわからんのだが
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/21(日) 23:57:30.91 ID:aAq5dOE0
>>73
ちょww戦士wwwww

麻雀編は終わったのか…?
だとしたら召喚士は焼き鳥…
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 00:04:50.76 ID:J20yBwAO
魔導師と盗賊ちゃんホイホイついて行きすぎだろ…
こんな尻軽女だったとはな

もう俺は白虎先生しか見えないチュッチュッ
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 00:56:40.32 ID:UeMuCgDO
召喚士&剣士、戦士、魔道士&盗賊
この3ptだとやっぱり召喚士&剣士が戦略的には強いのかな
剣士は主役組に差をつけられてるけど召喚士と相性いいだろうし
でも主役組の中だと召喚士がある意味一番弱そうww
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 01:10:16.83 ID:6Kzno6DO
災難だったな>>1乙!
みんなの配置が終わって明日からいよいよって感じか!
楽しみにしてるぜー!
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 01:28:46.75 ID:Z2SyroAO
>>57
せっかくだから検索結果書いていってくれよ
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 08:39:27.22 ID:QpeWfEQ0
1乙。
災難でしたな。
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 11:37:43.67 ID:vAM71Sko
東(長男) 戦士騎都尉 夫人金銀が暗躍 悪役? 西と戦争
西(三男) 召喚剣士白馬  東と戦争
北(次男) 魔道士ちゃん盗賊弓将軍 影忍が絡んでる 戦争傍観 

であってる?
おつむ弱いから三つ巴でこんがらがってきた…
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/22(月) 11:50:55.41 ID:22MyzCso
北は傍観じゃなく、弓による積極的な漁夫の利狙いだろう
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/02/22(月) 17:02:20.90 ID:i9DIZb2o
>>82
そんな感じです。魔道士のみちゃん付けなんですね!

↓続き
85 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/22(月) 17:02:57.34 ID:i9DIZb2o
〜北の街、宿〜

魔道士「あの…お気になさらずとも…」

弓将軍「次男様より丁重に扱えとの言伝だ」

盗賊「…それは…どうも」

弓将軍「明朝、使いの者を派遣する故…」

盗賊「…分かった」

弓将軍「なにかあればこの護衛に申しつけよ」

魔道士「あの…護衛なんて別に…」

弓将軍「このような情勢だ。客人を守れぬなど我らの恥」

衛兵「お任せ下さい。この宿は貸切です」

弓将軍「小さい宿だ。衛兵二人で申し訳ないが…」

衛兵「宿内へは鼠の一匹すら入らせませんよ!」

弓将軍「ではまた明日。失礼致す…」

ザッザッザ…

盗賊「……」
86 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/22(月) 17:06:02.13 ID:i9DIZb2o
〜部屋〜

魔道士「なんだか申し訳ないですね!」

盗賊「…ん?」

魔道士「こんな待遇までして貰っちゃって…」

盗賊「…ちょっと違うぞ」

魔道士「…ふぇ?」

盗賊「…表面上は大切な客人として扱っているが」

魔道士「……」

盗賊「…監視。人質に近い扱いだな」

魔道士「そうなんですか!?」

盗賊「…ああ。外の衛兵がいい例だ」

魔道士「…まさか…私たちが逃げないように?」

盗賊はコクンと頷く。

魔道士「…そんな」

盗賊「…利用されているんだ」
87 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/22(月) 17:06:33.71 ID:i9DIZb2o
魔道士「でもっ、そんな人には見えませんでしたよ!?」

盗賊「…次男…殿はな」

魔道士「まさか……」

盗賊「…分かれ道で聞いた話と次男殿の思惑」

魔道士「はい」

盗賊「…どうも食い違いがある気がしてならぬのだ」

魔道士「…確かに。違和感は感じます」

盗賊「…あと一つ、…気がかりなのは」

魔道士「…?」

盗賊「…影。何故…ここにおり…彼らに手を貸しているのか」

魔道士「そうですよね…」

盗賊「…この戦い。…何か裏がある」

魔道士「国の王子同士が戦うなんて…おかしいです」

盗賊「…ああ」

魔道士「なんとか…力になりたい…!」
88 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/22(月) 17:06:59.62 ID:i9DIZb2o
〜屋敷〜

ヒュンッ…スタッ…

弓将軍「…戻ったか」

部屋で書物を読む弓将軍の姿が、蝋燭の灯りを通し襖に写る。

影忍「…無事遂行した」

弓将軍「ご苦労。動きそうか?」

影忍「早ければ明日にも動くだろう」

弓将軍「…決して悟られてはおらぬであろうな?」

影忍「当たり前だ」

弓将軍「我らは最後まで正義であらねばならぬ!」

影忍「…正義…ねぇ」

弓将軍「明日より忙しくなる…。頼んだぞ」

影忍「……」

シュバッ!!…

影忍「…俺にとっては…どうでもいい事だ」
89 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/22(月) 17:07:52.45 ID:i9DIZb2o
〜西の街、宮廷〜

召喚士「失礼します」

白馬騎士「こちらへどうぞ」

剣士「はい」

白馬騎士「揃ったようなので始めます」

側近「我らは戦闘においては役立たず…」

白馬騎士「我らで決めても宜しいですかな?」

若文官「兵站についてはお任せ頂ければ…」

白馬騎士「承知致しました」

召喚士「……」

白馬騎士「明日…仕掛けます」

剣士「!?…早急なのでは?」

白馬騎士「だからこそです」

召喚士「強引…ではないのですね?」

白馬騎士「7割程の力は出せるかと…」
90 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/22(月) 17:08:26.95 ID:i9DIZb2o
側近「7割…。それで東を叩けるのかね?」

白馬騎士「明日なら相手の戦力は半減以下」

剣士「それでほぼ互角と…?」

白馬騎士「…何もなければですが」

召喚士「…」

白馬騎士「その為のお二人です」

召喚士「…頑張ります」

白馬騎士「明朝日の出前に、分かれ道手前まで進軍します」

若文官「分かれ道に踏み込めば勘付かれるからな…」

白馬騎士「ここで騎馬隊が一挙に突撃します」

剣士「大丈夫ですか?」

白馬騎士「奇襲ですし、人間相手でしょうから問題ありません」

召喚士「……」

白馬騎士「そのまま東の街の西門を制圧します」

若文官「兵站が伸びすぎやしないか?」
91 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/22(月) 17:09:12.83 ID:i9DIZb2o
白馬騎士「北さえ動かねばあまり気にする事もないでしょう」

召喚士「俺達は…?」

白馬騎士「後続より続いてください」

白馬騎士は地図を指差し、二人を見る。

白馬騎士「西門制圧の後に合流を。おそらく魔物が出るはずです」

召喚士「分かりました…」

白馬騎士「ここで騎馬隊は一旦退かせます」

剣士「……」

白馬騎士「後はお二人…そして私で魔物の撃退を」

召喚士「三人で凌げますか?」

白馬騎士「これはあくまで囮です」

剣士「囮…ですか?」

白馬騎士「ええ。敵の親玉を引きずり出す為の…」

召喚士「…なるほど」

白馬騎士「我らの狙いは魔物の総大将です…!」
92 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/22(月) 17:09:39.26 ID:i9DIZb2o
側近「…総大将…討てるか…?」

白馬騎士「総大将出現を合図に、騎馬隊を再出陣させます」

剣士「……」

白馬騎士「これで雑魚を一掃し、魔物を完全に封じ込めます」

召喚士「被害は西門のみに留め…効率も良いですね」

若文官「失敗は許されんな…」

白馬騎士「細かな連携がカギとなります!」

剣士「そうですね。伝達は早めにした方が良さそうです」

白馬騎士「作戦開始は6時間後。正門より出発します!」

召喚士「分かりました」

剣士「いよいよですね…」

白馬騎士「明日、魔物を殲滅し…南東国に再び華を…!」

若文官「側近殿、我らは補給の手配を!」

側近「うむ。三男様へも報告して来よう」

一同は軍議を終え、各々の準備へと取り掛かる。
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 21:49:42.33 ID:Rnr7jcAO
盗賊ちゃん明日試験の俺に御言葉を下さい
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 22:06:54.27 ID:ohZlHPMo
じゃぁ僕は魔導士ちゃんからほしいです
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 22:35:29.97 ID:Z2SyroAO
俺は召喚士から励ましの言葉をかけて欲しい

ところで10分程前に22年2月22日22時22分22秒だったんだな
家族が話してたけど俺はその時風呂から上がった所でしたww
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/22(月) 22:36:30.37 ID:JTbWd/Yo
おかげさまでvipつながらねーよ
こんなネタにどんだけ盛り上がってんだよちくしょう
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 22:40:48.59 ID:3zHP7kQo
ウコムはいつもゲラハかジャミルだったな―
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 22:41:24.96 ID:3zHP7kQo
誤爆
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 23:26:30.34 ID:vpReasAO
サガかなんかか
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/22(月) 23:48:15.47 ID:K4Y.vZ.o
ロマサガ1だね
101 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/22(月) 23:51:47.13 ID:QnaMkhEo
〜東の街、宮廷〜

ザッザッザ…

騎都尉「……」

戦士「…なぁ」

騎都尉「あん?」

戦士「……」

騎都尉「本当にこれでいいのか?」

戦士「!?」

騎都尉「そんな顔だな。何度も言うが…」

戦士「お見通し…ってか」

騎都尉はそっと微笑む。

戦士「本当に良いんだよな…」

騎都尉「何が正しいのかなんてやってみにゃ分らんよ」

戦士「……」

騎都尉「勝利者のみが正義を得る。そんなもんだろ」
102 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/22(月) 23:52:48.76 ID:QnaMkhEo
ザッザッザ…

騎都尉「お前はこの馬を使え」

戦士「…分かった」

騎都尉「それとも、コイツに乗ってみるか?」

戦士「……」

騎都尉「いい馬だろ。気性は荒いが…強い!」

戦士「…良い瞳だ。俺にはとても扱えそうにない」

騎都尉「…しっかり付いて来いよ」

戦士「ああ。そのつもりだ」

騎都尉「まずは俺ら二人…一点突破で突きぬける」

戦士「…一点…突破」

騎都尉「期待してるぞ?お前の力…」

戦士「俺は…いt¥や、やるしかないか」

騎都尉「4時間後に発つ。準備をしておけ」

戦士「…分かった」
103 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/23(火) 00:02:30.57 ID:s1X5Q9Ao
〜奥の間〜

金角「いよいよ開戦ですな」

銀角「まさかここまで事がおおきくなるとは…ふふふ」

金角「予想以上の結果となりましたな…!」

夫人「うふふっ…。どうなることやら…」

銀角「騎都尉が何やら張り切っておる模様…」

金角「どれ、本隊と後詰の手配でも始めるかの…」

銀角「動かしますかな?」

夫人「まだ人間だけでよかろうて…」

金角「では、我らはこれにて…」

銀角「失礼致しまする」

スッ…

夫人「…うふふ」

夜空に浮かぶ月明かりが、庭の池へとぼんやりと映し出される。

夫人「まもなく…開戦♪」
104 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/23(火) 00:07:07.10 ID:s1X5Q9Ao
〜西の街、正門〜

パッカパッカパッカ…ドドッ

白馬騎士「よし…。整列したな」

剣士「……」

召喚士「…」

白馬騎士「これより東に対し、宣戦を布告する!」

騎馬隊「…っ!!」

白馬騎士「魔物と結託し、華国を混乱へと招き…」

側近「……」

白馬騎士「挙句、老文官殿を抹殺。暴挙極まりない!」

若文官「……」

白馬騎士「このまま静観すれば更なる力をつけ…武力行使で潰されるであろう」

召喚士「……」

白馬騎士「そうなる前に、こちらから叩く!!」

騎馬隊「おぉ!!」
105 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/23(火) 00:10:21.29 ID:s1X5Q9Ao
白馬騎士「今や東に残る軍人は、魔物の存在を知っている」

剣士「…?」

白馬騎士「魔物と同様と思え!躊躇するな!!」

騎馬隊「おおっ!!」

白馬騎士「華国と後継者であられる三男様の為に…」

バッ!!

白馬騎士「行くぞっ!出陣っ!!」

騎馬隊「うおぉ!!」

パッカパッカパッカ…パッカ…

三男「……」

側近「さぁ、三男様は皆の帰りを祈り待ちましょう」

三男「…う、うむ」

若文官「我らは兵站の準備を…!!」

側近「そうであるな。急ごう」

テクテクテクテクテク…
106 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/23(火) 00:13:04.96 ID:s1X5Q9Ao
〜北の街〜

ヒュバッ…スタッ…

影忍「…動いたぞ」

弓将軍「…まことか!?」

影忍「西の連中が日の出前に出陣を開始した」

弓将軍「…狙い通りだな」

影忍「奇襲をかけるつもりらしいが……」

弓将軍「何か問題が…?」

影忍「…東も既に動いておる」

弓将軍「ほぉ…」

影忍「事態は予想以上に早いぞ」

弓将軍「…次男様は?」

影忍「寺でご就寝だ」

弓将軍「……軍備を整えておく。いつでも動けるようにな」

影忍「承知した。…逐一報告する」
107 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/23(火) 00:16:20.15 ID:s1X5Q9Ao
シュバッ!!……

弓将軍「…面白うなってきたぞ…!!」

〜分かれ道〜

パッカパッカパッカ…

騎馬隊「進軍停止ーっ!!」

白馬騎士「よし…今より編成を……ん?」

騎馬隊「将軍…!何やら人影が…!?」

パッカパッカパッカ…

白馬騎士「馬が二頭…!?」

パッカパッカパッカ…

騎馬隊「……あっ…あぁ…!!」

パッカパッカパッカ…

騎馬隊「あの…赤馬は…!?」

騎都尉「……よぉ!!」

白馬騎士「騎都尉っ!!」
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/02/23(火) 00:27:24.31 ID:s1X5Q9Ao
それではここまでにて…ご支援感謝でございます!
それでは、おやすみなさい!ノシ

〜オマケ〜

盗賊「し、試験…頑張ってな!おっ、お前なら…きっとその…だ、大丈夫!」

魔道士「明日試験だそうですねっ!」

クルクルッ…クルンッ

魔道士「合格のおまじないです!頑張って下さいねっ!エヘヘ!」

召喚士「皆さん…頑張りましょう!努力はきっと報われます!」

〜オマケ2〜

リザード「…ちっ、ツモれねぇか!」

召喚士「ポンッ!(空テンのくせに何を…!)」

召喚士、リザードの八索をポン。

スケル(バッカヤロウ!緑一色まっしぐらじゃねぇか!!)

ゴルリン(二、四索が手元に一枚…六索は見えねぇな)

リザード(充分あるぞ!32000点…!!)

召喚士「……」

〜行け、一索(コカトリス)!!続く〜
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/23(火) 01:07:55.52 ID:WRQhKLU0
乙!
本編もおまけも気になる終わりかただ
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/23(火) 01:26:41.94 ID:ODf5lFw0
戦士のやる男率が急上昇wwwwwwwwww
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/23(火) 03:46:42.72 ID:XlDA5gAO

112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/23(火) 06:54:44.04 ID:dVbG3IAO
盗賊ちゃんありがとう!盗賊ちゃんの応援は無駄にはしないよ!
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/23(火) 12:41:05.61 ID:WKsfdAAO
楽しい楽しい昼休み
あっという間の昼休み

さて、刺身にタンポポの花を乗せる作業に戻るか…
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/02/23(火) 16:39:45.14 ID:vLbtaNoo
こんにちは!今日は暖かいですね!
過ごし易くて非常に助かります!↓続き
115 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:40:15.08 ID:vLbtaNoo
騎都尉「…やっぱりな。お前ならこう出ると思っていた」

白馬騎士「毎度毎度…目障りな奴だ」

騎都尉「こっちの台詞だ。…行くぞ」

戦士「お、おう」

白馬騎士「たったの二騎?何を考えて……」

ドドッ!!

白馬騎士「一騎打ちか!?だが貴様の相手などしている暇はない!」

白馬騎士は迫り来る騎都尉に向け、槍をなぎ払う。

ヒュオッ!!…ブンッ!!

白馬騎士「何っ!?」

騎都尉「こちらとて貴様の相手をしている暇はない!」

ドドッ…ドドッ…

騎都尉「行くぞ!このまま突破する!!」

戦士「…!!」

白馬騎士「何だと!?止めろ!回り込め!!」
116 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:41:06.67 ID:vLbtaNoo
ドドッドドッドドッ…

騎都尉「うおりゃあああ!!」

ブンッ!!…ザシュゥッ!!…ザンッ!!

騎馬隊「くそぉ!止まらねぇ…っ!!」

騎都尉「はーっはっは!雑魚どもが…道を空けろぉ!」

騎都尉は行く手を遮る騎馬隊を、次々と戟で葬り進む。

騎都尉「斬りたくないんだろ?斬る必要はねぇ!」

戦士「……」

騎都尉「俺が道を拓く!そのまま続けっ!!」

戦士「くっ…。ああ!!」

騎馬隊「うわああぁ!!騎都尉だぁ!」

ザシュッ!!…ドスゥ!!…ブオンッ…ドシャア!!

騎馬隊「バ…バケモノだ!勝てるわけ……」

白馬騎士「たったの二騎だぞ!食い止めろぉ!」

騎都尉「さぁどけどけぇ!道を開けろ!はーっはっは!」
117 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:41:34.76 ID:vLbtaNoo


召喚士「何か騒がしいですね…?」

剣士「前線で何かあったのか?」

召喚士「まさか…敵…?」

ドオォォンッ!!…ビリビリビリッ!!

召喚士「!?」

剣士「この…威圧は!?」

騎馬隊「…うわああぁ!!」

ドドオォンッ…ドオォンッ…

騎馬隊「ひぎゃあああ!!」

召喚士「悲鳴!?それにこの音は…?」

剣士「やはり様子がおかしい!僕らも行こう!」

召喚士「はい!!」

タッタッタッタッタ…

二人は急ぎ乗馬し、前線へと向かう。
118 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:42:00.06 ID:vLbtaNoo
ドドッドドッドドッ…

召喚士「あれは…!?」

剣士「東の!騎都尉…!!」

騎都尉「はーっはっはっは!どけぃ!!」

召喚士「くっ!」

チャキッ!!

白馬騎士「させるかぁ!!」

ドドッ…ブンッ!!…ギキィィンッ!!

騎都尉「本当に…邪魔なヤツだなお前は…!」

白馬騎士「お前こそ…っ、さっさと消えろ…!」

ギチギチギチィ…チュインッ!!

両者は打ち競り合った後、間合いをとり同時に魔法を放つ。

ドドオォンッ!!ブシュウゥゥッ!!…

剣士「水蒸気!!」

召喚士「またか…!周囲が…」
119 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:43:06.24 ID:vLbtaNoo
召喚士はレイピアを手に構え、正面へ向ける。

召喚士「はぁ!!」

ゴウゥッ!!

剣士「突風で水蒸気を…飛ばしたのか!」

召喚士「いた!あそこだ!!」

騎都尉「うおりゃあ!!」

ガインッ!!…バシィ!!

白馬騎士「くぅ!!」

ドサァッ!!

騎都尉「さーて…トドメ……」

召喚士「はあっ!!」

ブンッ!!…ゴウゥッ!!

騎都尉「くっ…!風だと!?」

召喚士「剣士さん!」

剣士「おぉっ!!」
120 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:44:11.66 ID:vLbtaNoo
ババッ…ヒュオッ!!……キイィィンッ!!

剣士「くぅ…っ!防ぐとは…!!」

騎都尉「槍ならまだしも…剣なんぞ…!」

召喚士「まだまだぁ!!」

騎都尉「ちぃ!!」

剣士「召喚士くん!後ろだ!!」

召喚士「何っ!?」

ブオッ!!…チュイイィンッ!!

召喚士「…ぐぅ…!二人いたのか…!」

白馬騎士「なんとか…防いだか!」

召喚士は突如霧の中から突き出された槍を、

かろうじてレイピアで防ぐ。

召喚士「……っ!?」

戦士「その声…召喚士か…?」

召喚士「戦……士…!?」
121 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:44:40.05 ID:vLbtaNoo
召喚士が戦士の槍を、騎都尉が剣士の刃を受け止め、

徐々に水蒸気で出来た霧が晴れてゆく。

召喚士「何で…戦士…が?」

戦士「召喚士!?…それに…剣士さんも!」

騎都尉「ふん!」

バシッ!!

剣士「ぐぅ…!!」

騎都尉「あー、お前らあん時の…」

召喚士「……どうも」

白馬騎士「騎都尉、退け!さもなくば…」

騎都尉「お前に俺が討てるのか?」

白馬騎士「…討つさ」

騎都尉「……」

戦士「……」

騎都尉「お前はどうする?」
122 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:46:28.26 ID:vLbtaNoo
戦士「俺は……」

ブンッ!!…バキィッ!!

戦士「…っつう!!」

騎都尉「その二人を連れて去れ」

戦士「!?」

騎都尉「良かろう。退く代わりにお前も退け」

白馬騎士「それは無理だ」

騎都尉「分からんのか!」

白馬騎士「貴様こそ…何故そうも東に固執する!?」

騎都尉「……」

バッ!!…パッカパッカ…パカラッパカラッ…

戦士「!!」

白馬騎士「…奴の言う通り、退いて頂いて結構です」

召喚士「……」

白馬騎士「今のうちに南へお逃げ下さい」
123 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:47:42.28 ID:vLbtaNoo
召喚士「……しかし」

剣士「東にはまだ魔物がいるのでしょう?」

白馬騎士「……」

戦士「…」

白馬騎士「貴方達の目的は達成したでしょう」

戦士「だからみすみすこの状況を捨てて去れ…ってか?」

白馬騎士「他人の為になぜそうまで…」

召喚士「人の力を…信じたいからです!」

剣士「そう。なぜいがみ合わなければいけないのか…!!」

戦士「人だけじゃない!魔物だってそうだ!!」

白馬騎士「……」

召喚士「同じ志を持って…どうして一つになれないんです!?」

白馬騎士「それが分かれば…苦労はしないよ」

剣士「……」

召喚士「とにかく元凶である魔物は…倒します!」
124 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:48:10.63 ID:vLbtaNoo
〜北の街〜

弓将軍「東西の戦いが始まっております」

次男「…なんという」

魔道士「…」

盗賊「……」

弓将軍「我ら、これより分かれ道へと進軍致します!」

次男「何をするつもりだ…?」

弓将軍「両者が争えば国内への多大な被害は必須…」

影忍「……」

弓将軍「被害を最小限に留めたく…!!」

次男「ならば私も行こう」

弓将軍「何を仰います。ここはお任せを…」

次男「…分かった。ならば行って参れ」

弓将軍「ははっ。影、お客人。それでは……」

次男「お前の部隊のみで行け」
125 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/23(火) 16:49:50.36 ID:vLbtaNoo
弓将軍「…と…申しますと…?」

次男「影は私が雇った者だ」

影忍「……如何にも」

次男「それにお客人は正式に国の客人として扱っておる」

弓将軍「は…ははぁ」

次男「つまりは三名共に私の直下にある…という事だ」

弓将軍「……っ」

次男「お前に指揮権はない。…行けい」

弓将軍「……ははぁ!」

弓将軍は一礼し、寺を後にする。

次男「……」

影忍「……」

次男「さて、参ろうか」

魔道士「あ、あの……?」

次男「我らも戦場に…参ろう!」
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/23(火) 17:11:19.95 ID:WR.EtYDO
次男よく言った!
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/23(火) 17:38:18.32 ID:rhfTGYAO
次男カッコよすぎだろ
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/02/23(火) 18:40:06.73 ID:vLbtaNoo
それでは帰ります!久々に早く帰れる!
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/23(火) 18:48:19.77 ID:WKsfdAAO
次男イケメンすぎるだろ

てか王子に比べて三男は………

王子と歳の差いくつくらいなんだろうか
130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/23(火) 19:21:57.54 ID:j5XYHQ6o
王子?あぁあの小便たれの坊主か
三男のがマシだな
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/23(火) 22:58:58.46 ID:ehZ585go
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ,__     | 落ちろとまでは言いませんからよそでやってくれますように…
    /  ./\    \_________________________
  /  ./( ・ ).\       o〇      ヾ!;;;::iii|//"
/_____/ .(´ー`) ,\   ∧∧        |;;;;::iii|/゙
 ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄  (,,  ) ナモナモ   |;;;;::iii|
  || || || ||./,,, |ゝ iii~   ⊂ ヾwwwwwwjjrjwww!;;;;::iii|jwwjjrjwww〃
  | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 (  ,,)〜 wwjwwjjrj从jwwwwjwwjjrj从jr
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 00:59:40.98 ID:PRvbG.AO
初めて見たときはキトイより白騎士の方がずっと強いってイメージだったのに
今は完全に逆転してしまいもうした
133 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 01:30:55.31 ID:GGYw5Kko
ヒヒーン…ドドッ…カチャカチャカチャッ…

騎馬隊「左翼、配置を正せぇ!若干かかり気味だぞ!!」

剣士「……」

白馬騎士「三人は突撃後…そのまま宮廷へ」

剣士「分かりました」

白馬騎士「これで終わる…。やっと終わるんだ」

召喚士「…白馬騎士さん」

白馬騎士「…皆、これが戦いが正念場だ!!」

騎馬隊「おぉーっ!!」

白馬騎士「再び平和な華国を取り戻す為…」

戦士「……」

白馬騎士「各々方の命…私が預かるぞ!!」

騎馬隊「おおぉっ!!」

白馬騎士「全軍…目指すは西門なり…!進めぇ!!」

ドドォッ…
134 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 01:31:41.77 ID:GGYw5Kko
〜東の街、西門〜

ゴゴゴオォォンッ…!!

騎馬隊「西門が開きます…!!」

戦士「……!!」

ドドドオォォ…

剣士「結構な数ですね…!」

白馬騎士「騎都尉……!!」

騎都尉「……」

パッカパッカパッカ…

白馬騎士「しつこい男だ」

騎都尉「お互い様だろうが…!」

白馬騎士「だが今日ここで…」

騎都尉「全てが終わる…!!」

バッ!!…ドドッ!!

騎馬隊「続けぇ!!突撃いぃーっ!!」
135 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 01:32:09.08 ID:GGYw5Kko
剣士「よし。僕らは宮廷へ向かおう!」

戦士「道案内なら任せてくれ!内部までバッチリだ!」

召喚士「……よし」

召喚士は横を向き、白馬騎士を見つめる。

白馬騎士「うおぉ!!」

騎都尉「ふんっ!!」

キィンッ!!…ガイィィンッ!!…キィンキィンッ!!

戦士「召喚士!行くぞ!!」

召喚士「うん…!」

パカラッパカラッ…

白馬騎士「なぜ分からない!!」

騎都尉「何の話だ!!」

白馬騎士「お前ほどの男が何故魔物の……」

騎都尉「…ふざけんな!!」

チュインッ!!
136 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 01:32:57.62 ID:GGYw5Kko
白馬騎士「…!?」

騎都尉「俺がどんな思いで……」

白馬騎士「……」

騎都尉「全ては…長男様の…」

騎馬隊「将軍!城壁の上を!!」

白馬騎士「…!?」

騎都尉「バ…バカな!?」

パカラッパカラッ…

戦士「よし…!一気に門を抜けるぞ!!」

剣士「待て!!止まるんだ!!」

召喚士「!?」

剣士の声を合図に、三人は馬の足を止める。

剣士「城門の上……!!」

召喚士「あ、あれは…!?」

戦士「長男さんと…夫人達っ!!」
137 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 01:33:33.38 ID:GGYw5Kko


長男「……」

白馬騎士「長男様…!?」

騎都尉「何故…直々に…!!」

夫人「うふふっ…。いい眺めよの」

銀角「なんだ、随分押されておるではないか…」

騎都尉「なぜ長男様がご出陣なされておるか!!」

金角「ご本人直々の所望だ。のう?長男様」

長男「……ああ」

騎都尉「危険です…!ここは宮廷まで後退を…!!」

銀角「我らが付いておる。心配なさるでない…」

金角「それよりも随分と押されておるではないか」

騎都尉「……」

金角「手伝ってやろうか?のう?」

騎都尉「ちぃ…!!」
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 01:34:34.18 ID:BjEW52DO
おお!こんな時間に投下があるとわ!!
>>1乙!無理して身体壊さんようにな。
いつも面白い話を読ませてくれてありがとうなんだぜ!
139 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 01:36:06.02 ID:GGYw5Kko
白馬騎士「あの連中…魔物だな」

騎都尉「……ああ」

白馬騎士「成程。それでお前は長男様の下に…」

騎都尉「……」

白馬騎士「律義な男だな」

騎都尉「…ここは退いてくれ。頼む!」

白馬騎士「…何度も言わせるな。無理だ」

騎都尉「無益だ!この戦は余りにも…!!」

白馬騎士「それでも私は…三男様を死なせるわけにはいかんのだ!」

騎都尉「俺とて同じよ。長男様の為なら…お前を…」

金角「何をゴチャゴチャと語り合っておるか…!」

夫人「仕方ないわねぇ…」

スゥッ…

夫人「金角!銀角!」

夫人の声に金角、銀角が城壁より下に飛び降りる。
140 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 02:01:51.42 ID:GGYw5Kko
スタッ…ファサッ…

騎都尉「……」

白馬騎士「…」

スタスタスタ…

金角「我らが手を下す羽目になるとは…」

銀角「面倒な事よ…ふふふっ」

騎都尉「申し訳……」

金角「騎都尉。お主はその男の始末をせよ」

銀角「我らは雑魚を蹴散らし…このまま西を潰すかの…」

騎都尉「!!……か、畏まり…」

白馬騎士「……」

コクンッ

金角「ん?何を頷いて…‥」

ババッ!!

戦士「うおりゃあ!!」
141 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 02:02:20.60 ID:GGYw5Kko
金角「何っ!?」

ブンッ!!

突如金角の背後に現れた戦士が、十字槍を水平に薙ぎ払う。

銀角「金角!?…おのれ……っ」

剣士「こっちもだ!!」

召喚士「はぁ!!」

ビュオッ!!…サクゥッ!!

銀角「!?」

剣士「かすっただけか!?」

召喚士「くそ…っ!」

戦士「魔物と分かれば…こっちも本気で行くぜ!」

金角「人間風情が…!勝てると思うておるのか!!」

剣士「やってみれば分かるさ!」

銀角「その言葉…そっくり返してやるわ!」

召喚士「ふー……!!」
142 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 02:02:48.87 ID:GGYw5Kko
金角「どれ…少し遊んでやるか」

金角は腰に帯びた剣を手に取り、戦士の前に構える。

戦士「……」

ジャリッ…

金角「これはな、七星剣と言って一振りで…」

ビュオッ!!…ドゴオォォッ!!

戦士「!?」

金角「このように、大地をも切り裂く名刀だ。気をつけよ。くくくっ」

戦士「ご忠告どうも…!!」

銀角「あちらも始まったようだしこちらも……」

銀角は扇子を手に構え、二人を交互に見る。

銀角「お二人同時に参られるかな?」

剣士「ここは僕が…」

召喚士「いや…俺が……」

剣士「召喚士くんは…召喚の準備を!」
143 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 02:03:54.19 ID:GGYw5Kko
召喚士「……分かりました」

銀角「おやおや?宜しいので?」

剣士「はぁっ!!」

ガキィ…!!

銀角「せっかちな方だ…」

銀角は扇子で、剣士の刃を受け止める。

剣士「くっ…ぐぅ…!!」

銀角「あまり時間もかけていられないしな…」

そう言うと、銀角は左手を突き出し、剣士に向ける。

剣士「!?」

銀角「どうも非力で…。魔法が専門なんですよ…」

召喚士「まずいっ!!」

銀角「では……さようなら」

キイイィィンッ…

召喚士「行けっ!コカトリス!!」
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 02:09:56.42 ID:S1lpx5Qo
あれこれ最終回パターンの漢字だよ
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 02:33:40.46 ID:jniYWASO
この展開…要チェックやで!
146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/02/24(水) 02:34:50.91 ID:GGYw5Kko
やばい落ちてた…。すいません寝ますね!
ご支援感謝!それではおやすみなさい!ノシ

本日のオマケはお休みさせて頂きます。まことに申し訳ございません

>>144
そんな事ないですからね!大丈夫ですよ!
147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 03:16:25.02 ID:QWFrfMDO
乙っす
148 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 08:30:31.69 ID:g4lPkcDO
夜中までお疲れさまです

149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 10:23:02.71 ID:RcD/ukg0

やっぱり良いところでお預けなんだよなぁ…
150 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 12:42:11.86 ID:PRvbG.AO
>>1


いよいよって感じだな!

俺は魔導師ちゃんと2人でゆっくり結末を見守ることにするよ
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/24(水) 12:58:25.89 ID:Qnm2lRUo
このスレよく魔導師(62・♂)の愛人が沸くよな
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 13:30:44.45 ID:ELBJSIDO
前スレで誰も阻止しなかった魔道士(19・♀)と今でもチュッチュッ
153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 14:36:57.86 ID:lvkkj6AO
弓使いと流鏑馬したい
154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 14:41:33.93 ID:mjjZ.Y.o
的になってズドンされたいとか素晴らしい愛だな
155 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 15:04:10.33 ID:8w5ubZgo
戦士の武器フエール?
156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 15:11:42.88 ID:bbU/22DO
まさかそんな時間に更新してると思ってなかったorz

>>1乙です!
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 21:51:11.28 ID:EZnbDm2o
あれ?
158 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 21:59:38.73 ID:GGYw5Kko
シュイイィィン…

召喚士「コカトリス!!」

コカトリス「…おう!」

召喚した矢先、コカトリスが銀角めがけ飛びかかる。

銀角「……ちっ!!」

バッ!!

召喚士「剣士さんんっ!」

剣士「助かった…!すまない!!」

騎都尉「何だあれは…!?」

金角「…召喚獣か。面倒だな」

ブンッ!!

金角「……!」

戦士「余所見たぁ…余裕だな」

金角「余裕…?くくっ、当然であろう?」

戦士「…気にいらねぇな」
159 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:00:16.61 ID:GGYw5Kko
オオオォォ……

銀角「召喚獣か…初見だな」

コカトリス「……」

銀角「どれ……」

銀角は左手を構え、右手の扇子で扇ぎ始める。

剣士「…何だ?」

パタパタパタッ…ヒラヒラッ…

召喚士「花びら…!?」

銀角「ふふふ…っ!!」

ブオ゙オッ!!…ドドンッ!!…ゴオォォッ!!

コカトリス「まずい!!かわせっ!!」

銀角のの手元から舞う無数の花びらが、風に舞い襲いかかる。

剣士「なんだこれは…っ!」

花びらは突風に煽られ、手裏剣のように鋭く迫りくる。

召喚士「くそぉ!!」
160 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:00:59.44 ID:GGYw5Kko
ビュオッ!!…ゴオオォォッ!!

召喚士は必死でレイピアを振るい、突風を巻き起こす。

召喚士「剣士さん!今のうちにこちらへ!!」

剣士「ああ!!」

召喚士の巻き起こす突風が花びらを押し戻す。

銀角「ほお…。しかし魔力はこちらが上か…!」

ビュオオォォッ!!

コカトリス「ちぃ…!」

召喚士「一旦戻す!!」

コカトリス「おぉ!!」

シュイィィン…

召喚士は一度コカトリスの召還を解除し、

銀角の花びらを無傷で切り抜ける。

銀角「なかなかの判断力…。惜しい人材ですな」

召喚士「……くっ」
161 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:01:35.94 ID:GGYw5Kko
キィンッ!!ブンッ!!……ヒュオッ!!

戦士「らあっ!!」

金角「くくっ…!随分荒い槍捌きよの…」

ヒュオッ…キイィンッ!!

戦士「……くっそぉ」

金角「だから言うたであろう。余裕とかそういう問題ではない!」

ブンッ!…ドゴオォンッ!!

戦士「…雷切がありゃあ。……いや…違うな」

金角「得物のせいにするは…己の力量不足よ」

戦士「全くだ。魔物にしちゃ良い事言うぜ」

金角「くくくっ…。面白うないからなぁ…」

戦士「……」

金角「夫人!そろそろ軍を動かしなさいませ!」

夫人「……そうだの」

夫人は右手を頭上に上げ、ゆっくりと振り下ろす。
162 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:02:30.19 ID:GGYw5Kko
騎都尉「!?」

白馬騎士「…!!」

ドドドドドオオォォッ……

召喚士「これは…!?」

夫人の合図とともに、正門より魔物の群れが一斉に飛び出す。

戦士「ラクシャーサ!?」

召喚士「だけじゃない!他にも多数……」

金角「銀角。我らも早よう片付けるぞ」

銀角「そうであるな…」

ザッ…

召喚士「戦士!無事か!?」

戦士「剣士さん!アンタは魔物の群れを!!」

剣士「分かった…!ここは二人に任せるぞ!」

召喚士「はい…!!」

戦士「さーて、こっからはコンビ同士の戦いだ!」
163 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:03:20.47 ID:GGYw5Kko
ドドオオォォッ…

騎馬隊「ぐわああぁっ!!」

ラクシャーサ「蹂躙しろぉ!このまま西に…!?」

バシュッ!!

ラクシャーサ「…っ!!」

白馬騎士「……」

剣士「騎馬隊の指揮を!」

白馬騎士「ええ。貴方も馬で…」

剣士「はい」

白馬騎士「騎都尉!!」

騎都尉「…!!」

白馬騎士「この状況だ!もういいだろう!」

騎都尉「……」

白馬騎士「お前の力があれば、この……」

騎都尉「五月蠅い!!」
164 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:04:01.74 ID:GGYw5Kko
白馬騎士「……貴様、いい加減に…」

騎都尉「それでも俺は…長男様を裏切るわけにはいかんのだ!」

白馬騎士「魔物のちからを借りてまで…どこに正義があるか!」

騎都尉「正義など関係ない!勝者こそが正義!!」

白馬騎士「そうか…悲しいな」

騎都尉「……」

白馬騎士「…剣士さん」

剣士「…はい?」

白馬騎士「騎馬隊の指揮…お任せ致します」

剣士「…えっ!?」

パカラッパカラッパカラッ

剣士「白馬騎士さん!?」

白馬騎士「騎都尉…!ならばその言葉…」

騎都尉「良いだろう…!来いっ!!」

チュインッ!!…ガインッキィンッ!!…
165 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:05:03.86 ID:GGYw5Kko


金角「コンビ同士…?く…くくっくくく!!」

銀角「二対二で我らと戦おうと…?ふっふふふ!!」

戦士「召喚士…」

召喚士「…ああ」

戦士「みせてやろうぜ…」

金角「くっくく…お手柔らかに…!」

戦士「はぁ!!」

召喚士「行けっ!コカトリス!!」

シュイィン…バサッ…バサッ

銀角「出たな!!」

銀角は扇子を上空めがけ扇ぎ、突風がコカトリスを襲う。

金角「はぁ…っ!!」

戦士「召喚士!!」

召喚士「うんっ!!」
166 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:05:48.18 ID:GGYw5Kko
ヒュオンッ!!……ドゴオオォォッ!!

金角の七星剣により地面がひび割れるが、

戦士の声に合わせ、二人は跳躍し一撃を逃れる。

戦士「どっちだ!!」

召喚士「魔法っ!」

戦士「オッケー!!」

二人は割れる地面を飛び、銀角めがけ一直線に走る。

金角「二人で銀角を狙う気か…。やらせんぞ…」

ババッ!!

金角「!?」

コカトリス「喰らえっ!!」

ゴアオオォォッ!!

金角「……!!」

タンッ…シュバッ…ババッ…スタッ

コカトリス「……すばしっこい奴だ」
167 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:07:11.32 ID:GGYw5Kko
金角「鳥風情が…!目触りな……」

タンッ…タタッ…

戦士「うおりゃあ!!」

戦士は十字槍を大きく振り上げ、銀角めがけ振り下ろす。

銀角「させんよ!!」

ヒュオッ!!

銀角は対抗し、扇子を戦士目がけ一振りかざす。

再び突風が巻き起こり、カマイタチが戦士めがけ迫る。

戦士「ーっ!!」

銀角「避けない!?正気か……っ!」

召喚士「はあっ!!」

ブンッ!!…ゴオオォォッ!!

銀角「何ぃ!?またも風を…っ!?」

召喚士「一瞬押し戻すくらいなら…俺でも出来るさ!」

銀角「くっそ…ぉ!!」
168 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:08:02.70 ID:GGYw5Kko
戦士「らあぁっ!!」

ブオンッ!!…バシュウゥッ!!

戦士「浅いか!?」

ポタポタポタッ…

銀角「この銀角様に傷を……!?」

銀角は額を押さえ、戦士を睨む。

召喚士「行けっ!スキュラ!!」

シュイィンンッ…

スキュラ「そらよぉ!!」

ドドオオォォンッ!!…ゴゴゴ…ドザアアァッ!!

召喚されたスキュラは銀角に対し津波をぶつける。

銀角「ぐ…ぬぅ…!!」

金角「ちぃ…っ。銀角!!」

召喚士「コカトリス!!」

コカトリス「はあ!!」
169 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/24(水) 22:16:55.62 ID:GGYw5Kko
ゴアオオオォォ…

金角「くぅ…!邪魔を…っ!!」

戦士「よし、分断した!ここで一気に……」

銀角「……ふっふふふ…!!」

戦士「…?」

銀角「夫人…金角。お許しを…!」

ベキッ…メキョッ…ボゴォッ…!!

戦士「な…何だ!?」

召喚士「身体が膨れて……す、姿が…っ!!」

戦士の前に立つ銀角の身体が徐々に巨大化し、鬼へと姿を変える。

銀角「…ぐっふふふ!まさかここまでせねばならんとは…」

召喚士「…戦士!一旦下がってくれ!!」

戦士「…ああ!……コイツはヤバイ!」

夫人「おやおや…?もう真の姿を見せてしまうのかい?うふふっ」

城門の上で傍観する夫人がクスリとほほ笑んだ。
170 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/02/24(水) 22:20:28.28 ID:GGYw5Kko
こんばんは。投下遅くなってすいません…orz
そして今日はこれにて…明日は頑張りたいと思います
それでは、失礼致します!ノシ

〜オマケ〜

魔道士「あのー盗賊さん…」

盗賊「…ん?」

魔道士「出番…ないですね…」

盗賊「……そうだな」

魔道士「女性出ないっておかしくないですか?」

盗賊「……う、うーん」

魔道士「何ですか?女性向ですか?BLですか!?」

盗賊「…どっ、どうなんだろうな…はは」

魔道士「うー…こんなのおかしい。絶対おかしい」

盗賊「ま、まぁ…たまには休めて…良いんじゃないかな?」

魔道士「…こうなったらこっちは男性む……」

盗賊「わ、わーっ!ストップ!何でもないっ!お、おやすみ!ははっ!!」
171 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 22:23:06.98 ID:l2g8c52o
男性むに期待
172 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 22:23:33.71 ID:V7vKTV2o
どう見ても男性向けはあっちです本当にありがとうございました
173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 22:26:20.39 ID:1S1U8xoo
とりあえず乙ーww
174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 22:32:01.60 ID:EZnbDm2o
ここんとこ>>1は忙しいんかな? それとも花粉症で苦しんでるんかな?
無理矢理更新しなくても誰も文句言わないと思うんだけどなぁ……

疲れてるなら素直に休んでくれよ?
175 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/24(水) 22:33:19.51 ID:y3wVpjM0
1乙
コカちゃんとスキュラの同時召喚って何気にすごくね?
176 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/24(水) 23:06:24.53 ID:LTg5mnco
魔道士「男性むりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
177 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 23:14:01.54 ID:QWFrfMDO
ふぅ……
178 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 23:34:24.43 ID:ELBJSIDO
ハッ!まさか魔道士と盗賊のゆりゆりフラグ…!
179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 23:47:37.14 ID:PRvbG.AO
>>178
みなまで言うんじゃない
無論>>1乙もそのつもりだろうよ


それにしても魔導師ちゃんは本当に可愛いなぁチュッチュッ
180 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/24(水) 23:51:39.96 ID:yonCAAM0
最近、召喚士×魔道士のラブ成分が足りてない気がする
181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 01:38:49.44 ID:JqT3N.AO
白馬騎士と騎都尉のそれぞれの信念を内に秘めた激突
召喚士・戦士コンビの互いに分かり合い信頼し合う仲でのチームワーク、対照的な金角銀角の2人
何より騎馬隊総指揮による剣士の本領発揮

wwktkwwktkwwktkwwktk
182 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 08:43:27.47 ID:3G3pvMAO
スフィンクスに期待
183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 12:43:57.16 ID:z3kT8tE0
召喚獣が連携するのとか見てみたい
召喚士が魔翌力枯渇しそうだがww
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/25(木) 12:52:09.61 ID:aOvGLjgo
コカトリス→石化ブレス→スフィンクス

石化スフィ「朝は4本、昼は(ry」

モンスター「知るかぼけえええええ!」

ヒョイッパクッバーリボーリムシャムシャゲプッ
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/25(木) 16:16:27.90 ID:E4gFs6Mo
なにこいつ
186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/25(木) 16:19:03.06 ID:TeOoyck0
>>185
シー!!見ちゃ駄目よ
187 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 16:24:42.83 ID:tQGu8.DO
何がしたいのかさっぱりだが
スフィンクスたんは石化は効かない
188 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 17:00:09.08 ID:jTWFpUDO
189 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/25(木) 17:32:09.27 ID:JiAhFQDO
相当歯が硬いモンスターなんだな
190 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 18:06:58.00 ID:.VLff6AO
いつぞやの魔法剣士のやつと同じ匂いがする
191 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:29:07.81 ID:TUlpUAwo
ズンッ…ズンッ…

銀角「……もう容赦はせん。まとめて喰ろうてやるわ…!」

衛兵「銀角様が…お、鬼に…っ!?」

白馬騎士「化物め。正体を現したか…!」

衛兵「騎都尉様!!これは一体…!?」

騎都尉「…っ!」

白馬騎士「……」

衛兵「まさか銀角様や…金角様も魔物なのか!?」

騎都尉「うろたえるな!眼前の騎馬隊を……」

白馬騎士「剣士殿!!」

剣士「!?…そ、そうか!分かりました!!」

パカラッパカラッ…

剣士「東の兵士諸君に告ぐ!!」

衛兵「!!」

騎都尉「何だ…あいつ!?」
192 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:29:41.21 ID:TUlpUAwo
剣士「見よ!あの姿を…!!」

バッ!!

剣士「東は魔物を利用しているのではない!」

衛兵「!?」

剣士「既に魔物に利用されているだけなんだ!」

騎都尉「ちぃ…!あの男…っ!」

パカラッ…ドドッ!!

白馬騎士「動くな…。邪魔はさせぬ」

騎都尉「貴っ様ぁ…!!」

チャキッ…

白馬騎士「一寸でも動けば、この槍…突き刺す」

騎都尉「お前に出来るのか?」

白馬騎士「袂を分かち合ったお前を…」

騎都尉「そうじゃねぇ…。技術の話だよ」

白馬騎士「…お前の戟をかわさず、突けばいいだけの事」
193 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:31:22.34 ID:TUlpUAwo
騎都尉「相打ちか…。そこまでする価値が…」

ジャキッ

白馬騎士「…ある」

騎都尉「…その目。本気だな」

白馬騎士「……」

剣士「見よ!かつての仲間…騎馬隊を!!」

衛兵「……っ」

剣士「かつての同士はラクシャーサに襲われている…!」

パッカパッカパッカ…

剣士「その姿を見て何とも思わないのか!?」

衛兵「まさか…魔物に利用されていただけなんて…っ」

剣士「目を覚ませっ!何の為の戦いなんだ!!」

夫人「…あの者、やってくれおるわ…うふふっ」

長男「……」

剣士「後継者争いを助長し、国家の安寧を蔑ろにする事が望みか!」
194 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:31:56.32 ID:TUlpUAwo
衛兵「……っ」

剣士「救うべきは長男や三男か?国家ではないのか!?」

召喚士「…剣士さん」

白馬騎士「予想以上だな…!」

騎都尉「衛兵っ!!」

ビリビリィッ

衛兵「騎都尉…様!?」

白馬騎士「下手な真似は……」

騎都尉「今より選ぶがよい!」

衛兵「!?」

騎都尉「長男様を思う者は西門へ後退…」

剣士「……」

騎都尉「国家を思う者は……騎馬隊と合流せよ!」

衛兵「…騎都尉…様…?」

騎都尉「異国の者が発するよりは…効果があるだろう」
195 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:32:36.88 ID:TUlpUAwo
白馬騎士「…こうなる事を…望んでいたのか!?」

騎都尉「まさか。俺の夢は長男様の天下を築く事のみよ」

白馬騎士「……」

騎都尉「ずっと昔からな…」

白馬騎士「……本当に愚直な男だな」

騎都尉「…好きに言え」

白馬騎士「…………」

騎都尉「……………」

白馬騎士「やはり…そうなのか…?」

騎都尉「…ああ」

衛兵「騎都尉様!!」

騎都尉「俺は残る!気にせず行けい!!」

衛兵「……くっ!!何故…ですか!?」

騎都尉「我の中の正しき義。人生の全ては捨てられぬ」

白馬騎士「……」
196 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:33:03.32 ID:TUlpUAwo
ドドッ…パッカパッカパッカ…

衛兵「騎都尉様は知っていたのか…?」

パッカパッカ…

衛兵「この際どうでもいい!とにかく魔物を叩かねば…!」

パッカパッカパッカ…

衛兵「長男様を信じてここまでやってきたのに…何なんだよ!畜生!」

パッカパッカ…パカラッ…

衛兵「ただ…利用されていただけだなんて…!くそぉ…っ!!」

パカラッパカラッ…

衛兵「もう何も分からん。魔物を殲滅すればいいんだよなぁ!?」

剣士「その通り!左右二手に分かれ、魔物の背後を!!」

衛兵「ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!!」

パカラッパカラッパカラッ…

衛兵「長男様の為じゃない!華国の為にっ!!」

東の街に残る衛兵は、全員が三男側へと寝返った。
197 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:35:30.70 ID:TUlpUAwo
ドドッドドッドドッ……

白馬騎士「残る人間は…お前一人だぞ…」

騎都尉「…そうだな」

白馬騎士「これで…良かったのか?」

騎都尉「知るかよ」

夫人「…全く。何を語ろうておるか」

スッ…

夫人「我らは衛兵を失ったのだぞ?そなたが門を守らぬか」

騎都尉「……はっ」

夫人「ほれ、早ようその男の首を取れ」

騎都尉「……」

夫人「まぁあながち、わらわが此処より離れるのを狙っておるようだがの…」

騎都尉「……」

夫人「夫の元は離れぬぞ…?大事な人質…うふふっ!」

騎都尉「……っ」
198 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:36:02.54 ID:TUlpUAwo
夫人「金角、銀角。もう良いぞ…悪戯は終いと致そう」

銀角「ははっ」

ドズンッ…ドズンッ…

金角「どれ…我はこのままでもよいか…くくくっ」

戦士「どっちからいく?」

召喚士「…小さい方から!」

金角「ほう…!どれ、来るがよい!!」

ザッ!!

戦士「うおりゃあ!!」

召喚士「行けっ!スフィンクス!!」

シュイィィン…

スフィンクス「じゃんじゃじゃーん!!」

金角「何ぃ!?」

銀角「なんだコイツは!?」

スフィンクス「踏みっ!!」
199 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:36:49.90 ID:TUlpUAwo
ビュオッ!!…ズガアアァァンッ!!

銀角「上から…っ!!」

金角「くっそぉ…!足場が…!!」

二匹は上空から蹴り下ろされたスフィンクスの一撃に、

地面と共に吹き飛び、宙を舞う。

シュイィィン…

金角「消えた…!?」

銀角「奴らもおらぬぞ…!?」

金角「つぶてを盾に…身を隠したか!!」

ボッ!!

戦士「っし!!」

舞い散る石や岩のつぶてより、突如戦士が姿を見せる。

金角「!?」

戦士はそのまま十字槍を突き出し、金角の左肩を貫く。

召喚士「コカトリス!!」
200 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:37:22.00 ID:TUlpUAwo
コカトリス「おう!!」

金角「石化か…っ!?」

ヒュオッ……ドスゥ!!

金角「ぐぬ…ぅ!尾撃!…毒か!?」

召喚士「これで動きは封じ……」

金角「かあぁぁっ!!」

ドドンッ!!…ズガアァッ!!

戦士「また…あの剣っ!!」

召喚士「己も地面を割る事で、つぶてを相殺したのか!?」

銀角「おい、大丈夫か?!」

金角「構わずさっさと攻撃せんか…!」

召喚士「行けっ!スフィンクス!!」

シュイィンッ…

銀角「上だっ!!」

金角「先程の……!?」
201 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/25(木) 18:37:49.36 ID:TUlpUAwo
スフィンクス「よいしょーっ!!」

ドズウゥンッ!!…ズガアアァァンッ!!

銀角「ぐっ…!ええい、ゴチャゴチャと!」

金角「銀角!扇子を貸せ!!」

金角は扇子を受け取ると、周辺を仰ぎ突風を巻き起こす。

ビュオォッ!!…ゴオオォォッ!!

召喚士「ちぃ…!!」

戦士「二度も同じ手は食わないか!」

銀角「これでチョコマカとは…」

スフィンクス「パーンチ!!」

ドゴオオォォッ!!

銀角「ぐおぉ…っ!!」

戦士「クリーンヒットォ!!」

つぶてを潜り抜けた銀閣の眼前に巨大な拳が現れ、

その大きな体を直撃すると、後方へと吹き飛ばされた。
202 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/02/25(木) 18:41:56.56 ID:TUlpUAwo
こんばんはー。遅くなりました!
今回は地の文減らしてみているのですが、
どうでしょう?読みにくいですかね…

>>174
地味〜に忙しかったり花粉もありますが、
皆様のお言葉に甘えて少しノンビリ書いております

ご心配ありがとうございます!そして帰ります!ノシ
203 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/25(木) 18:56:05.94 ID:4K4m/U.o
乙!
先が楽しみだ
204 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 19:24:22.36 ID:jTWFpUDO
>>1が好きすぎて生きるのがつらい
205 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 22:21:07.96 ID:ispAHz6o
剣士カッコよすぎワロタww
206 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 22:38:47.59 ID:US4Yfoko
スフィンクスは嬉しそうに暴れてくれるから
活躍するとこっちも嬉しい
207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 23:10:34.08 ID:SanbDgAO
ユニコーン「・・・」
208 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 23:19:39.67 ID:jTWFpUDO
ユニコーンまさかのデストロイ
209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 23:35:15.21 ID:nwsJ/R6o
最近剣士が王平に見えてきた
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 23:48:42.55 ID:Z5FdS.DO
剣士はアシタカだな一応剣も使えるし
211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 00:21:47.23 ID:jvPJNcAO
やっぱ召喚獣有のバトルパートは一段と華があるな
212 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/02/26(金) 00:28:34.29 ID:JQ1NmoMo
こんばんは!夜更新出来ずすいません。オマケだけ…

〜オマケ〜

魔道士「信じられます!?今日も出番無しですよ!?」

盗賊「…う、うん」

魔道士「人気投票とか見てないんじゃないですかね!?」

盗賊「…ど、どうなんだろうね。はは」

魔道士「次あたりは私達二人旅とかにして貰いましょうか!」

盗賊「…あーうん…そうだな」

魔道士「盗賊さんのお色気シーン増やして!!」

盗賊「!?…なっ、何で私!?」

魔道士「だって…夕方の再放送でくの一が入浴シーンとか…」

盗賊「あれはっ、ち…違うからっ!!」

魔道士「だ・い・た・い!そのおっきなものをお持ちの盗賊さんが脱いだ方が…」

盗賊「そそそ…そんな事無い!!需要…あるから!」

魔道士「需要…!?どういう表現ですか!悪かったですね!!」

盗賊「…ちょ、ちょっとー!!魔道士ー!!」

……

213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 00:36:57.43 ID:zC5q3EAO
怒った魔導師ちゃんは一段と可愛いなぁチュッチュッ


でもスフィンクスが出て活躍するとそれ以上に嬉しい…なんだろ、この気持ち…………
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 00:38:49.76 ID:AB4TRyIo
多分・・・・恋・・・じゃないかな・・・・
215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 00:42:25.62 ID:C2LSLUoo
多分・・・・変・・・だよ・・・・
216 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 13:06:49.57 ID:bkwrY.DO
出番がないことに対する不満から禁断の恋に昇華する
ゆりゆりマダー?
217 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:03:08.26 ID:buWsCv6o
ドシャアァァ…ガラッ…ゴトッ…

銀角「ぐ…ぬぅ…!」

戦士「よぉし!召喚士……」

召喚士「……」

金角を見据える召喚士へ声を掛けた戦士は、

その横顔を見た瞬間、発する言葉を止めた。

チラッ

召喚士「……」

戦士(何だ…!?何だこれ…っ)

タタッ…

戦士(召喚士の考えが…分かる…!)

バッ!!

戦士は金角の背後へ回りこむと、跳躍して飛びかかる。

召喚士「スフィンクス!!」

スフィンクス「はーいっ!どーん!!」
218 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:06:07.12 ID:buWsCv6o
ブオオォンッ!!

金角「…っ!!」

金角は巨大な拳をかろうじて上空へかわす。

召喚士「コカトリス!!」

コカトリス「……はぁ!」

ゴオオォォッ!!

金角「くぅ…!こざかしいっ!!」

上空で放たれるコカトリスの息を、金角は扇子の突風で弾く。

ゴアオオォォ…

金角「なかなか手こずらせて…」

戦士「りゃあ!!」

金角「何っ!?」

ビュオォッ!!…ザクゥ…バキイィッ!!

金角「が…はっ!!」

戦士「さぁ、叩き落してやったぜ…!」
219 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:07:20.82 ID:buWsCv6o
召喚士「戦士…!!」

召喚士はすぐさま振り向き、スフィンクスに追撃の指示を出す。

スフィンクス「了〜解!!」

ドドッ…ブンッ!!

スフィンクス「両手ぱーんち!!」

金角「!!」

バッキャアアァァッ!!…ゴシャッ…ドシャァッ…

銀角「金角っ!?」

召喚士「させるか!…行けっ!スキュラ!!」

シュイィンン…ドドオォォ…

銀角「くぅ…!この程度の水…!!」

ドシャアアァァ…パシャパシャッ…

銀角「何故…!?いつ連携を取っていた…?」

ジャキッ…ブンッ!!

銀角「互いに…目をすら合わせていなかったのに…!!」
220 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:08:57.40 ID:buWsCv6o
戦士「…うおりゃああぁぁ!!」

水しぶきの中から姿を現した戦士は、

銀角の体めがけて十字槍をかち上げる。

ボシュッ…ドォォンッ!!

戦士「う…おお…りゃああぁ!!」

コカトリス「…あの巨体を…凄いな」

召喚士「…うん!」

振り上げられた十字槍が、銀角を上空へ跳ね上げる。

銀角「ぐっ…ぶああ…っ!!」

戦士「よし!頼むぞ!!」

召喚士「行けっ!ユニコーン!!」

シュイィィン…

召喚と同時にユニコーンは高く飛び、

その一角で上空の銀角を突き刺す。

ズグゥ…グラァ…
221 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:12:58.83 ID:buWsCv6o
ユニコーン「ほらっ、チャンスだよ!?」

コカトリス「…ん、うむ!!」

シュンッ…バサッバサッ…ゴアオオォォ…

ユニコーン「いけぇー!!」

スフィンクス「やったー!!」

ドドオオォォンッ!!…ゴアオオオォォ…

召喚士「!?」

戦士「何だ!?どっから風がっ…?」

ジャリッ…

召喚士「……」

夫人「……」

戦士「…あいつか」

召喚士「みたいだね……」

二人は城門上の夫人を見つめる。

夫人「………うふふっ」
222 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:13:24.84 ID:buWsCv6o
銀角「…く…うぅ…っ!!」

夫人「わらわの風を貫き……」

召喚士「……」

夫人「石化の息を銀角に当てるとは…」

コカトリス「直撃せねば意味はない…」

召喚士「…うん」

夫人「……金角!!」

金角「…はっ」

夫人「早よぅ力を使わぬか。もう飽きたわ…」

金角「…ははぁ」

夫人「余興にもならぬわ…」

金角「…では」

ザッ…

召喚士「させるかっ!!」

夫人「ふん…っ!」
223 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:13:53.07 ID:buWsCv6o
ドドオオォォンッ…ゴアオオオォォ…

コカトリスとスフィンクスに指示を出す召喚士に対し、

夫人は突風を巻き起こし、それを遮る。

召喚士「ぐあぁ…っ!!」

戦士「召喚士!?」

バッ!!…スタッ

召喚士「…だ、大丈夫…っ!」

戦士「血ぃ出てるじゃねぇか!」

召喚士「着地の時のかすり傷だよ…。それより……」

ドズンッ…ドズンッ…

金角「さーて……」

戦士「毒や斬り傷も回復してやがる…!」

召喚士「…大鬼が二匹か…。それに……」

夫人「……うふふっ」

召喚士「…これは…きついな!」
224 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:35:10.01 ID:buWsCv6o
銀角「金角…」

金角「分かっておる…!」

ドズン…ドズン…

戦士「さて…挟まれたぞ?どうする!?」

召喚士「……」

二人の回りを四匹の召喚獣が取り囲む。

戦士「そんなはりきって大丈夫か…?」

召喚士「…なんとか。頑張るよ」

戦士「同時に叩けるか!?」

ドズンッ…ドズンッ…

召喚士「難しいね…」

戦士「それじゃあ…手傷を負っている銀のヤローか…」

召喚士「一人離れた位置の金の鬼か…」

戦士「よし、当然……ん!?」

召喚士「!!」
225 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/02/26(金) 18:47:26.52 ID:buWsCv6o
シュバッ…ドドドドッ…

戦士「…矢…か?」

夫人「何だ?」

突如城門の上めがけ、無数の矢が降り注ぐ。

ドッ…ドドドッ…

夫人「ふんっ」

ドドンッ!!…ゴオオォォ…

騎都尉「長男様!!」

白馬騎士「…あれは…!?」

パカラッパカラッパカラッ…

弓将軍「射てぇ!!魔物を殲滅せよ!!」

騎都尉「…あの野郎!!」

白馬騎士「!?」

ドンッ!!…ドドッ…

白馬騎士「お、おい…待てっ!!」
226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/26(金) 18:58:51.83 ID:SRsdPkSO
最近は日中のリアルを大切にしてるようでなによりだな
227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 19:09:01.88 ID:eI72ZjM0
すごい戦闘だ
超wwktk
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 19:43:16.19 ID:McAt2iQo
召喚士いつのまに4体同時使役までできるように・・
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 20:20:48.33 ID:tjrcakAO
シンクロきたな
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 21:04:36.16 ID:OQjTYtI0
召還士倒れるとムカついてるのにニヤニヤする展開がくるからやだww
231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 21:12:37.06 ID:bkwrY.DO
戦士は地味にだが確実に強くなっていくのが分かりやすくて好きだ
232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 21:20:20.27 ID:4qrx1GIo
スフィンクスとコカちゃん同時だと…

コカちゃん性器ミス正規の召喚してやれよww
233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 22:11:40.06 ID:gTPeF.AO
>>232
日本語でおk
234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/26(金) 22:13:39.84 ID:AB4TRyIo
>>233
コカちゃんの性器しゃぶってくるおww
だと思うよ
235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/27(土) 01:40:45.17 ID:KDmcFUAO
>>1

銀角あれだけスフィンクスの攻撃受けたのにまだ戦えるとかヤバいな
236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/27(土) 01:47:08.18 ID:1U0Pu9k0
今日の更新終わり?最近更新が少なくてさびしいな。
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 02:19:05.42 ID:aolM8Nwo
そう感じるのは仕方ないが、そういう言葉は飲み込んだ方が・・・
238 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/27(土) 02:22:25.30 ID:14UXiEMo
>>226>>236
最近サボリ気味ですいません!
お陰様でだいぶリフレッシュ&仕事も進んだので、
3月からは更新速度も戻したいと思います!ノシ

ご支援まことに感謝です!毎日ありがとうございます!ノシ

〜オマケ〜

コカトリス「朱雀のコカトリスです」

スキュラ「ご丁寧にどうも。玄武のスキュラです」

スフィンクス「スフィンクスだよっ☆」

ユニコーン「ユニコーンだよ!白虎ね白虎!!」

コカトリス「よ、よろしく…」

スフィンクス「ともだちいっぱいだねー!!」

ユニコーン「うん!良かったなー!!」

スフィンクス「ゲームしようよ!ゲーム!!」

スキュラ「……あ、ああ」

コカトリス「………うん」
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/27(土) 02:36:51.34 ID:mZ6uV.DO
>>1
寂しいけど仕事優先してくれ
3月からまた楽しみにしているわ
240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/27(土) 02:48:57.40 ID:H9oUkG20
いちおつ。
毎日更新とかスゴすぎ。
昼休みと寝る前に読んでます。
毎日楽しみなのぜ。
241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 02:55:20.68 ID:sdE3fUDO
散々休め休め言っていたのに今度は更新が少ないですか……初めてですよ……ここまで私をコケにしてくれたおバカさん達は……ゆ……ゆるさん……絶対にゆるさんぞ虫ケラども!じわじわとなぶり殺しにしてくれる
242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/27(土) 04:16:13.98 ID:hfwZJwg0
語尾に!をつけない事で本気でないことを表現しいっしゅ趣のあるレスに仕上げる高等テク
243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/27(土) 08:38:26.69 ID:G/NKXrU0
おい、いい加減にしろよ
こっちはマーラ様が出たい出たいってうるさいんだよ
げんなりするぜ
うん、戦闘途中でいいからマーラ様出してやってくれないか?
めんどくせぇよ……この魔王チンコだし…
エロくなくていいから出してやってくれ頼む
244 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 11:11:56.42 ID:BBp.Qm.0
>>243
俺も好物だ
245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 13:42:27.52 ID:X0/J5EEo
盗賊や魔道士が出ないのは残念だけど、男臭いのもタマには良いよな。
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 14:48:58.51 ID:einzJIDO
せんたまみー(*´д`*)
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 16:58:43.97 ID:tyXqyAAO
コカちゃんにチンコ石化してもらって魔道士に突っ込みたい
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 17:03:49.44 ID:KvTvSAAo
>>247
でもお前それ快感得られないし射精もできないし何より短小包茎のままで・・・
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 19:15:18.67 ID:3SXK89Mo
中折れしたら‥‥gkgkbrbr
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 20:19:18.17 ID:einzJIDO
石化した魔道士ちゃんを部屋に飾りたい
魔道士ちゃんならどんな表情でもかわいい
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 23:18:50.12 ID:Kgo5fUDO
後40分位で連続更新記録が…
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/27(土) 23:19:46.75 ID:ANiO9sgo
ねぇ、神待ち?
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/02/27(土) 23:40:00.63 ID:14UXiEMo
こんばんはー!連続更新はもう意識してないですよ
とりあえず明日まではのんびりと進めさせて頂きますね!↓続き
254 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/27(土) 23:40:34.48 ID:14UXiEMo
ドドッドドッドドッ…

騎都尉「……!!」

弓将軍「よし続けぇ!後方は援護射撃だ!」

弓隊「撃てぇ!!」

騎都尉「やめろおぉ!!」

弓将軍「騎都尉!?」

騎都尉「長男様まで巻き添えにするつもりか!!」

弓将軍「魔物と結託しておきながら…何を今更っ!」

パカラッパカラッ…

白馬騎士「騎都尉っ!!」

騎都尉「貴様の相手をしている暇はないっ!!」

弓将軍「構わぬ!殲滅せよ!!」

弓隊「宜しいので!?」

弓将軍「刃向かう者は全て敵と思えっ!!」

弓隊「…は、はい!!」
255 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/27(土) 23:41:38.49 ID:14UXiEMo
召喚士「……」

戦士「何やらあっちが賑やかだな…」

召喚士「…うん」

戦士「だが…こっちも…」

ズウゥンッ…

銀角「金角…」

金角「ああ。同時にいくぞ!!」

二匹の大鬼は左右より二人に襲いかかる。

戦士「矢の牽制で夫人って奴がこっちの援護につけなくなった…!」

召喚士「今の内に…銀色を叩く!!」

召喚士はスフィンクスを金角の前に配置し、

残る三体を銀角めがけて前進させる。

戦士「防ぎきれるか!?」

召喚士「戦士は銀色を頼む!!」

戦士「おうっ!」
256 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/27(土) 23:45:40.30 ID:14UXiEMo
金角「さぁ来い!!」

スフィンクス「えーいっ!!」

ビュオォッ!!…ドガオオォォッ!!

金角「…くぅ!強力だが…ただの物理攻撃と分かれば…!」

グググッ…!!

金角「防ぐだけなら…容易い!!」

スフィンクス「!?」

召喚士「ちぃ…っ!!」

召喚士はすかさずレイピアで金角めがけ突風を巻き起こす。

金角「こざかしいっ!!」

召喚士「なんとか…なんとか食い止める!!」

スフィンクス「とりゃああ!!」

金角「…!!動けぬ…!互角だと!?」

召喚士「よし…なんとかこのまま…!!」

金角「ぬうぅ…!!」
257 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/27(土) 23:52:31.15 ID:14UXiEMo
銀角「はぁ!!」

戦士「うおりゃああ!!」

ブンッ!!…ガキィッ…バキャアァッ!!

戦士「…っ!!」

ドシャアァッ…

戦士「…く…っ!!」

コカトリス「…無理をするな」

戦士「す…すまねぇ!」

コカトリス「…ここは我らが」

ボンッ!!…バサァ…バッサ…

コカトリス「…はあぁ!!」

銀角「上空!!石化かっ!?」

ユニコーン「下もだよぉー!!」

銀角「っ!?」

シュンッ…ザシュッ!!
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/27(土) 23:55:53.38 ID:un9tZqgo
>>1が帰ってたー
楽しみにしてるぜ
259 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/27(土) 23:58:45.09 ID:14UXiEMo
ユニコーンの角が銀角の脇腹を捉える。

銀角「く…そぉ!!」

コカトリス「今だっ!!」

スキュラ「はあぁ!!」

銀角「がああああぁぁ!!」

ガシッ…ミシミシッ…バキャアァァッ!!

ユニコーン「!?」

戦士「角をへし降折っ……」

銀角「あああああ!!」

バゴオオォォッ!!

戦士「ユニコーン!?」

コカトリス「!?」

シュイィィン…

角を折られ銀角に殴り飛ばされたユニコーンが姿を消す。

召喚士「!?……ぐぁ…っ!!」
260 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 00:04:42.75 ID:NpZbGXUo
コカトリス「しまった!魔力が…!!」

召喚士「…うっ…くぅ…!!」

スフィンクス「お兄ちゃん!魔力が…!抜けて…っ!」

戦士「まずいな…。召喚士ー!一旦戻せ!!」

召喚士「…はぁ…はぁ…はぁっ…!」

ドドッドドッドドッ…

騎都尉「長男様ーっ!!」

夫人「ええい騎都尉!早よぅこの矢を何とかせい!」

白馬騎士「止まれ!敵は魔物のみでよかろう!」

弓将軍「白馬の!貴様も加担するならば…始末せざるを得んぞ!」

白馬騎士「何を言っている!もういいであろう!!」

弓将軍「……ええい!構わん!」

夫人「…えぇい面倒な!」

夫人は長男の耳元で囁き、城門を離れる。

長男「………」
261 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 00:08:35.82 ID:NpZbGXUo
騎都尉「夫人!?……ちっ、長男様!!」

ドドォ…ザッ…タッタッタッタッタ…

騎都尉「長男様!さぁこちらへ!!」

弓将軍「夫人が逃げたぞ!追えっ!!」

弓隊「はは!!」

弓将軍「残りの者は我に続けぇ!」

弓将軍は下馬し、騎都尉と長男の元へ駆け寄る。

白馬騎士「くそぉ!!両者とも待たれよ!!」

白馬騎士もその後に続き、城門の上を駆ける。

騎都尉「長男様!お下がりください!ここは私が…」

弓将軍「この人数相手に一人で戦うか…?」

騎都尉「貴様ら貧弱な弓使い如き私一人で……」

ドスッ…ズグッ……

騎都尉「……え…っ…?」

長男「……」
262 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 00:11:06.63 ID:NpZbGXUo
ポタッ…ポタポタッ……

騎都尉「長男…様…!?」

長男「……」

白馬騎士「長男様…!な、なぜ…!?」

長男「…ク…ククク…クハハハハ」

ビキビキィ…メキィッ…

弓隊「ま…魔物化して…っ!?」

弓将軍「まずい!殺せっ!!」

ババッ!!

騎都尉「や…めろぉ!!」

ブンッ

白馬騎士「動くな!傷が広がるぞっ!!」

騎都尉「やめろーっ!長男様っ!!」

弓将軍「撃てぇ!!」

騎都尉「やめろおぉぉ!!」
263 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 00:15:37.00 ID:NpZbGXUo
ドドドッ…バシュバシュッ…ドズッ!!

弓将軍「はあ!!」

ドドンッ!!…ガカアァァッ!!

長男「ギイアアァァ!!」

多数の矢と弓将軍の放った雷により、長男はその場に倒れ伏せた…。

ドサッ…シュウゥゥ……

弓将軍「はぁ…はぁっ…」

騎都尉「……長…男……様」

長男「―――」

騎都尉「…ぅ…ぉお…おお」

白馬騎士「よせっ!傷がっ……」

バキィッ…ドシャアッ…

白馬騎士「がは…っ!……騎都尉っ!!」

ドドォンッ!!…ゴゴゴゴゴゴゴ…

騎都尉「……おああああっ!!」
264 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 00:44:49.11 ID:NpZbGXUo
白馬騎士「騎都尉!!よせっ!!」

弓将軍「な…なんという…威圧!!」

弓隊「ひ…ひああぁっ!!」

騎都尉「ち…長男様……」

ザンッ…ボシュッ!!

弓将軍「!!」

弓将軍は跳ね飛ばされる弓隊の転がる首を目で追う。

騎都尉「……許さんぞ」

ザッザッザ…

弓将軍「…ぬぅ!!」

ジャキッ!!…バシィ!!

弓将軍「…っ!!」

弓将軍が手に構えた剣は、瞬く間に騎都尉の戟により弾き飛ばされる。

騎都尉「……死ねぇ!!」

弓将軍「ひぃ…っ!!」
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/28(日) 01:01:40.78 ID:WpLDoQAO
>>243
冥界破で氏ね
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 01:40:58.10 ID:3iDFaBQo
寝落ち?

>>243
バラ刺さって市ね
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 01:50:04.88 ID:bNe6G6DO
オコゲの旨さもわからんのか
268 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 02:37:01.42 ID:NpZbGXUo
ザシュッ!!…パラッ…

騎都尉「……何だ貴様!?」

影忍「……」

弓将軍「影!!」

影忍「今の内に下がれ……」

弓将軍「…す、すまぬ!」

タタッ…

騎都尉「逃がすかあぁ!!」

影忍「貴様の相手はこっちだ!!」

チュインッ…キィン!!

騎都尉「こざかしい!手負いで何が出来るかぁ!!」

シュンッ!!…チュインッ!!

騎都尉「誰だ!!……仲間か?邪魔をするな」

ザッ!!

盗賊「……強いな」
269 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 02:41:11.68 ID:NpZbGXUo
タッタッタ…

魔道士「み、皆さんは!?」

盗賊「魔道士、下がれ…!」

騎都尉「女か…?しかしとて容赦はせぬ!!」

盗賊「くっ…!!」

ザッ…

影忍「お前らは…あっちへ向かえ」

影忍は城門下で戦う召喚士と戦士を指差す。

魔道士「召喚士さん!?」

盗賊「…戦士!!」

影忍「早く行け!!」

魔道士「は、はいっ!!」

タッタッタッタッタ…

騎都尉「…どけ」

影忍「………」
270 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 02:44:33.48 ID:NpZbGXUo
騎都尉「聞こえなかったか?そこをどけ」

影忍「…断る」

ザシュッ…パラッ…

盗賊「…!!」

タタッ…ピタッ!!…ダッ…

魔道士「盗賊さん!?」

盗賊「先に行け!すぐ行く!!」

タタッ…

影忍「…くぅ…!!」

騎都尉「ほう…うまく避けたか」

ジャキッ…

騎都尉「だが…覆面の次はその首、跳ねてくれるわ!!」

盗賊「はぁっ!」

ヒュンッ……キンッ!!

騎都尉「クナイか…。ふんっ!こんなもので」
271 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 02:47:53.69 ID:NpZbGXUo
影忍「はぁ!!」

ドンッ!!……ボオオォォ!!

騎都尉「何っ…!?ちぃ…!!」

影忍「……何をしている?」

盗賊「…?」

影忍「行けと言ったはずだ」

盗賊「……!?」

ザッ…

盗賊「そ…の……声…」

影忍「……」

スタスタ…パサッ

影忍は歩き、地面に落ちた覆面を手に取る。

盗賊「……その…か、顔…!?」

影忍「聞こえなかったか!!早く行けぃ!」

盗賊「……!!」
272 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 02:51:09.12 ID:NpZbGXUo
影忍「お前も藤蔵の姫であろう!!」

盗賊「……っ!」

影忍「藤蔵は人を殺す事が生業ではない。人を護る事こそ生業であろう!」

盗賊「……うっ…」

影忍「ここは構うな!魔物を倒し…人を護るのだ!!」

盗賊「…は…うぐっ……はい…っ!」

影忍「頼んだぞ…。……盗賊」

盗賊「‥は、はい…ぃ…っ!!」

タタッ…

盗賊「また…後で必ず…っ!!」

タッタッタッタッタ…

影忍「……」

ザッザッザッザッザ…

騎都尉「炎とは…ナメた真似を…!!」

影忍「さぁて…続きと参ろうかっ!!
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 02:58:10.37 ID:3iDFaBQo
なんかずいぶん凄い時間の投下だ
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/02/28(日) 03:00:31.24 ID:NpZbGXUo
ここまでにて失礼致します…!おこげ美味しいですよね!
それでは、おやすみなさいです!ノシ

〜次回予告(オマケ)〜

占い師「三つ巴の戦いもついに最終局面へ!」

占い師「各々の信念を持ち戦う人と魔物…」

占い師「本当の正義とは一体何なのか!?」

占い師「次回、第119話【せめて、人間らしく】」

占い師「この次も、サービス、サービスゥ!」
275 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 03:02:07.28 ID:wf8cqP.o
やはり」兄貴
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 03:55:11.21 ID:GxmgoMSO
こんな時間なのに、>>1乙乙ぅ〜!!

ところで(・∀・)←って、盗賊の胸元みたいでエロくね?
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 04:08:02.88 ID:XbUL.2AO
せめて、人間らしくでアラエルでて外れた記憶があばばばば
278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 04:36:14.38 ID:blvlyQSO
まとめから来ました
やっと追い付いたでござるwwww五日ぐらいかかった………
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 08:00:58.75 ID:uXtSv.Mo
兄貴かこいいな
280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 09:40:32.24 ID:5EjUzug0
おこげ好き多いんだな……
うれしいよww
いよぉし!お礼にマーラ様(俺の)を喚んでくるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
ぇぇぇぇぇぇぇっ!
いでよっ!マーラ!!今こそ我に力を与えたまへー!
281 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 10:03:53.64 ID:9YRxMwDO
               . <´  ̄ ̄ `> 、
              / 丶   /  ,   \
          n⌒l   ,  /! /{ /ヽ ヽ
          l |l |n  /  / j/ ーヘ{´ l || |
          | {  j」_ /  /        `}ノ! /
         /j  /ヘ/   l ミミ      l/}
      /⌒ヽ人  ゝ_|   | , ,     ミミ./ 廴_
  ,  -‐ノ   〈ヽ二/__」   |    /`¬ , , | |  {__ノ}    はぁ?
  〈        `Tチ´‐ |   |>-| /_,ノ  \   く
   \  ー‐――┘ヽ  |   ヽ、l 丶イ  | |ト、   ヽ.厂
     ` <        \\_  \ ̄l  //' | ) /
282 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 10:17:11.89 ID:3PSuisDO
影に掘られたい
283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/28(日) 10:25:22.46 ID:sPOADQ.0
>>278
ふん、楽しかろう
若干見守る人たちは気持ち悪いがな
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 11:37:27.15 ID:dKE1xGAo
スフィンクス「お兄ちゃん!魔翌力が…!抜けて…っ!」
なんだか卑猥にみえた

スフィンクス掘ってくる
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/02/28(日) 12:01:44.20 ID:NpZbGXUo
>>278
いらっしゃいませ!このようなところへようこそ!

>>283
いやいや>>1が気持ち悪いのであってですね…
まぁvipからのノリなんで…冒頭アレですしおすし…

ちょっと外出の為、夜にまた…!ノシ
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 12:48:58.05 ID:bNe6G6DO
気持ち悪いと思っても一歩下がって何も言わないのが大人の醍醐味
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 12:54:22.30 ID:AiVSP2go
醍醐味は違うだろうと突っ込むのが大きなお友達の嗜み
288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 13:13:49.91 ID:bNe6G6DO
おいィ?
289 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 13:38:20.35 ID:hT/TGaso
戦争は正義と正義のぶつかりあいだって[たぬき]が言ってた
つまり勝ったほうが正義・・・っ
290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 14:17:22.46 ID:o9wJt62o
さすがたぬき先生ぱねぇww
291 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 14:46:46.27 ID:zuXuqnEo
めがっさにょろにょろ
292 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 16:11:55.39 ID:bNe6G6DO
日本にリヴァイアさん召喚したの誰だよ
293 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 17:03:17.92 ID:DjYbaos0
私だ
294 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/02/28(日) 17:59:31.39 ID:gnB41sDO
お前だったのか
295 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 19:13:20.02 ID:ApYWTQgo
気づかなかったってわけではなかったぞ
296 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 20:00:09.50 ID:miXsJhIo
リヴァイアさんパネェっす
297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/02/28(日) 23:46:03.06 ID:GRamqYDO
今日は休みかな?
298 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 23:53:32.01 ID:NpZbGXUo
騎都尉「続き…?」

影忍「……」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

影忍「……く…っ」

騎都尉「……どけい」

白馬騎士「…もう…いいだろう!」

騎都尉「……」

弓将軍「……」

騎都尉「長男様は…なぜだ、なぜ長男様を…」

白馬騎士「……?」

騎都尉「……ぁ」

ザッザッザッザッザ…

次男「騎都尉……」

騎都尉「…次男…様!?」

次男「……もう止めにしないか」
299 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/02/28(日) 23:56:00.76 ID:NpZbGXUo
白馬騎士「次男様!!」

弓将軍「な…何故!?」

影忍「……」

スッ…

次男「よい。下がれ」

影忍「………は」

次男「騎都尉。兄上は……」

騎都尉「……残念ながら」

次男「………そうか」

騎都尉「しかし…殺したのは…貴方の兵ですぞ!!」

次男「……そうか」

騎都尉「……っ」

次男「…・すまぬ……騎都尉」

騎都尉「…くぅ…!」

次男「すまぬ……兄上…!」
300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:01:18.98 ID:tzdcB6DO
おぉー!次男かっこいいわー。
なんか、北斗の拳思い出した
301 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/01(月) 00:04:31.70 ID:ZuLMNSIo
>>299
おれは騎都尉=ラオウ
白馬騎士=トキ
に見えて仕方が無い
302 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:05:04.18 ID:ZuLMNSIo
なぜ安価が…
303 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/01(月) 00:05:18.91 ID:TQkyNLUo
ジャリッ…

戦士「召喚士…残りわずかか」

召喚士「ああ…。でもまだ…何とか」

戦士「二匹同時はきついな…」

召喚士「うん」

戦士「何とか出来ないか?」

召喚士「………厳しいね」

戦士「仕方ねぇ…死ぬ気で当たるしかねぇな…」

召喚士「……うん」

戦士「当然……」

ザッ…

召喚士「銀色!!」

ババッ!!

銀角「しつこい奴らよっ!!」

召喚士「行けっ!コカトリス!!」
304 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/01(月) 00:16:33.46 ID:TQkyNLUo
シュイィィン…

戦士「っりゃあ!!」

戦士の十字槍が素早く銀角の足元を捉える。

銀角「甘いわっ!!」

戦士「っ!!」

銀角はその槍を回避もせず一撃を甘んじて受け、

上空の召喚獣に目をやり、反撃に備える。

召喚士「読まれている!?」

銀角「何度も同じような手を食うかっ!!」

戦士「くっそぉ!!」

銀角「どいていろっ!」

バシィッ!!

戦士「ぐっ…!!」

コカトリス「はあぁ!!」

銀角「ふんっ!!」
305 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:21:19.76 ID:oIoSy4Uo
よく考えてみると鳥とか馬の形をした魔物がペラペラ喋るのってシュールだな
まぁ喋っているとは限らないんだけど
306 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:24:18.78 ID:tzdcB6DO
今夜は、魔導士と盗賊の活躍あるよな?楽しみにしながら、朝に一気読みさせてもらいます。

>>301
俺宛か?俺は、ラオウ編後の3兄弟話と、次男の漢っぷりにだな…
いや、もうムダレスだな。

今夜は魔導士ちゃんの夢を見れますように
307 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/03/01(月) 00:27:23.95 ID:TQkyNLUo
いや、なさそうです。すいません…ww
もう瞼が限界なカンジですいません。本当に…orz

次は一挙に進めたいと思っております!それではおやすみなさい!ノシ
本日オマケはお休みさせて頂きます…
308 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:31:51.68 ID:QrfsCOY0
乙!!
309 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:36:46.51 ID:g27.ApQo
はよ眠れ
310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:40:19.82 ID:jkokWE20
いちおつ。
311 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:45:51.01 ID:MmOJGIDO
乙っすよ〜
312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 01:19:02.50 ID:tJbR.YAO
>>1

影ってもっと暗くて悪役のイメージがあって混乱した


てか昔はコカトリス頼りだったのに、今はコカトリスじゃ倒せない敵を自分たちで討ち取るって感じだよね
成長したね、盗賊ちゃんのおっぱお!!
313 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/01(月) 01:51:02.69 ID:qKVNi/Yo
pa
314 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 06:35:35.95 ID:tzdcB6DO
ぬおっ
1乙っす!今日も1日頑張るぞー
315 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 13:22:06.72 ID:HPfi4WY0
2ch攻撃されてるな
316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/01(月) 15:35:39.22 ID:zICJNUSO

そうなんか
スロ板、なんもつながらなかったし変だなと思ったら

ニダーランドからかな
317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/01(月) 16:03:14.28 ID:sZtTqSE0
今回は犯行予告あったしね<2ch攻撃
318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 16:52:30.82 ID:MmOJGIDO
毎度お馴染み、2ch名物って感じだな。韓国からの攻撃
319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/01(月) 17:47:05.81 ID:sZtTqSE0
>>318
俺はあまり2ch使わないからよく知らないんだが、韓国の2ch攻撃はしょぼいって言うのは嘘なのか?
今まで、WBCでのイチローの一振り<<韓国のハッキングという認識だったんだが…?
320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 18:03:15.10 ID:FZXkWnwo
一行目とニ行目で言ってることおかしくね?
321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 18:08:25.66 ID:MmOJGIDO
>>319
こないだもスケート関係で落ちた
今日は韓国では祝日で5000人で凸する予告があったらしい

>>320
WBCのイチローは……まあ最後はよかったけどな!
322 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/01(月) 18:08:18.87 ID:sZtTqSE0
素で間違えたorz

イチロー>>韓国という認識。
323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 18:09:13.11 ID:MmOJGIDO
ああ、俺も見間違えてたwwwwww
324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/01(月) 18:30:53.94 ID:zICJNUSO

鬼女と801と麺減で凸したら凄いんだろうね
(´・ω・`)
325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 18:46:52.93 ID:oIoSy4Uo
>>324
そのメンバーで凸して韓国がやめてくれって泣き叫ぶところまで想像できた
326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 18:55:48.87 ID:U2vCsYAO
ロシアのサイトでもなんでも落としてろとww
わざわざ口実作ってまで、祝日に大量の人間が一つの掲示板にいそいそと凸しているのか
こっちはそんな事された所で痛くも痒くも無いって何でわからないんだろうか ましてや日本は平日
胸厚
327 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 19:35:46.96 ID:oIoSy4Uo
俺のIDがティンポに見えてしょうがない
328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 19:37:01.56 ID:RbMXH8oo
心の綺麗な俺にはウルトラマンの正面顔にしか見えない
329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 19:38:40.09 ID:g27.ApQo
日本も遊びでやるけどなww暇人の疑似戦争ごっこだよ
まさか本気でやってるのなんていない

>>327
ようペニスwwwwww
330 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 19:55:08.90 ID:O9BPenAo
o(、%)0 ジョワッ
331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 20:05:01.23 ID:7tz3.6DO
魔道士ちゃんのことを思う度不思議な気持ちになる
思うにこれは哲学ではなかろうか
332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 20:08:52.06 ID:FZXkWnwo
それは変です
333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 20:40:39.25 ID:lYeqJcDO
まさかとは思いますが、この「不思議な気持ち」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないと思います。
334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 21:57:25.58 ID:HhmhO7Y0
俺たちは韓国に負けない絶対ニダ
というわけで逝ってくる
335 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 22:09:56.04 ID:oIoSy4Uo
数日後そこには颯爽と韓国を裸で走り回る>>334のすがたが!
336 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/01(月) 22:59:10.87 ID:zICJNUSO

でも私達が元気な>>334を見たのは、それが最後だったのです
あんな結末を誰が想像できたでしょうか
(´・ω・`)
337 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 23:08:49.97 ID:qx4Lutoo
巻き込み規制だけは簡便な!
338 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/01(月) 23:59:53.16 ID:7tz3.6DO
魔道士…
339 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 00:15:46.23 ID:P1wbvtEo
ドッ…ゴガアァッ!!

コカトリス「!!」

戦士「蹴り上げた岩石を壁にっ!?」

召喚士「まだまだぁ!!」

コカトリス「おうっ!!」

ゴアッ!!…ドシュウゥッ…

戦士「抜けた!!」

召喚士「よし…っ!!」

コカトリスは上空に舞う岩と岩の間をすり抜け、

銀角の左側から一気に石化の息を吐き出す。

召喚士「喰らえぇ!!」

戦士「!!」

その時、戦士の瞳には、召喚士とその背後に

迫る金色の鬼が映り込む。

戦士「ちくしょおぉ!!」
340 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 00:16:23.14 ID:P1wbvtEo
ブンッ…シュバアァッ!!

戦士は十字槍を勢いよく金角へ向けて投げつける。

召喚士「!?」

金角「ぬぅ…っ!!」

シュッ…ガスゥ!!

召喚士「すまないっ!助かっ……」

金角「ぬんっ!!」

ドドオォンッ!!…ガカアアァァッ!!

召喚士「ぐああぁ…っ!!」

戦士「召喚士ーっ!?」

金角がよろけながらも放った雷は召喚士を直撃し、

その身体を一瞬輝かせ、地面へと抜けていく。

召喚士「……ぁ…っ」

ドシャアァッ…

戦士「召喚士…!召喚士ーっ!!」
341 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 00:17:42.39 ID:P1wbvtEo
コカトリス「はぁーっ!!」

銀角「−っ!!」

ゴアオオォォッ…

銀角「ぐう…ぅ…!!」

コカトリス「魔力が!?……こんなものか…っ!」

銀角の左腕を石へと変えたコカトリスは、

上空へと高く飛び上がり、その姿を消した。

戦士「召喚士!くっそぉ!!」

ダッ!!

戦士「おいっ!しっかりしろ!!」

召喚士「……ぅ…」

ズシンッ…

肩に刺さった十字槍を揺らしながら、金角が近づく。

金角「……死ね」

ドドオオォンッ!!ガカアアアァァッ!!
342 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 00:20:11.30 ID:lRk6cSoo
今日は色々と亡国からの邪魔が…
343 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 00:21:06.06 ID:P1wbvtEo
魔道士「戦士さんっ!?」

襲いかかる銀角から召喚士を庇うように、

戦士はしゃがみ攻撃に備える。

戦士「…!!」

バッ!!

銀角「飛んだ!?」

ヒュンヒュンッ…パシッ!!…チャキッ!!

戦士「……へっ!!」

銀角「刀……?どこからっ!?」

銀角は背後から近づく人影を睨む。

銀角「ど、どこから…!?気配など…!!」

盗賊「……っ」

戦士「ナイスだ…!」

戦士は空中で雷切を受け取ると、鞘から刀身を抜く。

地面に落ちゆく鞘からは、猫のストラップがチリチリ…と鈴の音を立てた。
344 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 00:22:39.50 ID:P1wbvtEo
スラッ…

戦士「おおぉぉ!!」

銀角「ーっ!!」

金角「さ…せんぞ!!」

タタッ!!

盗賊「しっ!!」

盗賊は銀角の真横を抜き去ると、全面の金角へ鎖を投げつける。

ジャララッ…ガスッ!!

金角「…っ!」

スタッ

盗賊「召喚士っ!」

グイッ…トンッ!!

召喚士「…っう!」

盗賊「……大丈夫か!?」

召喚士「…と、盗賊…さん!?」
345 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 00:23:20.97 ID:8L2KhQSO
キタキタキタキタキタキタキタキタキタ
346 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 00:26:36.16 ID:U5Q7gzso
やっぱり四人揃ってこそのパーティーだな
347 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 00:26:46.98 ID:B91UuE2o
盗賊は本当に万能だね
348 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/03/02(火) 00:26:46.99 ID:P1wbvtEo
メチャクチャ重いー!><
349 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/02(火) 00:29:08.94 ID:See7.YDO
全員集合――――――!!
350 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 00:32:19.46 ID:unCj.2AO
あぁーやっとコカトリススレに戻ってきたって感じがするな

別れ離れ時もストーリーは凄く楽しかったがやっぱり4人一緒じゃなきゃ落ち着かなかった


本当はあと一人、俺という存在が魔導師ちゃんと合流して真のハッピーエンドなんだが…それはまた次の機会に
351 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 01:01:03.14 ID:ZSDCUcDO
>>350
前半には同意するが後半は氏ね
352 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 01:10:28.40 ID:mx5wYxko
|∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|o o
|―u' C


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' C


|∧∧
|・ω・`)
|oCo
|―u'


| ミ  ピャッ!
| 
353 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 01:25:19.60 ID:aXuNfwDO
寝落ちしたのかな?
354 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 01:49:21.38 ID:rkKCZQSO
お互い、これっくらいのペースの方がいいね。
某まおー様スレは、投下ボリュームが凄まじかったので
うっかり一日見過ごすと、追い付くのが結構有り難大変だったww
>>1、頑張ってるよ。応援してンぜ!ノシ
355 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 01:51:20.37 ID:73F4jASO
寝落ちだな
毎日更新乙!
356 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 13:14:30.29 ID:bVEvz5so
こんにちは!昨晩はすごい重くて諦めてしまいました
てか>>341>>343の間が抜けてますね…先にそちらを…

戦士「うお…っ!?」

バチバチィッ!!…バチッ…ドドオオォォンッ…

金角「ぐ…っふ…ぅ!!」

ドズッ…

落雷は十字槍に直撃し、金角の体内を駆け抜ける。

放電後金色の鬼は跪き、背後に迫る落雷の主を見る。

金角「い…今のっ…雷は……」

ザッ

戦士「マジ……かよ……」

魔道士「…はぁ…はぁっ…間に合った…!」

戦士「…おま…っ…何で…!?」

魔道士「私だけじゃありませんよ!エヘヘッ!」

ドズンッ!!

銀角「金角ーっ!!おのれええぇぇ!!」

戦士「ちぃっ!!」
357 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 13:29:47.76 ID:kTT2Cuso
何かおかしいと思ったら抜けてたか
358 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/02(火) 14:14:20.40 ID:Wn5IOAAO
最近暖かくなってきたから>>1と公園で一日中ちゅっちゅっしてたい
359 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 14:40:49.36 ID:JHIoox.o
全力で許可する
360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 14:55:41.70 ID:7eIW8gDO
お前一人に任せられるかよ、俺も行くぜ
361 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 15:06:01.80 ID:aXuNfwDO
>>358
1は花粉症なんだからあんまり外に出さない方がいい
362 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 16:12:36.84 ID:U5Q7gzso
>>361
ガスマスク付けさせるから問題なし
363 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 16:16:00.83 ID:aXuNfwDO
>>362
なかなかシュールだなwww
364 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 16:48:49.48 ID:bVEvz5so
戦士「おおりゃああぁぁ!!」

銀角「!!」

ザシュッ!!…ガカアァァッ!!

銀角の顔面へと振り下ろされた雷切は、

稲光を発し、そのまま銀角を垂直に斬りつける。

ドズッ…

銀角「ぐぅっ…くく…っ!!」

盗賊「…立てるか?」

召喚士「ええ。ありがとうございます」

スタッ…

戦士「無事か!?」

顔を押さえよろめく銀角を正面に、

雷切を構える戦士が声を掛ける。

召喚士「盗賊さんのお陰で…」

戦士「……だけじゃねぇだろっ」
365 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 16:53:20.64 ID:bVEvz5so
戦士は目配せし、召喚士の背後を見つめる。

召喚士「…あ…っ……」

ザッ…

魔道士「……っ」

召喚士「魔道士さん…何で…っ」

戦士「来るぞっ!!」

グイッ…ジャララッ…

盗賊「……!」

金角「…銀角」

銀角「おおっ!!」

召喚士「前後同時に来るぞっ!!」

戦士「おうよ!!」

召喚士の前後に戦士と盗賊が構える。

二人はそのまま挟撃する大鬼二匹めがけ走り出す。

ザザザッ…タンッ!!
366 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 16:54:33.54 ID:bVEvz5so
戦士「っりゃあああ!!」

盗賊「はぁっ!!」

盗賊の鎖は地面を蛇のように這い、

金角の足元で大きく跳ね上がる。

金角「!?」

ジャリッ…ジャラララッ…ドスッ!!

金角「ぐぅ…っ!…クナイか!?」

金角は右足に突き刺さる、鎖の鋭利な先端に目を向ける。

金角「・・・はっ!!」

金角はすぐに目線を正面へ戻すが、盗賊の姿はなく、

銀角に斬りかかる戦士の姿が映る。

銀角「ぬああぁ!!」

召喚士「!?」

ブオッ!!ゴシャアアァッ!!

戦士「くう…っ!」
367 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 16:55:02.53 ID:bVEvz5so
銀角は拳を地面に擦り付け、そのまま突き上げる。

拳は空を切るが、大量の石つぶてが戦士を襲う。

戦士「……!!」

召喚士「はあぁっ!!」

ブンッ!!…ゴオオォォッ!!

召喚士の放つレイピアの突風により、

つぶては舞い上げられ、その場より消え失せる。

銀角「くそおぉぉ!!」

タッ!!

召喚士「魔道士さんっ!?」

魔道士「やあぁっ!!」

戦士「うりゃあああ!!」

シュンッ!!

金角「しま…っ!?足元に!!」

盗賊「はあぁ!!」
368 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 16:55:30.33 ID:bVEvz5so
戦士と盗賊の刀が、ほぼ同時に両鬼へと斬りつけられる。

その瞬間、魔道士の放つ魔法が刀身へと光り、宿る。

戦士「雷切の雷と…氷の二行っ!!」

召喚士「こっちもだ!!」

召喚士の放つ突風が蜘蛛切と重なり、

更には魔道士の放った炎を飲み込む。

盗賊「……しっ!!」

バシュッ…ズドオオォォッ!!…

戦士「…よし!」

盗賊「……ふーっ」

スタッ…

銀角「…かっ…あ…っ」

金角「……ぐ…う…ぅ…!」

着地と同時に戦士と盗賊は背後へ下がる。

召喚士「…ふーっ。行けっ!スフィンクス!!」
369 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 16:55:58.87 ID:bVEvz5so
シュイィィン…ドンッ!!

スフィンクス「それぇー!!」

金角「!?」

銀角「避けられ…っ…」

バギャッ…ドグシャアアァァッ!!

召喚士「おおおぉぉーっ!!」

ボゴオオォォッ!!…ゴロゴロッ…グシャッ!!…ドシャァ…

戦士「めっちゃくちゃ吹き飛んだな…」

魔道士「や…やりましたか…!?」

召喚士「はーっ…はー…っ…」

盗賊「……」

四人は城門まで吹き飛んだ二匹の鬼を見つめる。

スフィンクス「じゃあねー!」

シュイィィン

召喚士「…はぁ…はぁ…はぁっ」
370 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 16:57:08.02 ID:bVEvz5so
ザッザッザ…

騎都尉「次男様…今はお下がり下さい」

次男「下がれば退くのか…?」

騎都尉「…それは…出来ませぬ」

白馬騎士「騎都尉!何がお前をそこまでさせると言うのだ!」

騎都尉「…お前はどうなのだ?」

白馬騎士「…?」

騎都尉「三男様の為に…なぜそこまで命を…」

白馬騎士「三男様はこの国を治めるお方だ!」

騎都尉「…分かってるじゃねぇか」

白馬騎士「…長男様がそうだと?お前にとって長男様が…」

騎都尉「俺はっ!生まれついてより長男様の盾よ!!」

次男「……」

騎都尉「盾が…役目も果たせず朽ちるなど…」

影忍「……」
371 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 17:09:50.18 ID:bVEvz5so
次男「さぁ!……どうした!」

騎都尉「それは…出来ませぬ!!」

次男「ならば退け!我らの敵は背後の魔物であろう!」

騎都尉「……」

影忍「……」

騎都尉「そうだな…そうだ……」

白馬騎士「……」

騎都尉「長男様亡き今…俺が次男様をお守りして魔物を…」

ドスッ………ポタポタッ…

白馬騎士「騎…都尉…!?」

次男「!!」

影忍「……お下がりを!!」

カツ…カツ…カツ…

騎都尉「……何…が……っ」

ドサァッ……
372 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 17:17:28.56 ID:wG/56QDO
あれ?また飛んだ?
373 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 17:18:18.38 ID:LU0AMsAO
とんだな
374 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 17:19:06.41 ID:CfGDK8Y0
とんでないんじゃないか?
ただ凄い急展開なだけで・・・
375 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 17:29:07.29 ID:bVEvz5so
飛んでますね。専ブラだと重くて不調なのかな…
>>370-371の間です


騎都尉「あってたまるかあぁ!!」

ドンッ!!…ゴゴゴゴゴ…

白馬騎士「……くぅ!!」

影「……」

スッ…グイッ

影忍「!?」

次男「…よい」

騎都尉「……」

次男「騎都尉!!」

騎都尉「!!」

次男「敵を見誤るでない!!」

騎都尉「……次男…様」

次男「もしも憎いのであれば…私を殺すがいい」

白馬騎士「次男様っ!」

騎都尉「………」
376 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 18:03:41.55 ID:bVEvz5so
白馬騎士「騎都尉ーっ!!」

影忍「…貴様」

弓将軍「う…あぁ…」

上半身のみとなった弓将軍の身体が床に転がる。

ジャキッ…ザッ…

白馬騎士「……おい、早く次男様を後退させろ!」

影忍「…承知!!」

次男「何を…っ!お、おいっ!!」

ダッ…

白馬騎士「……」

白馬騎士は眼前に迫る女性に向け、剣を構える。

夫人「お主一人でわらわに敵うとでも…うふふっ」

白馬騎士「思ってはいないさ…!!」

夫人「そこの二人が寂しがっておるぞ?おぬしも早よぅ逝くと良い」

夫人は地面に伏せる弓将軍と騎都尉を指差す。
377 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/02(火) 18:25:29.91 ID:bVEvz5so
白馬騎士「貴っ様…!!」

夫人「しかし面倒な事よのぅ…」

夫人はちらりと後方を見る。

夫人「金角っ、銀角!」

金角「…う・・・うっ!」

夫人「分かっているんだろうねぇ…?」

銀角「…已む無し」

金角「……あぁ」

盗賊「!?」

ドズッ…ググゥ…

戦士「まだ…動けるのかよ!?」

金角「…来い!銀角よっ!!」

銀角「はあぁ!!」

ドクッ…ドクンッ…ボゴッ…ボココッ!!

召喚士「……な…っ!!」
378 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/02(火) 18:26:40.52 ID:bVEvz5so
それではここまでにて。失礼致します!ノシ
また後ほど!しかし…ほんと重いなぁ…はぁ
379 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 18:27:42.21 ID:rkKCZQSO
>>1さんお願いします!
どうか夫人の正体を、九尾の狐にして下さいっ!><

つC
380 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 18:30:57.05 ID:7P6zc6AO
ズシオの九尾はかわいい
381 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/02(火) 19:31:08.07 ID:LKVzsH2o
華陽夫人な
382 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/02(火) 22:35:28.88 ID:khNNgsSO

本っ当に申し訳ありません
野村元監督夫人でしか再生されません
どこから反省すればよいのでしょうか
(´・ω・`)

383 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/02(火) 22:48:09.54 ID:PWtDe6E0
>>382
お前のせいで俺の中の夫人が「FF8 イデア」→「FF9 ブラネ」になってしまった
どうしてくれる
384 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 23:53:29.20 ID:P1wbvtEo
魔道士「が…合体…してる!?」

ボゴォッ…ドグッ…

盗賊「くっ…!!」

戦士「で…でけぇ…!!」

召喚士「何なんだよ…一体!!」

二匹の鬼は一つとなり、一体の巨大な鬼へと姿を変える。

大鬼「……グル…ゥ」

夫人「ほほほっ!もはやそやつに理性はない」

白馬騎士「…な、何だあの化物は…!?」

夫人「ただ一体の…暴れる事しか出来ぬ鬼よ…うふふっ」

大鬼「ウゴアアアアアアアァッ!!」

ブンッ!!…ドゴオォォッ!!

戦士「くあっ!!」

召喚士「下がれっ!!」

盗賊「……っ!!」
385 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 23:54:43.04 ID:P1wbvtEo
大鬼の一振りは、大地に巨大な穴を開ける。

魔道士「……ぅ…!」

召喚士「み…みんな、大丈夫か!?」

盗賊「…あ、ああ」

戦士「なんとか…っ」

大鬼「……グフルウウウウ…!!」

夫人「さて…こちらはこちらで。ふふっ」

白馬騎士「……くっ!!」

ジャッ…

夫人「そう構えずとも良い。楽にのぅ…」

シュバッ…ドスッ…

白馬騎士「ぐ…っ!」

夫人の突きだした手刀の先から、

針のように尖った爪が白馬騎士の脇腹に刺さる。

夫人「うふふっ…。わらわを楽しませておくれっ」
386 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 23:55:19.85 ID:P1wbvtEo
ドドドドド…ガラッ…ガラガラッ…

大鬼「フウウゥゥ…!!」

戦士「なんつう力だ…!!」

召喚士「戦士っ!盗賊さん!!」

盗賊「…ああ!」

戦士「よっしゃ!!」

ダッ!!

召喚士「魔道士さん!補助をっ!!」

魔道士「分かりましたっ!!」

盗賊「はぁっ!!」

ジャラッ…ヒュンヒュンヒュンッ…

盗賊は鎖を振り回すと、大鬼の足元目がけ投げつける。

ギュルルッ!!…ドスッ!!

盗賊「!?」

大鬼「グウゥ!!」
387 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/02(火) 23:56:49.64 ID:P1wbvtEo
盗賊「なんて…力!!」

戦士「そのまま頑張って支えててくれっ!」

タンッ!!

戦士「うりゃあ!!」

ズバッ!!…ガカアァァッ!!

大鬼「ウガアアアアッ!!」

バキィッ!!

魔道士「戦士さんっ!!」

ドドンッ!!…ベキベキィ!!…ゴガッ!!

戦士「ってぇな!この…っ!」

魔道士「間に合った…っ!」

戦士「悪りぃ!助かった!!」

盗賊「……っく…!」

戦士「しかし…刃も通らねぇんじゃ参ったぜ…」

魔道士「ええ……」
388 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 00:21:46.44 ID:fT9t8pk0
「魔道士が…合体…してる!?」
に見えた俺は死んだ方がいいかな…
389 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/03(水) 00:31:00.02 ID:Sbzfjq2o
さてそれでは寝ます。おやすみなさい!ノシ

〜オマケ〜

スケル(大丈夫だ!六索はこっちの手元に二枚…)

リザード(こっちにも二枚…更に二索が二枚…)

ゴルリン(緑一色には程遠いな…!!)

召喚士「……」

キュッ

召喚士、ここで三索を引き…加カン!!

召喚士「カンッ!!」

ゴルリン「!?」

パタッ…

リザード「……おいおい」

めくれたカンドラ表示牌はまさかの白!

召喚士「これでドラ3つきましたね…」

キュッ…!!

〜行け、一索(コカトリス)!!続く〜
390 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 00:31:30.27 ID:X1qqq5Qo
召喚士「戦士っ!盗賊さん!!こっちも合体だ!!!」

盗賊「…ああ!」

戦士「よっしゃ!!」


に見えてしまった俺は
391 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 00:31:57.38 ID:sLhwAoAO
>>388
別に間違っちゃいないさ
ただ魔導師ちゃんの合体相手が俺だと言うだけのこと
簡単なことさ
392 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 00:40:42.72 ID:w9G3u.DO

なんか今回は本格的にやばそうなきがするな。召喚師まだ力残っているのか?
393 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 00:41:40.07 ID:4ANcgQDO
>>391
今そっちにコカトリスに乗った青年が向かって行ったぞ〜
394 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 00:47:24.75 ID:sLhwAoAO
>>1

なんで毎回こんなにハラハラさせるんだ!
でもピンチになって巨大化した悪役はやられるのが定め
俺はそう信じてる!


それにしてもこれだけ長く続いても古参ぶる自治厨もわかず、ホント良いスレだよな
>>1もお前らもみんな愛してる!
395 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/03(水) 00:51:54.80 ID:wLk3yPY0
「魔道師」は本編にもでてないのに大人気だな。釜なのに
396 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/03(水) 01:00:29.42 ID:45FcUgAO
>>1

合体と聞くとワンピのマリーモなんちゃらの形を想像してしまった
397 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 01:05:02.60 ID:OhaEmcDO
まさかの全滅ED
398 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/03(水) 04:15:37.82 ID:sEm.JgSO

>>383
ごめんなさい
最初は松嶋菜々子だったんです
でももうどうにもなりません
助けてちょんまげ
399 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 10:01:02.24 ID:yEozXh.o
魔道士(俺の)
魔導師(62♂)
魔道師(New!)
400 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 10:59:31.26 ID:w9G3u.DO
>>398
もうおまえは手遅れだ…
401 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 12:11:11.00 ID:NY.ky1Yo
どうしてこうなるまで放っておいたんだ!AA略
402 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/03(水) 13:29:40.80 ID:sEm.JgSO

皆様にも>>1様にも申し訳ありません
それも全盛期の幸代さんなんです
金髪パーマにネイルにアクセ、ゴージャス全開の

長男さんは市川コンさんなんです

誰か助けてください
最初は松嶋菜々子さんと妻夫木聡くんだったのに
403 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 13:40:48.10 ID:WDF1BwYo
別にそんなこと報告しなくてもいいです
404 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/03(水) 13:55:22.31 ID:wLk3yPY0
>>402
まずは有名な美女を片っ端から見ろ

その後女王様キャラが出てくる漫画やアニメを見るんだ。そうすれば少しはマシになるだろ。
405 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 15:39:23.66 ID:87tzh2SO
なあ。>>383のレスだけ削除出来る便利な機能ってないの?
406 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 16:28:11.07 ID:OhaEmcDO
FFは8までしかしてない俺は勝ち組
407 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/03(水) 16:38:36.68 ID:Q8Z.egAO
せっかくの戦闘シーンなのに効果音だけだと何がなんだか・・・
408 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/03(水) 16:54:22.45 ID:B5aI0gSO
今回何やってるかよくわからんよなwwww
409 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:11:06.94 ID:NotgnUIo
こんにちは!
>>202の通り地の文削ってみたのですが、
慣れない事はするものではありませんね。すいませんでしたorz↓続き
410 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:11:38.57 ID:NotgnUIo
ザッ…

召喚士「戦士…」

戦士「……?」

召喚士「すまない…なん…」

戦士「…三秒だな」

召喚士「!?」

戦士「魔道士の補助含めて、三秒は稼げる」

ジャリッ

盗賊「…私は二秒。合計で五秒だ」

召喚士「…十分です!」

戦士「お前はあくまで間接だ。いいな?」

盗賊は黙って頷く。

戦士「…さて、骨が折れるぜ全く」

召喚士「戦士…」

戦士「おい、謝るなよ?盾が俺の仕事だ!」
411 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:12:46.33 ID:NotgnUIo
大鬼「グルオオオアアア…」

ドシンッ…ドシンッ…

召喚士「選択ミスは許されない…」

魔道士「補助…いつでもいけます!」

召喚士「物理攻撃が効かないなら…召喚獣しかない!」

戦士「聖行でも使えりゃ別だけどな…」

召喚士「聖行……」

戦士「集中しろ!魔力が散るぞ!!」

召喚士「そうだね…。すまないっ!」

盗賊「…行くぞ」

戦士「おう」

ザッ…

大鬼「グフウウウウ…ウウオオォ…」

盗賊「…たぁ!」

戦士「おりゃああ!!」
412 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:13:45.48 ID:NotgnUIo
二人は己を鼓舞するように叫び、大鬼目指し駆ける。

タタタッ!!…ババッ!!

大鬼「!?」

目の前で左右に分かれた二人が更に間合いを詰める。

その動きに釣られた大鬼が一瞬停止し、隙を見せる。

盗賊「はぁ!!」

シュバッ!!

大鬼は投げ付けられたクナイを左腕で払い落とす。

盗賊「…これでいい」

戦士「…だなっ!」

戦士は盗賊の動きを確認すると、高く飛び上がる。

大鬼「ガアアアアァァッ!!」

ブンッ!!

大鬼は跳躍する戦士めがけ、右拳を振り上げる。

戦士「大丈夫……!!」
413 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:14:11.07 ID:NotgnUIo
盗賊「しっ!!」

ジャララッ!!…バシュゥッ!!

戦士「なんだか、お前らの考えが…分かるんだ!」

魔道士「やあぁっ!!」

ドドオオォォンッ!!…ガガカアアァァッ!!

大鬼「グゴアアアァァ!!」

魔道士の放った巨大な落雷が、大鬼の頭上に落下し、

その衝撃で巨体が止まり、ふらつきを見せる。

ジャラララッ…ギュルギュルッ!!

盗賊「ぐぅ!!」

大鬼「…ゴガアア!!」

落雷と刹那の間を置き、盗賊の鎖が大鬼の首に巻きつく。

先端はそのまま弧を描き、対面の戦士の元へと渡る。

パシィッ!!

戦士「ナイスコントロールだ!!」
414 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:15:03.44 ID:NotgnUIo
戦士は小さく笑みを見せると、鎖の先端を持ちながら着地する。

戦士「盗賊!めいっぱい引っ張れ!!」

盗賊「うんっ!!」

グイッ!!…ガチィッ!!

大鬼「グエアア!!…グッ…ア…!!」

戦士「こ…れで…っ!」

盗賊「…五秒だ!!」

大鬼「グオアアアアアアア!!」

ブオンッ!!

大鬼は鎖に捕らえられたまま、無理矢理前進する。

ズシイィンッ!!…バキィ!!

大鬼「!?」

魔道士「土行…!補助完了ですっ!!」

大鬼は隆起した土に飲み込まれた自分の右足を見る。

しかしその目線は、正面に立ちはだかる召喚士へと映る。
415 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:15:34.59 ID:NotgnUIo
召喚士「行けぇっ!コカトリスー!!」

シュイイィィン…

召喚士「これが全魔力だ…!全てをぶつける…っ!!」

ゴアオォッ!!…バサッ…

魔道士「い…つもより…」

戦士「でけぇ…!!」

盗賊「…全力か…凄いっ!」

召喚士「コカトリス!!」

コカトリス「…おうっ!!」

コカトリスは声を合図に、低空飛行で大鬼に迫る。

大鬼「!!」

コカトリス「…パワー…スピード」

大鬼「…グ…グガ…!!」

コカトリス「全てに於いて、最早抵抗する事も出来ぬだろう!」

ゴアオオオォォッ!!
416 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:19:57.72 ID:NotgnUIo
大鬼「グギャアアアアァァ!!」

戦士「離れろっ!」

盗賊「うんっ!」

ジャラッ…シュバッ!!

コカトリスの吐息は、大鬼の巨大な体を一気に包み込み、

禍々しい巨大な石像へと姿を化した…。

召喚士「や……った…」

バサッバサッ…

コカトリス「…限界だな」

召喚士「うん…。情けないけど…」

コカトリス「…十分さ」

シュイィンッ

魔道士「やり…ましたね…」

戦士「今度こそ終わりだ…!!」

盗賊「…うん!」
417 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:22:32.87 ID:NotgnUIo
夫人「何…!?一体何が……!」

夫人は後方の石と化した大鬼を見つめ呟く。

ガバッ!!

騎都尉「ふ…んっ!!」

ドグッ!!…ズブゥ…

夫人「!?まだ……生きて…」

突如起き上がり狙い抜いた騎都尉の戟は、

右方より夫人の腰を貫通する。

白馬騎士「はあぁ!!」

シュンッ!!………ザシュッ…ドドォ

更に白馬騎士が夫人へと投げ付けた槍は、

夫人の腹部を貫通し、身体はそのまま勢いよく城門下へと転落する。

白馬騎士「騎都尉!?」

騎都尉「ぐぶ…っ…がはぁ!!」

吐血し片膝をつく騎都尉に、白馬騎士が駆け寄る。
418 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:27:04.36 ID:NotgnUIo
白馬騎士「行くぞ!今のうちに…」

騎都尉「…っ!へっ…さっさと行け…」

白馬騎士「お前もだ!早く掴まれっ!!」

騎都尉「阿呆が…。見ろ、最早困難…」

白馬騎士「っ!!だがな……」

パカラッパカラッパカラッ…

白馬騎士「お前の愛馬は…主を救いに駆けておるぞ」

騎都尉「赤…兎…」

パカラッ…ドドッ…ドッ…

白馬騎士「手綱を…」

騎都尉「……」

騎都尉は黙り、その手綱を握る。

白馬騎士「赤兎。主人を頼んだぞ?」

炎のように赤い巨馬は、頷くような素振りを見せ、

ゆっくりと城門を駆け下りていく。
419 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:29:41.79 ID:NotgnUIo
カツ…ガラガラッ…カツ…カツ…

白馬騎士「……」

白馬騎士の前に槍を引きずった夫人が

ゆっくりと城門への階段を上り迫る。

夫人「……手間をかけさせてくれる」

白馬騎士「……」

カツ…カツ……ザッ

夫人「残るは貴様一人…詰みだのぅ」

白馬騎士「詰み?理解出来んな」

夫人「………」

白馬騎士「部下は倒れ、我が国の要人は退いた」

夫人「……」

白馬騎士「分かるか?残るはお前一人……」

夫人「…」

白馬騎士「いずれ再起を図り貴様を討つ。我らの勝ちだ」
420 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:30:29.99 ID:NotgnUIo
夫人「あーっはっはっはっは!!」

白馬騎士「……」

夫人「例えそうであれ…お前は死ぬのだぞ?」

白馬騎士「…それがどうかしたか?」

夫人「腕組みし…汗一つかかぬその余裕の表情…」

白馬騎士「……」

夫人「怖くはないのか?恐ろしくはないのか?」

白馬騎士「そりゃあ怖いさ」

夫人「…ほぅ」

白馬騎士「今すぐにでも逃げ出したいくらいに」

夫人「正直な輩よの。嫌いではないぞ」

白馬騎士「そりゃあどうも」

夫人「そうだ?命乞いをすればお主を助けてやっても…」

白馬騎士「断る」

夫人「……ほぅ。断ると」
421 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:32:05.14 ID:NotgnUIo
白馬騎士「命と引換に…魔物に魂は売れぬ」

夫人「……」

白馬騎士「私は人間として死ぬのだ」

夫人「……そうか」

白馬騎士「華国の人間として、華国の為に死ぬ」

夫人「…では、望み通り」

白馬騎士「はそっと目を瞑る。

スッ…

夫人「…うふふ」

シュンッ!!…ボフウゥゥンッ!!

夫人「…なっ!……煙幕!?」

白馬騎士「……!?」

ガシィ…スタッ!!

影忍「…伏せろ」

白馬騎士「!?」
422 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:32:53.15 ID:NotgnUIo
白煙の中、影忍は白馬騎士を無理やり寝かせる。

夫人「くぅ…!!ごほっ!!」

ザザッ!!

剣士「一斉射撃!!開始ーっ!!」

シュシュシュンッ!!…ドドドドッ!!

剣士「騎都尉殿を保護し、すぐに救護を!」

衛兵「いけーっ!」

夫人「これは……!!」

無数の矢は白煙を切り裂き、城門上へ次々と放たれる。

次男「……っ」

剣士「ご安心下さい…」

次男「…?」

剣士「すでに別働隊が門内へ突入を開始しております」

剣士は西門を指差す。

西門へ数多くの騎馬隊が潜り抜け、門内へと消えていく。
423 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:33:44.62 ID:NotgnUIo
騎馬隊「突入ー!街内の人間を救出せよっ!」

ドドッ…ドドッ…

騎馬隊「北の弓隊もまだ一部いるはずだ!合流するぞ!」

次男「…おぉ」

剣士「さぁ…お退がり下さい」

次男「ふふっ…。悔しく…そして不甲斐ない」

剣士「…?」

次男「今まさに、東と西と…そして北が手を取り戦っている…」

剣士「……はい」

次男「指揮をするどころか…目に焼き付ける事すら出来ぬとは…」

剣士「貴方の目に映らずとも……」

ザッ…

剣士「華国にはしっかりと焼き付いておりますよ…」

三男「兄上ぇ……」

次男「…三…男!?」
424 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:36:41.14 ID:NotgnUIo
若文官「お止めしたのですが…」

側近「…どうしてもと…聞かず」

次男「皆…」

剣士「皆の目に焼き付いておりますよ。しっかりと…」

次男「……」

テクテクテク…

三男「あ、兄上…」

次男「……」

ポンッ

三男「…?」

次男「…ありがとう」

三男「…?う、うん…!!」

剣士「ではこちらを頼みます…!」

側近「ど、どちらへ…!?」

剣士「……仲間の元へ!!」
425 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:38:32.65 ID:NotgnUIo
シュウゥゥッ…

影忍「……今だっ!」

白馬騎士「!?」

ババッ!!……ザスッ

影忍は白馬騎士を抱え、城門を飛び降りる。

夫人「!?……お、おのれぇ!」

バッ!!

夫人は城壁より下の二人を見つめる。

夫人「逃がすかっ!!」

シュバッ…トンッ

同時に影忍の投げたクナイが夫人の足元に突き刺さる。

影忍「ふん!!」

夫人「!?」

カッ!!…ドドオォンッ!!

クナイへと引火した炎が大きさを増し、周囲を飲み込む。
426 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/03(水) 17:58:18.40 ID:NotgnUIo
影忍「早く馬へ…」

パッカパッカ…

白馬騎士「……白馬」

グイッ…

白馬騎士「……すまぬ。助かった」

影忍「後で良い。早く行け」

パカラッパカラッパカラッ…

影忍「…!?」

白馬騎士「負傷しているのだろう?乗れっ!」

白馬騎士は影忍の手を取り、馬上へと持ち上げる。

白馬騎士「!?」

影忍「……」

白馬騎士「…あ、いや。行こう…!」

影忍「……ああ」

パカラッパカラッパカラッ…
427 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/03(水) 18:13:59.26 ID:.VvRiawo
終わったか…
全くハラハラさせられる。
無事でよかった。俺の魔道士ちゃんが
428 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/03(水) 18:22:27.63 ID:NotgnUIo
それでは帰ります。また後ほど!ノシ
429 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 19:20:29.98 ID:bMHhqk20
>白馬騎士「!?」

また気になるものを
430 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 19:23:51.68 ID:WDF1BwYo
>>429
多分思いのほか重かったから・・・
431 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 19:26:50.60 ID:msEp6jo0
>>430
逆だろww
432 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 22:00:11.89 ID:NY.ky1Yo
盗賊たんが顔を見て驚いてたっけ
433 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 22:24:43.90 ID:U8adc2Qo
みんなわかってて黙ってるんだから、その辺でやめような
434 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:05:17.82 ID:yE.RhcSO
影忍に、ほんの少し男色の気が有っただけだろ。
435 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:23:16.71 ID:GYzeM2Io
男の体重が軽くて何が悪い
筋肉なんて飾りですよ、偉い人にはそれがわからんのです
436 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/03(水) 23:38:51.14 ID:Sbzfjq2o
ドドッドドッドドッ…

剣士「召喚士くん!!」

魔道士「剣士さん!?」

召喚士「ご無事ですかっ!?」

剣士「ああ。君達も無事のようで良かった!」

戦士「あっちは…大丈夫っすか?」

剣士「うん。見えるかい?皆、無事だよ…!」

盗賊「……良かった」

剣士「こっちも終わったみたいだね!」

召喚士「ええ!あとは……」

ドゴオオォォンッ!!

召喚士「!?」

戦士「な、何だっ!?」

魔道士「城壁が…っ!!」

一同は崩れゆく正面の城壁を見つめる。
437 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/03(水) 23:39:59.64 ID:Sbzfjq2o
ガラガラッ…ドシャアッ…

夫人「………」

剣士「くっ!!」

戦士「大事なのが一人残ってたか…!」

召喚士「間違いない…。これが大将だ」

夫人「あーっはっはっはっは!!」

盗賊「……」

夫人「まさか…ここまで……」

魔道士「…くっ!」

夫人「……わらわの望みももう叶わぬのぅ」

戦士「……いけるか?」

召喚士「魔力はもう…皆無だね」

夫人「今日は大人しく退くとしようかの…うふふっ」

戦士「倒せるかな…?」

召喚士「…厳しいね」
438 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/03(水) 23:41:19.22 ID:Sbzfjq2o
カツカツカツ…

夫人「しっかりお礼はしてからの。あーっはっはっは!」

ドウンッ!!

召喚士「!!?」

戦士「なにぃ…っ!!」

魔道士「あ…あれって…!?」

盗賊「……尾…?」

夫人の後方に突如現れた大きな尾に、一同が驚きを見せる。

夫人「まさか…人間と思うてたわけではあるまい…?」

剣士「……っ!!」

夫人「尾も…一本で十分かの…うふふ」

バッ!!…ゴアオオオォォッ!!

魔道士「きゃあぁっ!!」

召喚士「くあ……っ!!」

夫人が手を差し出し放った突風に、一同が巻き上げられる。
439 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/03(水) 23:52:55.88 ID:Sbzfjq2o
ドシャッ…ザッ…

剣士「ぐぅ…!!」

盗賊「……なんて…力…!」

夫人「はぁ。やっぱりこんなものかしらね…」

召喚士「…くそっ。どうする…!?」

戦士「……退くしかねーな」

召喚士「……うん」

戦士「よし、退がってくれ」

召喚士「戦士…?」

戦士「全員で振り切ろうったって無理な話だ」

盗賊「何言って…」

戦士「ここは俺に任せろ…っ!!」

魔道士「戦士さん…だ、大丈夫なんですか!?」

召喚士「無理だ!ここはなんとか……」

戦士「なーに!任しておけって!!」
440 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/03/03(水) 23:55:52.59 ID:Sbzfjq2o
うー寝ます。おやすみあなさいです!ノシ

〜オマケ〜

魔道士「剣士さん…」

剣士「…ん?」

魔道士「活躍シーン…全面カットですね」

剣士「………」

戦士「久々の登場なのにな…」

剣士「………」

召喚士「せっかくの…見せ場なのに…」

剣士「………」

盗賊「……勿体ない」

剣士「い、いや…気にしてないしその…」

魔道士「でも…次はいつ出番があるか…」

剣士「あの…準レギュラーなんだし…その…」

召喚士「すいません…。俺達ばっかり…」

剣士「逆に惨めになるから…やめてくれないかな…ははっ」
441 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:07:29.44 ID:P2sC55Yo

やはり華陽夫人だったか
442 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:18:23.59 ID:WduMsMMo
乙乙
剣士の活躍ってあれだろ
この前の扇動

よ、口がうまくて色男
443 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:24:16.55 ID:QYganRAo
>>410
>盗賊「…私は二秒。合計で五秒だ」
>
>召喚士「…十分です!」
召喚士貪欲だなあって一瞬思った
444 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:31:18.08 ID:KF4CtcAO
>>1
毎日本当に感謝してます

(´・ω・) Swordsman is sorry.
445 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/04(木) 00:36:30.71 ID:tWdG.USO
夫人「くくく…やはり無事か…どうやら我と汝らにはよくよく宿縁があるらしい。」
夫人「だが…それも、すぐに消える!」

鬼「戦士…人間のコトバにゃ、タイマンてのがあるよな…」

戦士「ああ」

鬼「じゃ、わしらとヤツのこれが…」

戦士「ああ、タイマンさ!」
446 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:44:57.07 ID:9DWUCmwo
尻尾何本あるねんっ!って思わせておいて実は猫又とかなっ!
447 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:46:31.75 ID:9DWUCmwo
>>445
嘘つきっ!(><
448 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:48:25.59 ID:d0oE6lIo
魔道士「戦士……すごく、バスカってるよ……!」
449 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:53:59.24 ID:ndRC.EAO
1乙

>>443を見る限り、召還士は算数が苦手か義務教育そのものを受けてなかったみたいだな
そんな奴に魔導師ちゃんを任せるわけにゃいかん
高学歴の俺が責任を持って魔導師ちゃんをチュッチュッしてやろう
450 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:58:53.52 ID:DsFMe.DO
魔導師なんてどうでもいいわ
俺は魔道士ちゃんに弁当作ってもらって二人でピクニックに行きたい
451 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/04(木) 01:51:47.61 ID:Bj8IeXYo
>>445
白面おつ
452 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 02:06:35.95 ID:ufdDTQDO
フルパワーコカトリスかっこよすぎワロタ
453 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/04(木) 02:46:41.04 ID:G1UB3GM0
ああそうか
うしをとらか
454 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/04(木) 02:49:50.69 ID:G1UB3GM0
脱字がひどい
455 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 03:22:06.90 ID:YD6gi.SO
ふぱるわー こかりとす かこっいこいー!
456 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 10:14:14.19 ID:3X5zBYAO
>>444
イライラするから頼むから変な英語を使わないでくれ。
457 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 10:34:45.25 ID:eIbejMSO
戦士が覚醒してスーパー戦士タイム発動だお
458 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 14:16:31.21 ID:skA8WIAo
メタルライダーとキラースター倒したら経験地が3万もきたんだが、どっちが高いんだ?
逃げたろとか言ってるメタルライダーか?
459 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 16:10:25.92 ID:itggGOso
>>456
頼むから変な日本語を使わないでくれ、イライラする。
460 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/04(木) 16:35:12.83 ID:U8K29MSO

>>444 の英文はなんて訳せばいいの?
パープリンな私に誰か教えて
461 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 16:47:51.18 ID:unYVMSEo
ザッザッザッザッザ…

戦士「…さーて、どうすっかな」

夫人「……」

戦士「…相討ちってのも難しいな」

夫人「……」

戦士「せめて仲間を逃がし……」

ザッザッザ…

召喚士「任せろって…何も手なんてないんでしょ?」

戦士「……はははっ!まぁな」

ザッザッザ…

盗賊「…ここまで来たんだ」

魔道士「最後まで…みんなで戦いましょう!」

戦士「お前ら…!?」

召喚士「なんだかさ、怖くないんだ…」

魔道士「そうですね。四人揃うと…不思議です」
462 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 16:48:21.34 ID:unYVMSEo
夫人「もういいかの…。まとめて葬ってやろうぞ」

召喚士「剣士さん!今のうちに皆をっ!」

剣士「ああ!!」

戦士「行くぜっ!」

盗賊「うん」

戦士が駆け出し、その後を盗賊が続く。

夫人「何だろうかのぅ…」

魔道士「補助…いきます!」

戦士「たりゃああぁ!!」

盗賊「…はぁっ!」

戦士を影に盗賊が上空へ飛び上がる。

戦士「よし!」

盗賊「……っ!!」

盗賊は鎖を手に構えた瞬間、咄嗟に察知した。

間合いに踏み入る前、既に夫人は行動を終えていた。
463 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 16:49:13.24 ID:unYVMSEo
盗賊「伏せろーっ!!」

戦士「!?」

夫人「あーっはっはっは!!」

ドドオオォォンッ!!…ゴアオオオォォ!!

夫人の手から放たれたな突風は、地面を跳ね

巨大な竜巻となり、四人を飲み込む。

盗賊「きゃああぁっ!!」

戦士「盗っ…ぐあぁ!!」

ゴオォォ!!…

召喚士「!!」

魔道士「っ!?」

召喚士は咄嗟に魔道士を抱きしめ、強風から身を庇う。

ドサッ…ドサァッ…

盗賊「……ぅ…っう」

戦士「……ちっ…!!」
464 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 16:53:57.36 ID:unYVMSEo
夫人「あーら、もう終わりなのかしら?」

召喚士「……くぅ…!」

魔道士「召喚士さん…!」

召喚士「だ、大丈夫…。軽い切り傷ですから…」

ズッ…ズズッ…

戦士「盗賊…!」

引きずる足を早め、戦士は盗賊の元へ近づく。

盗賊「……こふ…っ!」

戦士「…っ!!」

召喚士「盗賊さん…!?」

戦士「魔道士!盗賊を頼む…!」

魔道士「は、はいっ!!」

夫人「させぬ。……うふふっ」

ドドンッ!!…ボゴオォンッ!!

夫人が左手で掃う素振りを見せると、地面は針のように尖り突き上げる。
465 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 16:58:30.32 ID:unYVMSEo
魔道士「きゃああっ!!」

召喚士「魔道士さんっ!!」

シャキンッ!!…バゴォッ!!

剣士「ふーっ!」

召喚士「剣士さん…!?」

剣士「…!直撃は防げたが…」

魔道士「うぅ…っ…」

剣士は出血する魔道士の腕に布を巻く。

召喚士「……剣士さん」

剣士「……」

召喚士「二人を…頼みます」

剣士「…わ、分かった」

剣士は盗賊を抱えると、二人を馬へ乗せその場を離れる。

召喚士「……戦士!!」

戦士「おう…」
466 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 17:00:24.52 ID:unYVMSEo
ザッザッザ…ジャリッ

夫人「たった二人で…何が出来るかのぅ。うふふ」

召喚士「後はみんなが退いてくれれば…」

戦士「ああ。俺らも悔いは残らねぇって事よ」

夫人「ほう。死ぬ気か…?」

召喚士「死ぬ…?それは分からない」

戦士「最後まで泥臭くしがみ付くだけだ!!」

夫人「どうも死にたがりが多いようだのぅ…」

チャッ…

戦士「…ごちゃごちゃうっせぇぞ」

戦士は柄に手をかけ、重心を落とす。

戦士「召喚士。援護を頼む」

召喚士「…うん」

召喚士は戦士の右に立ち、レイピアを手に構える。

夫人「次の一撃で終わりかのぅ…。うふふ」
467 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 17:01:13.50 ID:unYVMSEo
ジリジリッ…

戦士「……」

召喚士「…」

夫人「……」

ジリジリジリッ…ジリッ…

戦士「はああぁっ!!」

夫人「ふんっ!!」

戦士が抜刀すると同時に、夫人は両手を前に差し出す。

直後、突風が巻き起こり二人を襲う。

召喚士「うおおぉぉ!!」

召喚士の一振りで縦に伸びたカマイタチが、夫人の突風を二手に割く。

戦士「うおりゃあああ!!」

召喚士「いけぇ!!」

夫人「なっ…!?」

シュンッ……ザシュッ!!
468 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 17:28:06.82 ID:unYVMSEo
夫人「………く…っ」

戦士「……」

夫人「くっ…くくっ……!!」

召喚士「……く…そぉ」

夫人「くくくっ…!ふふっ…あーっはっはっは!」

夫人は風に守られた右手で、雷切を掴みながら笑う。

バキィッ!!

戦士「…ぐは…っ!!」

夫人「…まずは…一人目!」

召喚士「戦士ーっ!!」

夫人は右手の風を戦士めがけ放ち、左手からは炎を発する。

ドドドオォンッ!!…ゴアオオォォッ!!

風と炎は一つに混じり、爆風を巻き起こす。

戦士「……ぁ…」

夫人「………」
469 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 17:28:39.85 ID:k840Znoo
久しぶりに読んだけど、そんなに進んでなかった。
>>1は忙しいのか?
がんばりすぎないようにな。
470 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 17:33:15.23 ID:3jQtxW2o
誰か急いで天才呼んできて!早く!
471 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/04(木) 18:34:44.33 ID:unYVMSEo
>>469
なんだかまとまった空き時間が減ってしまいまして…orz
なんとか調整したいと思いますので今しばしご勘弁を
472 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 18:41:26.72 ID:DsFMe.DO
魔道士と盗賊は夫人が後でおいしくry
473 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 18:48:53.39 ID:DsFMe.DO
(((((((;;;゚Д゚))))))てか大ピンチじゃねぇか
474 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 19:36:17.49 ID:pffp2cDO
ピンチな訳無いじゃん♪
戦士 相討ち狙いでないと倒せないと既に覚悟している
召喚士 最後に呼び出したコカちゃんでおそらく魔翌力尽きてる


……えっ
475 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2010/03/04(木) 19:41:59.35 ID:WI2BVoAO
とりてす
476 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 19:56:17.04 ID:WI2BVoAO
パッカパッカパッカ…

戦士「な…んで……っ…」

ドシャアァッ…

騎都尉「……っく…」

戦士の前に立ちはだかる騎都尉がゆっくりと倒れる。

ガシィ…

戦士「何で…何でだよ…っ!」

騎都尉「……へっ」

騎都尉は戦士にしがみつくようにもたれかかる。

戦士「何で助けたり……」

騎都尉「どのみち…もたねぇ……」

ドサッ…

騎都尉「俺は…盾だ…」

戦士「……っ!」

騎都尉「…こ…の…国の…」

戦士「騎…都尉!!」

騎都尉「悪…かった…な……」

戦士「しっかりしろっ!おい!おいっ!」

騎都尉「華国を……頼………」

戦士「騎都尉ぃーっ!!」

騎都尉は赤兎を見るとゆっくりと目を閉じた。

愛馬はそれを確認すると大きく飛び上がり、任務を受けるかの如く走り去った…。
477 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 20:03:19.39 ID:WI2BVoAO
夫人「三文芝居は終えたかのぅ…」

タッタッタ…

召喚士「戦士……」

戦士「……」

戦士は屈み、騎都尉の瞼を閉じる。

戦士「………」

ゴゴゴゴゴ…

召喚士「!?」

夫人「!!…ほぅ」

戦士「……騎都尉」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

召喚士「威圧…っ?す、凄い!!」

戦士「盗賊…魔道士……」

夫人「これは……なかなかっ」

ボシュッ!!

戦士「あああぁぁーっ!!」

戦士は一瞬のうちに間合いを詰め、抜刀する。

夫人「芸のない事…うふふっ」
478 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 20:11:36.45 ID:6jhOwkDO
戦士覚醒キター
鳥肌すげーwwwwww
479 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/04(木) 20:11:56.74 ID:kShjnuso
なんかインフレさせすぎた感が凄いね…
480 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 20:12:17.00 ID:WI2BVoAO
シュンッ……ギイィンッ!!

夫人「分からぬか?わらわの風で防ぐ事なぞ、たやすい…」

夫人は再び風を纏った右手で、雷切の刀身を掴む。

グググッ…

夫人「……!?」

グググググッ…

夫人「馬鹿な…っ!押し返して……」

戦士「っりゃああぁぁぁ!!」

夫人「くう…っ!!」

ザシュッ!!…ガカアァァッ!!

戦士「はぁっ…はぁ……はぁ…」

夫人「……!!」

夫人は斬り落とされ、地面へと散る髪を見つめる。

ボタポタッ…

夫人「……血!?」

バッ!!

夫人は慌て右頬を手で押さえる。

夫人「ーっ!!」
481 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 20:14:43.49 ID:DsFMe.DO
召喚士「あれ?主人公って…」
482 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 20:24:52.11 ID:WI2BVoAO
カランッ…

戦士「はぁっ…はぁっ……」

召喚士「戦士!!」

夫人「………」

戦士「はっ…。これ…でもダメかよ…」
戦士は俯き、手から離れた雷切を虚ろな目で見る。

夫人「見誤ったわ…」

ボボウンッ!!

夫人「…三本で良かろうかの…!」

召喚士「尾が…更に二本増え…!?」

バシィッ!!…ドオォォン!!

戦士「ぐああぁっ!!」

夫人「おや…?少し尾を叩きつけただけよ?」

夫人は叩きつけられ倒れる戦士にそっと話し掛ける。

テクテクテク…

夫人「もう遊戯はお終い。じゃあね」

召喚士「戦士!!」

夫人「お前さんから先に逝くか?」

夫人は駆け寄る召喚士めがけ、両手を構える。

その細く長い指先からおぞましい炎と風が放たれる。
483 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 20:31:22.96 ID:DsFMe.DO
リアルに「えっ」ってなった…
484 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 20:35:13.92 ID:WI2BVoAO
ドドドオオォォ…

召喚士「……あれ?」

召喚士は真っ白な周囲を見渡す。

召喚士「何だろう…前もこんな事が…」

…ォォオ

召喚士「何の音…?下…から?」

バサッバサッバサッ…

召喚士「コカトリス…」

コカトリス「……終わりか?」

召喚士「うん…。勝てなかったよ…」

コカトリス「…それで…良いのか?」

召喚士「え?」

コカトリス「…救うべき人が…仲間が、まだおるのだろう?」

召喚士「……うん」

コカトリス「…戦友は一度も諦めたりはしなかったな」

召喚士「…師匠」

コカトリス「…どうする?もう終えるか?」

召喚士「…そうだね。そうだ!最後まで…諦めて…」

コカトリス「……ふんっ」

召喚士「たまるかあぁぁっ!!」
485 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 20:40:42.55 ID:AnrNA6DO
wktkがとまらない
486 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 20:49:51.53 ID:FlT8ztYo
王道でいくストーリーなんてそんなものでしょ
487 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 20:54:09.57 ID:WI2BVoAO
ボシュウゥゥッ!!

夫人「な、何っ!?」

召喚士「ぐっ…!!」

夫人「石化の息で熱風を…!?」

コカトリス「……」

ゴアオオォォ…

コカトリスの吐息は壁を作るように夫人の熱風から、

召喚士の身を守っている。

コカトリス「…どうした?」

召喚士「あ、なんか…不思議だなって…」

コカトリス「…?」

召喚士「覚悟を決めたら…何だか気持ちが落ち着いたって言うか…」

コカトリス「…余裕が出たか?」

召喚士「うん」

コカトリス「そんな時は…状況も変わるものだ」

召喚士「……?」

コカトリス「感じないか?」

召喚士「え…?」

ドドオォン!!

夫人「!!」

召喚士の上を、突如巨大な津波が広がる。
488 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/04(木) 21:12:02.38 ID:WI2BVoAO
〜南方司令部〜

カチャッ

南方参謀「…はぁ美味しい」

南方弓長「そりゃ良い紅茶ですから…」

南方副官「大丈夫かね…」

南方参謀「何が?」

南方副官「何がってなぁ…」

南方参謀「私達は他国への介入が出来ない…」

南方弓長「……」

南方参謀「でも確かに言ったわよ?」

南方参謀はカップを手に取り、一口すする。

南方参謀「何とかする…ってね」

南方副官「一般人ならば、何ら問題はない…か」

南方参謀「あの子達の強さは立証済みよ」

南方参謀は微笑み、また一口紅茶をすすった。
489 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 21:13:51.48 ID:DsFMe.DO
まさか…
490 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 21:44:30.05 ID:EXckloDO
ヤバいちょっとリアルに泣きそうになってしまった
491 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 21:45:53.00 ID:ufdDTQDO
コカちゃん……
492 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 22:10:15.40 ID:RJCiW2c0
予想外に早い再登場
誰かが言ってたように五年後?とかかとばかり
493 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 22:12:42.30 ID:PPjBGgAO
リヴァイアたんきた
494 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 23:33:04.88 ID:NSkuRIAO
リヴァイアさんきた!
495 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 23:36:41.57 ID:WduMsMMo
これは予想外…!?
496 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 23:50:26.16 ID:WI2BVoAO
久々にもしもしから投下してたらバッテリー切れましたww
本日ここまでにて!おやすみなさい!ノシ

※作者花粉症の為、オマケは休載致します。申し訳ございません
497 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 23:55:48.27 ID:DsFMe.DO
罰として>>1たんチュッチュ
498 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 00:06:54.72 ID:hh8V2HMo

症状でてからだと翌シーズンまで受けられないけど
レーザー治療いいよ
499 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 00:43:46.05 ID:8lNgP2AO
>>1

なになんなのこの最高の展開
フラグ回収が上手すぎる
白虎娘ちゃんも今回は活躍出来るといいなぁ…

夫人の強さって魔王レベル?
魔王がこれよりずっと強いとか言われたら俺もう怖くて死んじゃう
500 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 01:18:57.57 ID:u59Qx.AO
>>459
な?イライラするだろ?
だから変な英語使うなって言ってんだよ。
分かってくれたかな?
501 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/05(金) 01:27:54.75 ID:jHooUpw0
幼稚なケンカすんな
502 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 01:30:09.02 ID:m2kxBsUo
>>500
Fack you
503 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 01:42:34.17 ID:W95emUAO
>>460
(´・ω・)剣士カワイソス
504 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 02:13:19.57 ID:ghG08QSO
>>502
Fuckin' Goddamn Shit!!
505 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 02:52:37.83 ID:Plzrh6AO
ポルトガル語でおねがいします
506 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 03:28:48.37 ID:qNA0FUDO
(´・ω・)剣士 es mui pobre...
507 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 03:29:06.89 ID:qNA0FUDO
(´・ω・)剣士 es muy pobre...
508 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/05(金) 03:56:36.20 ID:v6YSnQc0
ナイスボート
509 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 10:23:07.63 ID:PAMSakAO
大事なことなので二回いいました
510 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 12:42:39.20 ID:5jE.hMM0
よく見ると二回言ってなかったりする
511 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 16:50:53.75 ID:5AMeMoAO
消費しすぎではないかと思うのだよ
512 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 18:25:16.17 ID:scnU32Io
〜南東国東の街、西門付近〜

ドドドドドドドドド…

召喚士「津波…!?」

夫人「これはっ……!!」

大津波は召喚士の頭上を抜け、夫人と熱風を飲み込む。

夫人「くうぅ…っ!!」

ドドオオォォンッ…ザザアァ…

コカトリス「…大丈夫か?」

スタッ…

召喚士「…ふーっ。…何とか」

召喚士は振り向き、背後の召喚獣を見つめる。

リヴァイアサン「……」

召喚士「……リヴァイアサン」

召喚士はリヴァイアサンの真下にある人影に目を移す。

召喚士「それに……」
513 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 18:26:14.49 ID:scnU32Io
ザッ

玄武娘「…間に合った…ですの」

朱雀嬢「お久し振りですわ。朱雀先生!」

白虎嬢「ひゃぁ、大変ですねぇ〜」

召喚士「皆さん…」

玄武娘「大丈夫…ですの?」

召喚士「いや…っ、もう限界で…」

ドシャアァッ!!

朱雀嬢「!?」

夫人「………」

白虎嬢「あらぁ?まだみたいですわよ〜」

夫人「…ふぅ…はぁ…っ」

朱雀嬢「ちょっと!手抜きしないでさっさと頑張りなさいよっ!」

玄武娘「えーっ!ちゃんと本気ですの!」

朱雀嬢「全く…仕方ないですわね…。白虎嬢!」
514 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 18:29:22.90 ID:scnU32Io
白虎嬢「はい〜?」

朱雀嬢「私達も行くわよ?」

白虎嬢「はい。頑張りましょう〜」

朱雀嬢「出て来いっ!グリフォン!!」

白虎嬢「いらしてっ!ベヒーモス!!」

シュイィィンッ

召喚士「凄い…あ、圧巻だな…!」

三対の大きな召喚獣が横並びに現れる。

コカトリス「…あとは任せよう。お前にはやるべき事があるだろう?」

コカトリスは、倒れている戦士を見つめる。

召喚士「…うん。……ありがとう」

タッタッタッタッタ…

コカトリス「……ふっ」

シュイィィンッ…

召喚士が走り出すと同時に、コカトリスは消えた。
515 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 18:34:55.75 ID:scnU32Io
朱雀嬢「それじゃあ…行きますわよっ!!」

玄武娘「はいですの!」

白虎嬢「倒せますかね〜?」

朱雀嬢「かね〜?…じゃなくて倒すの!」

白虎嬢「はい〜」

ドズウゥンッ!!

夫人「おのれ…。ここまで手間を掛けさせるとは…」

玄武娘「来るですの!」

夫人「…こうなれば…九本で片付けてくれるわ!」

ボンッ!!

玄武娘「耳が生えたですの!?」

朱雀嬢「……嫌な感じですわね…!」

ジャリッ!!

召喚士「戦士…!戦士…っ!!」

戦士「………」
516 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 18:36:48.46 ID:scnU32Io
召喚士「くそぉ…!あっちもマズイな…!」

召喚士は振り向き、腕を組み佇む夫人を見つめる。

戦士「………ぉ」

召喚士「!?」

召喚士は戦士を抱え、仰向ける。

召喚士「戦士っ!!大丈夫か!?」

戦士「……赤……兎」

召喚士「へ…っ?赤兎!?」

戦士は横を向き、遠方より近づく二頭の馬を見つめる。

パカラッパカラッパカラッ…

召喚士「あ……!!」

パカラッパカラッ…

白馬騎士「武器を拾うのに手間取った…!」

白馬騎士は赤兎に跨る影忍に戟を投げ渡す。

影忍「……」
517 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 18:37:48.28 ID:scnU32Io
白馬騎士「……頼むぞ」

影忍「……承知」

紅白二頭の馬は、召喚士と戦士の横を素通りし、

そのまま一気に夫人へと突撃する。

夫人「…あーっはっは!わらわの…九尾の力…」

玄武娘「…っ」

夫人「見せてやろうぞっ!!」

ドドッ!!

白馬騎士「くらえぇーっ!!」

夫人「…っ!!」

ブンッ!!……ザシュッ!!

白馬騎士の投げつけた槍が夫人の体に突き刺さる。

夫人「また…貴…様っ…!?」

夫人は吹き飛ぶ体を片足でなんとか踏ん張り支える。

パカラッパカラッ…
518 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 18:39:51.83 ID:8CnbPSMo
>>1が来たぞー
さぁ、今日も楽しませていただきます
519 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 18:52:23.84 ID:scnU32Io
影忍「……」

夫人「!!」

影忍「………死ね」

ヒュオッ!!……ドズゥ!!…ゴシャアァッ!!

影忍は騎都尉の戟を投げつける。

直撃した夫人はその体を岩壁に叩きつけられる。

夫人「…ぅ…くっ…!」

朱雀嬢「今よっ!!」

朱雀嬢が目配せすると、グリフォンは急降下し、

夫人を岩壁へと押し込む。

夫人「避け…っ…!」

ビュオッ…ゴシャアァッ!!

朱雀嬢「ほらっ!早く続いてっ!!」

白虎嬢「はい〜!!」

玄武娘「本気の…本気ですのっ!!」
520 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 18:53:12.36 ID:scnU32Io
リヴァイアサンの大津波が夫人めがけ迫る。

ドドオオォォンッ!!

間髪入れずベヒーモスが巨大な口を開き、

炎の玉を撃ち込み、更なる追い討ちをかける。

キュイィィ…ドドドオォンッ!!

白馬騎士「…凄まじい…なんて威力だ…!」

召喚士「凄い…!」

シュウウゥゥ…ゴトッ…カランッ…

朱雀嬢「もう流石に倒したでしょ」

玄武娘「…ですの」

白虎嬢「疲れましたね〜」

影忍「……?」

白馬騎士「…どうした?」

カタッ…ゴトゴトッ…

召喚士「…ま…まさ…か!?」
521 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/05(金) 18:57:04.98 ID:UH3wWKQo
いいところでwwwwww
522 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 19:09:02.91 ID:ij3FpQDO
>>521

そこにはなんと元気に走り回る九尾の姿が
523 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 19:19:13.35 ID:8lNgP2AO
こういう仲間が駆けつける展開大好きだ

おれもう>>1のために菊門洗って待ってる
524 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/05(金) 19:19:24.09 ID:scnU32Io
すいません!さっきから飛び込みの仕事が…orz
今日中になんとかまとめたいと思います!
525 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/05(金) 19:46:20.39 ID:5RDOB.oo
>>1
無茶をするな
貴様は魔力を使いすぎだ
526 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 19:51:31.04 ID:hETjlwAO
立ち上る白煙の中に、人影が現れる。

朱雀嬢「嘘でしょ…!?あれだけやってまだ…」

玄武娘「そ…そんなぁ…」

テクテクテク…

崩れた岩壁を掻き分け、夫人が姿を現す。

白馬騎士「……子供…?」

夫人「……」

パタパタッ

影「…いや。縮んだ…というか」

夫人「…はぁ」

夫人は乱れた衣服を正しながら溜息をつく。

朱雀嬢「……」

夫人「あぁ。構えなくとも良いぞ」

白虎嬢「…?」

夫人「この姿…。分からぬか?魔力枯渇だの…」

玄武娘「もう戦わないんですの?」

夫人「回復に全ての魔力を使うてしまったわ…」
527 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 19:58:52.19 ID:CJyLhEDO
夫人は俺の嫁
528 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 20:00:18.62 ID:hETjlwAO
白馬騎士「……」

夫人「お主ら命拾いしたの」

夫人は周囲を見渡し前へ進む。

白馬騎士「何を…言って…!?」

影忍「……もうよせ」

影忍は右手で白馬騎士が飛び出すのを制する。

白馬騎士「皆死んだ!この者をここで逃がせば…」

影忍「…余力がない。俺もお前も…あ奴らもな」

夫人「やるなら構わぬぞ?この姿とて負けはせぬ…」

白馬騎士「……」

夫人「無傷…とはいかぬがのぅ」

夫人は幼ない顔で、しかしながら妖艶に笑う。

夫人「わらわも今日は疲れた。これで終いじゃ」

朱雀嬢「私達の勝ちですわね…!」

夫人「ふぅむ…。まぁ良かろう」

玄武娘「…勝った…ですの!!」
529 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 20:05:46.93 ID:hETjlwAO
夫人「だがの、次はこうはいかぬ…」

白馬騎士「!?」

夫人「そうだの…全快は程遠いが、1年もあればそれなりに戻るかの」

影忍「……」

夫人「安心せい。もはやこの国に興味はない」

白馬騎士「……っ」

夫人「もう会う事もあるまいて…。うふふっ」

テクテクテク…

夫人「だが…召喚士ども。お主らは覚えておくがよい」

玄武娘「…え!?」

夫人「わらわをここまでしおった罪、いずれ償って貰うからの…!」

朱雀嬢「次も同じ目に合わせてやりますわっ!」

白虎嬢「ですね〜」

玄武娘「……ですの!」
530 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/05(金) 20:12:29.55 ID:hETjlwAO
夫人「威勢の良い事…。怖いのぅ」

チラッ

夫人「……」

召喚士「……」

夫人「…うふふっ。またの」

ボンッ!!…シュウウゥゥ…

夫人は白煙を上げ、その場から姿を消した…。

玄武娘「消えたですの!?」

朱雀嬢「まぁ…いいですわ。勝ちは勝ち!」

白虎嬢「そうですね〜!やりましたね〜!」

白馬騎士「……」

影忍「…勝ちは勝ち…か。…まさにだな」

白馬騎士「…こんなものが勝ちと言えるか…っ!」

影忍「…考え方次第だろう」

白馬騎士「……くそぉ…っ!!」

影忍「………」
531 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 20:47:39.71 ID:0QPZcz20
コカトリスが心配でならない
532 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 23:21:35.12 ID:C9qrUz6o
召還士にロリババアフラグ!?
533 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/05(金) 23:51:32.98 ID:dNysCbE0
玉藻前を思い出した。
534 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 00:11:23.34 ID:uR1cFDAo
どの玉藻前だよ。玉藻の前さまぁ〜か
535 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 00:19:27.60 ID:DaNR/MSO
ユウナレスカ思い出した。
536 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 00:49:36.53 ID:ulGtNkDO
寝落ち?
537 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 01:04:24.08 ID:f6RSVMAO
寝落ちか

>>1おつ
538 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/03/06(土) 01:12:06.81 ID:XJd.Ri.o
起きてるんですが諸々してまして、
まだあまり書き溜め出来ておりませぬ…orz
539 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 01:13:04.52 ID:XJd.Ri.o
ザッ…ザッザッ…

戦士「……」

召喚士「終わり…ましたね…」

白馬騎士「ええ…」

タッタッタッタッ…

朱雀嬢「朱雀先生っ!」

玄武娘「…お久し振りですの!」

召喚士「玄武娘さん…回復をお願い出来ますか?」

玄武娘「勿論ですの!」

玄武娘は勢い良く返事をすると、シ−ビショップを召喚する。

白虎嬢「頑張って〜」

玄武娘「戦士さん…」

パアアァァッ…

シービショップは戦士の傷をゆっくりと塞いでいく。

戦士「………」
540 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 01:17:40.75 ID:XJd.Ri.o
ザッザッザ…

白馬騎士「……」

白馬騎士はしゃがみ、騎都尉の顔を覗く。

白馬騎士「………くっ!!」

召喚士「……」

ザッ

影忍「……」

召喚士「騎都尉さんは……」

白馬騎士「分かってるよ。最後まで……」

影忍「……」

白馬騎士「最後まで…華国の為に戦った」

玄武娘「戦士さん!」

戦士「……っう…」

召喚士「戦士っ!」

戦士「………おぉ」
541 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 01:33:03.49 ID:XJd.Ri.o
戦士はゆっくりと上体を起こす。

召喚士「無理するな…!」

戦士「……だ、大丈夫…それより」

ズズッ…ザッ…ザッ…

戦士「……」

白馬騎士「……称えてやってくれ」

戦士「……ああ」

朱雀嬢「…貴方達も負傷者ですわね?」

召喚士「治療を…」

白馬騎士「…?ああ、すまない」

影忍「……」

召喚士「…どうしました?」

影忍「…いや。俺は軽傷だ。先にその男から」

玄武娘「分かりましたですの!」

白馬騎士「……助かる。ありがとう」
542 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 01:43:40.52 ID:XJd.Ri.o


玄武娘「はい。もう平気ですの」

白馬騎士「…素晴らしいな」

召喚士「次は……」

影忍「……」

白馬騎士「……あ」

召喚士「…え?」

白馬騎士「…あ、いや。軽傷だから治療は必要ないかと」

影忍「…そう言おうとしたところだ」

召喚士「…いいんですか?」

影忍「…うむ。それよりも本陣へ」

召喚士「あっ!そうですね…!魔道士や盗賊を…!!」

玄武娘「…はいですの!」

召喚士「では急ぎましょう!!」

朱雀嬢「そうですわねっ!」
543 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 02:21:25.31 ID:XJd.Ri.o
召喚士「戦士…?」

戦士「ん…ああ」

戦士は騎都尉の身体を抱え、立ち上がる。

戦士「帰ろう。みんなで…一緒に…」

召喚士「……うん」

影忍「……」

白馬騎士「…先に行っててくれ」

召喚士「…?」

白馬騎士「すぐに行く」

召喚士「……分かりました」

白馬騎士と影忍を除く一同はその場を後にする。

影忍「……」

白馬騎士「…聞いてもいいか?」

影忍「…俺も話す事がある」

白馬騎士「……」
544 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 03:07:36.42 ID:HYdZ8cDO
…!
545 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 04:45:18.45 ID:UAOPGIAO
1ヶ月後……

そこにはなんと白馬騎士に乗って元気に走り回る影忍の姿が
546 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/06(土) 06:14:06.63 ID:W2b79MSO
>>545
アクセル、もとい8等身かよwwwwwwwwww
547 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/06(土) 09:12:34.99 ID:jF1xIMDO
不覚ながらワロタw
548 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/06(土) 10:24:34.62 ID:PRioL9Q0
そろそろアーリマン様がやってくる頃だ……
くくっ、貴様等は闇に永劫葬られるのだ、喜ぶがいい…!
痛みもなく消されていく自分を哀れに思いながらなぁ!
みんな死んでしまえぇぇぇぇぇぇえぇえええぇっ!!


これがのちの召喚士の未来であることはこのときは本人を含めてまだ誰もしらなかった
549 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 13:29:43.61 ID:pe8elEAo
>>548
ちょっと何言ってるかわからない
550 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/06(土) 14:57:55.26 ID:iQhDH.SO
>>548
あたしおじさんだけど、やっぱり解らない
親権にちょっとかわいそう
551 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 15:51:26.23 ID:Jb1cFq2o
>召喚士「あっ!そうですね…!魔道士や盗賊を…!!」
呼び捨て…だと…
552 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 16:16:15.59 ID:fh5xXUSO
次は東の国で組曲:九尾ですね、分かります。

>>1
つC
553 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 16:20:47.97 ID:SbxmvlMo
ここで>>1が登場
554 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 16:23:39.68 ID:pe8elEAo
ショボーン(´・ω・)花粉症辛いよ・・・・
555 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 16:37:11.94 ID:skdKF2oo
>>554のIDがペドに見えた俺は超ロリコン
556 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 17:35:58.54 ID:HYdZ8cDO
今回は
召喚士≧戦士>壁>剣士>盗賊≧魔道士
って感じたな…総合の活躍度
剣士が想像以上に活躍したよ
魔道士ちゃん同じ魔法使いとして俺が特訓してあげるからおいで
557 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/06(土) 17:48:20.27 ID:W2b79MSO
>>556
セルフバーニング唱えてろよ
558 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/06(土) 17:57:31.38 ID:qBRY4kk0
しかし白虎嬢がベヒンもす出したのは驚いた。
白虎長の立場なしwwwwww
559 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 18:02:47.00 ID:nQBSiMAO
>>556
壁さんマジぱねぇっす
560 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 18:48:56.32 ID:XJd.Ri.o


パッカパッカパッカ…

戦士「…赤兎…!?」

赤兎は戦士の抱える騎都尉を覗き込み、顔を舐める。

戦士「……ごめんな」

召喚士「……」

戦士「俺が不甲斐ないばかりに…お前の…」

パッカパッカ…

戦士「主人を………」

赤兎は戦士の顔を舐める。

そして地面へ座りこむよう身を低く屈める。

戦士「!?」

召喚士「…乗れって…事かな?」

戦士「……」

戦士は騎都尉の身体を預け、自身もゆっくりと赤兎へ跨った。
561 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 18:53:08.17 ID:XJd.Ri.o


影忍「………それで?」

白馬騎士「単刀直入に聞こう…」

影忍「……」

白馬騎士「お前は何者なのだ?」

影忍「……」

ガシッ

白馬騎士「この冷たさ。まるで死人のような…」

ブンッ

影忍「…我は影」

白馬騎士「影……」

影忍「…影には光も暖かさも不要」

白馬騎士「…そうか。ならばそれ以上の深くは聞かん」

影忍「……」

白馬騎士「それで…そちらの話と言うのは…?」
562 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 18:53:35.14 ID:XJd.Ri.o
影忍「……ああ」

影忍は懐より一つの書簡を手渡す。

白馬騎士「……?」

カチャッ…パラッ…

白馬騎士「…‥・!!」

影忍「…西から東への書簡」

白馬騎士「…っ!」

影忍「差出人は……お主だ」

白馬騎士「……お前が…老文官をっ!」

影忍「……違うな」

白馬騎士「……」

影忍「…俺が老文官…だったまでの事」

白馬騎士「殺したのか…?」

影忍「……北の寺を訪ねよ」

白馬騎士「!!生きては…いるのだな」
563 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 18:54:01.88 ID:XJd.Ri.o
影忍「……ああ」

白馬騎士「…何故…話したのだ?」

影忍「……」

白馬騎士「お前は雇われの身であろう?」

影忍「雇い主は死んだ。それに……」

白馬騎士「……」

影忍「…お前には救われた。借りは返す」

白馬騎士「……成程」

影忍は着衣を正し、覆面を結び直す。

影忍「…弓将軍は東西の共倒れを画策していた」

白馬騎士「それで書簡を利用した…と」

影忍「そういう事になるな」

白馬騎士「いつの間にすり替わったのだ……」

影忍「……では」

白馬騎士「…行くのか?」
564 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 18:54:28.13 ID:XJd.Ri.o
ザッザッザッザッザ…

影忍「…もうこの地に用はない」

白馬騎士「…用はない?お前は何が目的で…」

影忍「……」

シュンッ!!……ドウゥンッ…

白馬騎士「………」

影忍は白煙に身を包み姿を消した…。

〜東の街付近〜

玄武娘「おいで、シービショップ」

シュイィンン

側近「…おぉ!」

若文官「傷がみるみる…塞がっていく!」

魔道士「……んっ…!」

盗賊「……く…ぅ」

召喚士「魔道士さん!盗賊さんっ!!」
565 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 18:54:54.86 ID:XJd.Ri.o
戦士「良かった…っ!問題なさそうだな!」

朱雀嬢「無事で何よりですわっ」

白虎嬢「ですわね〜」

魔道士「……し、召喚士…さん」

召喚士「良かった…!本当に…」

戦士「…大丈夫か?」

盗賊「……ああ。すまぬ」

盗賊はゆっくりと起き上がり、周囲を見渡す。

盗賊「…終わった…のか?」

戦士「…何とかな」

魔道士「玄武娘ちゃん…!?朱雀嬢ちゃんも…」

玄武娘「お久し振りですのー!」

朱雀嬢「安心して。私達が倒してやりましたわ!」

魔道士「そうですか…!凄い…!!」

盗賊「………」
566 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 18:55:27.11 ID:XJd.Ri.o
戦士「…?どうした?」

盗賊「…あ、いや」

召喚士「…影忍…ですか?」

盗賊「…奴は…どこへ?」

召喚士「白馬騎士さんとまだ跡地に…」

盗賊「……そうか」

戦士「何かあったか?」

盗賊「……ん。別に」

召喚士「……」

パッカパッカパッカ…

剣士「街の人達は無事、避難完了致しました」

次男「ご苦労。助かりました」

剣士「…いえ。お力になれて何よりです」

タッタッタ…

召喚士「剣士さん!」
567 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 18:55:53.61 ID:XJd.Ri.o
剣士「みんな無事のようだね…!良かった」

剣士は下馬し、一同の元へ歩み寄る。

剣士「魔物は?」

召喚士「……退きました」

戦士「結局…倒せなかった…」

魔道士「……」

ザッザッザ…

白馬騎士「だが、勝ちは勝ちだ…」

召喚士「白馬騎士さん!」

白馬騎士「今戻った。こちらも無事で何より…」

タッタッタ…

三男「白馬騎士…!!」

白馬騎士「三男様!!」

次男「よくやってくれた。礼を言うぞ」

白馬騎士「私だけの力ではありません‥」
568 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 19:00:39.03 ID:XJd.Ri.o
次男「…うむ」

白馬騎士「ここにいる全員。そして……」

召喚士「……」

白馬騎士「…騎都尉の…力です」

次男「…ああ。全くもってその通りだ」

盗賊「…あ、あの」

白馬騎士「…?」

盗賊「…影忍は…?」

白馬騎士「……既に去ってしまった」

盗賊「!!……そう…か」

白馬騎士「…何かあったか?」

盗賊「…いや。…助けられた礼を」

白馬騎士「…成程」

召喚士「………」

次男「…ではこれより全軍、東の街へ入る!!」
569 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 19:45:10.06 ID:XJd.Ri.o
ご飯いてきます
570 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 19:59:27.98 ID:DplaTG.o
いてらし
571 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 21:37:20.67 ID:fiywD6DO
しかしオーク絡みの話がここまで大きくなるとは……お疲れ様です
572 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/06(土) 21:57:34.65 ID:iQhDH.SO

なんか ななばつ 見れない
(´・ω・`)
573 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/06(土) 22:31:16.71 ID:g0YXQAAO
>>572
パソコンからなら見れるらしい
574 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 23:12:19.14 ID:XJd.Ri.o
〜南東国、東の街〜

崩れた街並の復旧に、兵が忙しなく行きかう。

その中央に位置する宮廷には、召喚士を始め一同が集まる。

次男「皆の者、まずはご苦労であった」

白馬騎士「はっ…」

側近「此度は皆の働きもあり、防衛に成功した」

召喚士「……」

側近「しかしながら我が国は長男様を失う事と相成った…」

三男「……」

側近「幾ら魔王軍と共謀したとて…華国の殿下であらせられた」

次男「ああ…」

側近「この損失はまこと大きく、また遺憾である」

魔道士「……」

次男「更には重臣である弓将軍…そして騎都尉を失った…」

戦士「………」
575 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 23:12:46.20 ID:XJd.Ri.o
次男「私は今ここに誓おう…。本日をもって…内乱を終結する!」

若文官「…三男様、宜しいですね?」

三男「もちろんだ…。この国が平和であれば…何も要らない!」

側近「魔物を追い払う事も出来た…。華国は新しく生まれ変わる!」

次男「ああ…。華はまた咲くだろう…!!」

魔道士「…良かったですね」

盗賊「……ああ」

玄武娘「はいですの!」

側近「それではお客人方はこちらへ…」

白虎嬢「はい〜」

召喚士「…いいんですか?」

白馬騎士「お疲れでしょう。お休み下され」

剣士「……助かります」

朱雀嬢「お言葉に甘えますわ」

魔道士「行きましょうか!」
576 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 23:13:51.28 ID:XJd.Ri.o
〜大広間〜

白虎嬢「なるほどですね〜」

召喚士「…こちらも理解しました」

魔道士「南方司令部の皆さんが…玄武娘ちゃん達を派遣してくれたんですね!」

朱雀嬢「そういう事ですわ」

玄武娘「でも、まさかこんな事になってるなんて…ビックリですの」

剣士「こちらも全くの想定外でした」

戦士「ああ。だがお陰で助かったぜ…」

召喚士「戦士…?」

戦士「ちょっと…抜けるわ……」

盗賊「……」

戦士はドアを開け、広間を後にする。

魔道士「戦士さん……」

玄武娘「どうしたんですの…?」

召喚士「………」
577 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 23:28:12.52 ID:HYdZ8cDO
戦士…
578 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/06(土) 23:53:11.98 ID:XJd.Ri.o


側近「し、しかしっ…!!」

次男「いや…私もこの身だ。それに…」

白馬騎士「本当に…宜しいのですか…?」

次男「ああ。国主の座は三男に託す」

三男「で…でもっ」

次男「ふっ…そもそも私は国主の座など毛頭興味はないのだ」

白馬騎士「次男様…。やはりそのようなお考えで…」

次男「すまんな…。三男を補佐してやってくれ。これからも…」

若文官「勿論そのつもりです」

白馬騎士「しかし…次男様は一体…!?」

次男「……華国を頼む」

三男「兄上…!?」

白馬騎士「何を…仰って…」

次男「もっと早く決断すべきであった…。すまぬ、兄上」
579 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/06(土) 23:58:15.50 ID:XJd.Ri.o
ちょっと仮眠を…すいません
そのまま落ちる可能性もあるので、おやすみなさい言っておきます!ノシ
580 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 00:05:12.26 ID:wpPR4YDO
>>579
おやすぅぅぅぅ!
581 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 00:20:13.85 ID:f1nv9.SO
>>579
ゆっくり休んでくだされ
582 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 03:02:28.78 ID:rqcE.ADO
おやすみ。
今日もありがとう。
583 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 04:16:07.09 ID:wpPR4YDO
今これの続き読んでてふとハッ(゚д゚)としてリロードしたら続きはまだで夢だったww
俺の夢の中でも続き書いてくれる>>1大好き
584 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 12:34:42.89 ID:AW3WqsSO
これはユニット召喚娘。結成フラグ?
女装召喚士姉さんハァハァ
585 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 12:41:52.64 ID:gOdxwSMo
すいません…やっぱり寝落ちしました…
いつもご支援ありがとうございます!
586 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 13:03:01.82 ID:AW3WqsSO
ハアハア(;´д`)ハアハア
楽しまして貰っとるのでのんびり待ちます。
体壊すなよ〜
ハアハア(;´д`)ハアハア
587 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 19:07:56.27 ID:gOdxwSMo
〜大広間〜

魔道士「じゃあ…明日には南方へ?」

朱雀嬢「ええ。戻らせて頂きますわ」

白虎嬢「ですわね〜」

盗賊「…そうか」

剣士「僕も明日…故郷の村へ戻るとするよ」

召喚士「明日ですか…?」

剣士「うん…。弓使いや幼女ちゃんを心配させるわけにもいかないしね」

召喚士「そうですよね…」

魔道士「なんだかせっかくみんな揃ったのに…寂しいですね…」

玄武娘「そうですの…」

召喚士「まぁ…仕方ないですね。それぞれの道がありますから…」

朱雀嬢「じゃあ…、今日はみんなで晩餐ですわね!」

白虎「いいですねぇ〜!」

盗賊「……ああ」
588 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 19:10:47.06 ID:gOdxwSMo
魔道士「…戦士さん…遅いですね」

召喚士「そう言えば……」

盗賊「……」

召喚士「…俺、見てきます!」

剣士「どこにいるかは分かってるのい?」

召喚士「…ええ。おそらく」

〜厩舎〜

戦士「………」

戦士は赤兎の頭を撫でる。

テクテクテク…

召喚士「……戦士」

戦士「…おう」

召喚士「良い…馬だよね…」

戦士「……ああ」

戦士はもう一度、赤兎の頭を優しく撫でた。
589 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 19:11:34.25 ID:gOdxwSMo


日は暮れ、華国に穏やかな夜が訪れる。

大広間には次々と料理が運びこまれていた。

魔道士「本当に良いんですか…?」

白馬騎士「話は伺いました」

側近「どうせやるなら皆で楽しくしようではありませんか!」

タッタッタ…

衛兵「老文官様、無事救出!ただいま到着されました!」

三男「…よ、良かった!」

若文官「老文官殿…!!」

次男「……老文官」

老文官「次男様…三男様…!」

次男「済まなかったっ…老文官!私は…っ!!」

老文官「いえっ…。貴方様のせいではありません…」

側近「さぁ、皆様方…お席に着いて下され。ご準備が整いましたぞ」
590 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 19:23:07.97 ID:gOdxwSMo
次男「……では」

一同はグラスを掲げ、高々と乾杯をする。

次男「此度の戦いによって…我が国に巣くう魔物は全て消えた…」

白馬騎士「……」

次男「これも全ては諸君らのお陰である」

剣士「……」

次男「しかしながら…その被害も大きかった」

戦士「…」

次男「優秀な人材、そして兄を失った…」

召喚士「……」

次男「だが…これで全て、全てが終わったのだ…!」

三男「…兄上!」

次男「さぁ、祝いとそして…弔いの杯を…!!」

召喚士「…乾杯」

一同は掲げたグラスを口元へ移し、飲み干した。
591 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 19:25:16.24 ID:gOdxwSMo


テクテクテク…

召喚士「どうしました?このような夜分に…」

次男「……」

召喚士「何か…ご用でも…?」

次男「少し夜風に当たりたくて…。ご一緒に如何ですかな?」

次男は中庭へ降りると、夜空を見上げる。

次男「…この国を出ようと思っております」

召喚士「!?」

次男「どうせ光を失ったわが身…。三男に継がせるが適任だろう」

召喚士「そうですか…。しかし、本当に宜しいので?」

次男「国主の座など毛頭興味もありませんからな…」

召喚士「……」

次男「それは私だけではない。三男も…そして兄上も…」

召喚士「…そ、それは…!?」
592 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 19:26:21.36 ID:KIu3IBco
弔いの杯なら・・・献杯じゃね?
593 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 19:32:13.30 ID:gOdxwSMo
>>592
すいません。祝いと弔いなのでまとめちゃいました…
ってかデジャブだな…。前にもこれあった…orz
乾杯使わないように考えてたのに申し訳ないです
594 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 19:32:33.94 ID:EkMJ2zAo
結局ゴブリンとオークはどうなったのか・・・
595 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/07(日) 22:09:19.95 ID:5VnNYTY0
今日で中華の話は終わると思ったのが…もう少し続くっぽいね
596 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/07(日) 22:34:53.09 ID:ZvXfp0co
ちゅ中華じゃないアルよ、華国ね
597 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 23:46:57.88 ID:gOdxwSMo
次男「父上は存命中…時期国主を三男に継がせる事を決めておった」

召喚士「……なんと」

次男「それについて私も兄上も、特に反対はなかった」

召喚士「……」

次男「いや、先程も述べたように…興味がなかったと言うべきか」

召喚士「…なるほど」

次男「父も三男を後継ぎとする事を望んでいたしな」

召喚士「ならば…何故?」

次男「まだ幼き三男を兄と私で支えていくと決めた…」

召喚士「……」

次男「だが、面白くないのは各々の部下達よ…」

召喚士「!?……なるほど」

次男「自分の指示する皇太子が国主になれば…」

召喚士「……己の地位も安泰…!」

次男「そういう事だ…」
598 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 23:47:45.78 ID:gOdxwSMo
召喚士「なんという……」

次男「しかしそれが政治というものだ…」

召喚士「……」

次男「それでも私は次男。私が継ぐ可能性は低い…」

召喚士「…そう…ですね」

次男「まず目を付けられたのが兄上であった…」

召喚士「……ま、まさか」

次男「ああ。どこから嗅ぎつけたのか、魔王軍が介入し…」

召喚士「…実権を…掌握した!?」

次男「そう。肝心の重鎮は騎都尉を残し、皆…殺されたよ」

召喚士「…!」

次男「それからだ…。兄上がおかしくなってしまったのは…」

召喚士「……」

次男「兄上は既に人間ではなくなっていたのかもしれぬな」

召喚士「……」
599 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 23:50:25.42 ID:gOdxwSMo
次男「あの時も…そうであった」

召喚士「…?」

次男「私はこの国を離れ…旅に出る事を伝える為、此処を訪れた…」

次男は池の前にしゃがみ、小石を投げ込む。

次男「そして…、私は…毒殺されたのだ」

召喚士「!?」

次男「…と言っても、一命を取りとめはしたのだがな」

召喚士「ま、まさか……!?」

次男「そう。その時に私は光を失った…」

召喚士「……!!」

次男「それからはもうこの国を離れる事も出来なくなってしまったよ」

召喚士「なんて…事…」

次男「まぁそのお陰で、私は北の街にて不戦の立場を貫く事を決めた」

召喚士「まさか…それは…!」

次男「ああ。三竦みの拮抗した状態を作る為にね」
600 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 23:51:41.34 ID:gOdxwSMo
召喚士「三つに分かれる事で…動きをとめた…」

次男「そう。どの街も牽制が精一杯の状況を作る事が出来た」

召喚士「だが、今回の騒ぎで…それが……」

次男「……結果的には良かったのさ」

召喚士「……」

次男「全ての罪は我ら一族にある…」

召喚士「次男様…」

次男「この国の者に罪はない。全ては我らが招いた不始末…」

召喚士「………」

次男「召喚士くん…。頼みがあるんだ」

召喚士「え…っ?」

次男「明日…私も南方へ連れて行ってくれないか?」

召喚士「!?…な、南方へ…?」

次男「ああ。その、スグリーヴァという魔物に引き合わせ頂けないだろうか?」

召喚士「……南方へ…ですか」
601 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/07(日) 23:56:32.28 ID:gOdxwSMo
次男「お願い出来ないだろうか…?」

召喚士「俺は構いませんけど…他の方は?」

次男「実は先程…既に了承は得ているんだ」

召喚士「そう…でしたか」

次男「今回の件で魔王軍の恐ろしさ、そして強さを知った」

召喚士「…はい」

次男「だが逆に人間と共存を考えてくれている…。そんな魔物がいる事も知った…」

召喚士「……」

次男「同じ命を持つ者同士…殺し合う事もない」

召喚士「その通りです」

次男「私はその架け橋になれれば…。そう考えている…」

召喚士「…素晴らしいお考えだと思います」

次男「ふっ…。一朝一夕とはいかぬだろうがな…!」

召喚士「そう…ですねっ」

次男「ふふっ…ふふふ…はっはっは!」
602 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 00:14:14.67 ID:G9ovtYAo
週末で終わらせたかったのですが、
バタバタとしてて本当にすみません…!
ちょっと今月はスローペースになってしまいそうな感じです…orz
ずっとご支援頂いている中、本当に申し訳ないです
603 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 00:22:10.84 ID:4S2NzMDO
気にせずに自分のペースで進めてくださいな
604 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 00:41:14.63 ID:6.siFUAO
>>1

俺は魔導師ちゃんさえ無事なら更新速度などどうでもいいさ!
だから…無理だけはするなよ……!!////

いつか魔導師ちゃんをチュッチュッしつくしたら次は>>1をチュッチュッしちゃう
605 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 00:52:06.14 ID:UhsjLPoo
無事もなにも、魔導師(62♀)なんて本編に出たこともないぞ
チュッチュするのは別に構わん
606 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 00:55:34.82 ID:U11hysAO
王子「そろそろ僕の出番かな?」
607 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 00:57:42.74 ID:xQJo5aAo
だから王子ネタはもういいって・・・・
608 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/08(月) 01:53:39.47 ID:EfwxC5I0
出番くらいあってもいいだろ…
ずっと出さないなんて可哀相にもほどがある…
609 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 03:05:33.31 ID:3NiV.oSO
きっと王子はヒトカワ剥けて現れてくれるさ
610 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 03:10:55.37 ID:OgYk6Pg0
出たら出たでまた荒れるだろうからな…
611 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 04:22:26.53 ID:VWEGX2.o
わかります
人皮剥けて魔物になるってあらわれるんだね
612 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 04:22:30.55 ID:ByeshsDO
次男かっこいいなオイ
613 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 05:58:56.18 ID:T9oemJoo
大人ヘンリーみたいになって出てくるに違いない
614 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 11:21:18.99 ID:fU0epwc0
読み手で書き込んでる奴ホント気持ち悪いの多いね
615 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 11:39:59.88 ID:ByeshsDO
それを態々書き込むとはかっこいいなオイ(棒)
616 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/08(月) 12:45:33.93 ID:kyVGGoQo
>>615
もうそういうのいいから
617 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 13:10:01.54 ID:WH2Jt8E0
この流れ毎回ウザい、文句言わねーで黙ってろ
618 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/08(月) 13:23:27.55 ID:kyVGGoQo
おまえがだまれ
619 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 14:40:06.55 ID:4S2NzMDO
喧嘩はよせよ……>>1が書きにくくなるだろ
620 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 15:07:33.87 ID:ByeshsDO
ID:kyVGGoQo
すまんかった、ごめんよ
621 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 15:33:35.75 ID:WH2Jt8E0
ID:kyVGGoQo
ごめんなさい
622 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/08(月) 16:02:01.86 ID:K1gH9XEo
なんか、ごめん
623 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 16:29:11.72 ID:fVmYmIDO
いや、俺の方こそ悪かった…
624 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 16:31:33.48 ID:jFNXhaMo
ここまで全部俺の自演
625 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/08(月) 16:36:12.43 ID:wHgkkkDO
かと思いきやー?
626 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/08(月) 16:41:49.02 ID:K1gH9XEo
>>625
それ、イラッってくるからヤメレ
627 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/08(月) 17:09:18.30 ID:2o/VmDwo
と書き込むフリをして実は↓
628 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/08(月) 17:30:54.42 ID:qOB8NJco
こんにちは!ご支援ありがとうございます!↓続き
629 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:32:18.92 ID:qOB8NJco
〜東の街、正門付近〜

パッカパッカパッカパッカパッカ…

白馬騎士と戦士が、赤兎の背中より大きな木箱を降ろす。

白馬騎士「すまんな…。こんな場所になってしまって…」

次男「天涯孤独だ。入れる墓もないしな」

戦士「ましてや魔物に加担した事になっちまってる…」

次男「やむなき事とは言え…心痛む」

白馬騎士「しかしそのような処罰をせねば、民も納得は…」

次男「分かっておる」

召喚士「…この辺りで良さそうですかね」

白馬騎士「ええ。それでは…」

白馬騎士は穴の手前で木箱の蓋を開ける。

箱の中には全身を包帯に巻かれた人の形が横たわる。

次男「では皆の者…。騎都尉に最後の別れを…」

白馬騎士「……」
630 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:33:08.90 ID:qOB8NJco
各々が装飾品などを納め、最後に戦士が宝剣を胸の部分に置く。

次男「では蓋を…」

ゴトゴトッ…カタン

白馬騎士「ゆっくり降ろしてくれ」

剣士「ええ」

木箱は穴の中へと納められていく。

一同は更に土を被せ、木箱を地中へと埋めた。

次男「…経は私が引き受けよう」

白馬騎士「何も次男様が直々になさらずとも…」

次男「今日より法師として行脚する身…」

召喚士「そうですよね。その初仕事として…!」

次男「騎都尉には呆れられそうだがな…ははっ」

白馬騎士「いえ…。きっと喜んでおる事でしょう」

次男「……」

一同が並び黙祷する中、次男の経が静かに辺りを包んだ…。
631 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:34:35.14 ID:qOB8NJco
〜東の街〜

玄武娘「でも…良かったんですの?」

盗賊「……?」

魔道士「埋葬は男性の皆さんで済ませるそうですから」

朱雀嬢「そうそう。せっかく来たのに観光もなしだなんて…」

白虎嬢「そうですよね〜」

朱雀嬢「何がそうですよね〜…よっ!貴方のせいですわよ!」

白虎嬢「でも〜すぐに戻らないとお父様が〜」

玄武娘「国軍さんの家は大変ですのー」

朱雀嬢「高貴なお家柄で結構な事ですわ!」

白虎嬢「朱雀嬢さんだってご立派なおうちじゃないですか〜」

玄武娘「そうですの!」

朱雀嬢「そんな事はどうでもいいですわ。それより…」

魔道士「…?」

朱雀嬢「さっさと観光してお土産買いにいきますわよっ!」
632 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:36:20.48 ID:qOB8NJco
……

次男「…心経〜」

白馬騎士「……」

召喚士「………」

次男「では…御直り下さい」

ザッ

白馬騎士「廟は明日にでも早速取り掛かりましょう」

召喚士「…戦士?」

戦士「…武器も一緒に納めてやりたかったな」

剣士「そうだね…」

白馬騎士「武器…。もしかしたら…まだあるんじゃないか!?」

一同は後方の崩れた岩壁に目を移す。

戦士「!!」

ダッ!!

剣士「戦士くんっ」
633 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:37:10.82 ID:qOB8NJco
タッタッタ…ガラガラッ…ドシャッ…

召喚士「大丈夫!?」

戦士「ああ…。なんとか入れそうだ」

戦士は岩を取り除き、塞がった穴へと入っていく。

白馬騎士「……」

次男「………」

ゴトッ…

戦士「……」

召喚士「どうだった…?」

ヒュッ…ガシィッ

白馬騎士「…!?」

戦士「あんたの槍だろ?」

白馬騎士「……確かに」

戦士「へっ。本当に残ってるとはな…!」

戦士は輝く戟の刃を眩しげに見上げた。
634 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:38:30.09 ID:qOB8NJco


白馬騎士は瓢箪の栓を開け、墓標に酒を注ぐ。

次男「では、行こうか…」

戦士「この戟は…どうすんだよ?」

召喚士「埋める為にまた堀り返すのも…何だか…」

白馬騎士「………なぁ」

戦士「…?」

白馬騎士「君が持っていってはくれないか?」

戦士「え…!?」

白馬騎士「生前は騎都尉に色々と伝授されたのだろう?」

戦士「………」

次男「師から弟子へ…。うむ、良いかもしれんな」

召喚士「また…重い物を頂いちゃったね…」

戦士「……じゃあな。騎都尉のおっさん…」

墓標にかかる瓢箪が、風に揺れコロコロ…と音を立てた。
635 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:40:57.11 ID:qOB8NJco
〜宮廷前〜

召喚士「色々とお世話になりました…!」

側近「こちらこそ。何日も足止めしてしまったの…」

若文官「またいつでもお越し下され!」

魔道士「はいっ!ありがとうございます!」

盗賊「…ありがとうございます」

ザッザッザ…

次男「お待たせいたしました。では参りましょうか」

側近「次男様…!本当に行かれてしまわれるのですか…?」

次男「もう次男ではない。ただの法師さ…」

タッタッタッタッタ…

三男「兄上…!!」

次男「三男…!」

三男「はぁ…はぁっ…はぁ…!」

次男「この国を頼んだぞ…!」
636 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:43:01.74 ID:qOB8NJco
三男「……」

次男「皆と共に…。この国の華を再び咲かせてくれ」

三男「ぼ、僕には…無理だよ…」

次男「………あのな」

三男「前はそう言って逃げてたかもしれない…」

次男「…!?」

三男「でも…兄上が…兄上が戻ってくるまで…頑張るよ!」

次男「ああ…。頼んだぞ!!」

老文官「我らも全力を尽くし、再興に務めましょうぞ!」

次男「頼んだぞ。どこからでも見守っておるからな」

側近「これは気が抜けませぬな…!!」

次男「ふっ…ははっ。ははははっ!!」

召喚士「はははっ!」

剣士「ところで白馬騎士殿は…?」

戦士「そういやいねーな…」
637 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 17:43:41.53 ID:2o/VmDwo
ジョインジョインキトィ……
638 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:45:00.50 ID:qOB8NJco
魔道士「どこいっちゃったんでしょうね…?」

パッカパッカパッカッカ…

白馬騎士「……」

召喚士「あ、白馬騎士さ…」

盗賊「……その…馬は!?」

戦士「赤兎……」

パッカパッカパッカ…

白馬騎士「師から弟子へ…だったな?」

白馬騎士は赤兎の手綱を戦士へ手渡す。

戦士「あっ…でもよ…」

白馬騎士「受け取ってやれ」

次男「名馬三傑の一頭だ。お受け取りなさい」

戦士「いや…そうじゃなくてだなっ」

魔道士「…?」

戦士「その…気持ちは嬉しいし、大変ありがたいんだけどさ…」
639 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:47:06.08 ID:qOB8NJco
盗賊「……」

戦士「俺らは四人で一つなんだ」

召喚士「戦士…」

戦士「俺一人馬に乗ってってワケにはいかねぇし…」

白馬騎士「……」

戦士「何より…やっぱり四人でゆっくり、自分の足で進みたいんだ」

召喚士「……戦士…」

次男「はははっ!これは一本取られたな。白馬騎士よ」

白馬騎士「…全くですね」

召喚士「あっ!なら…剣士さんが預かって頂けませんか!?」

剣士「僕が!?いやいや…っこんな立派な馬、僕には…」

白馬騎士「それは良いかもしれませんね!」

側近「うむ。この者…騎士団長としての資質を備えておられる」

剣士「!?…そ、そんな事は全然っ!!」

次男「では決まりだな。頼みます剣士殿…!」
640 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:49:46.71 ID:qOB8NJco
剣士「そ、そんな…!!」

魔道士「剣士さんなら安心ですねっ!エヘヘ!」

盗賊「…ああ」

剣士「ま…参ったなぁ」

次男「ではそろそろ…」

戦士「三人娘も待たせてるしな…また怒られんぞ?」

召喚士「そ、そうだね…!」

剣士「では僕も…失礼します」

召喚士「剣士さんっ!ありがとうございました!!」

剣士「こちらこそ!幼女ちゃんと赤兎は心配なく!!」

魔道士「はいっ!また行きますから!」

戦士「元気で!」

盗賊「…また」

剣士「ああ!きっとまた…!それじゃ」

剣士は赤兎に跨り、東へと走り去って行った…。
641 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 17:51:12.22 ID:ByeshsDO
弓使いの反応が気になる
642 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 17:56:39.12 ID:qOB8NJco
老文官「次男様…いや、法師様も皆様方もお気をつけて…」

法師「北の我が寺は任せたぞ」

側近「いつでもお戻りになれるよう、手入れをしておきます故…」

三男「兄上。それでは…また」

法師「…お前の顔が見れぬのが残念だが…」

三男「兄……上…っ…!!」

法師「泣くなよ?お前はもう華国の長なのだぞ…?」

三男「……はい」

戦士「それでは…行きますか!!」

白馬騎士「…また会おう」

召喚士「必ず…!!」

魔道士「それでは、失礼します!」

盗賊「……では」

五人は宮廷前を後に、西へと去って行く。

その姿が見えなくなるまで、華国の一同は見送り続けた。
643 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 18:17:07.49 ID:qOB8NJco
〜西門前〜

テクテクテク…

朱雀嬢「あ、やっと来ましたわ!」

召喚士「すいません遅くなりました!本当に申し訳ないです!」

朱雀嬢「まぁ…朱雀先生がそう仰るのなら…」

魔道士「お土産はもう大丈夫?」

玄武娘「はい。バッチリですの」

戦士「んじゃ行くかー!」

召喚士「まずは南方…東の町ですね!」

盗賊「…うむ。そしてその後は」

魔道士「スグリーヴァさんのところですね!」

法師「宜しくお願いします」

戦士「それじゃあ出発ー!!」

魔道士「「おーっ!エヘヘ!」

玄武娘「ですの!!」
644 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/08(月) 18:48:47.32 ID:qOB8NJco
〜分かれ道〜

戦士「全てここから始まったんだよなぁ…」

魔道士「そうですね…」

召喚士「……うん」

盗賊「……」

法師「土地のせいとはいえ、面白い作りになったものです」

召喚士「ええ…」

法師「人は出会い、そして別れてゆく…」

盗賊「……」

法師「しかし道が繋がっている限り…再び出会う事が出来るのです」

玄武娘「なるほど…。その通りですの!」

法師「余計な事でしたね…。さて、先を急ぎましょうか」

白虎嬢「いえいえ、勉強になりますね〜」

召喚士「ええ…」

一同は分かれ道を南下し、南方へと移動する。
645 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 18:54:58.52 ID:qqJuwIQo
朱雀嬢が召喚士にデレモードか…
646 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 18:57:08.06 ID:Dj6CMsAo
朱雀嬢は召喚士におんぶされてたあたりから何かあると思っていたが……
647 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/08(月) 19:04:42.00 ID:qOB8NJco
では一旦抜けます!今日中に突っ走りたいなぁ…
ご支援ありがとうございました!感謝!ノシ
648 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 19:36:41.83 ID:4S2NzMDO
乙。
言っちゃ悪いが剣士はとんだ厄介払いだったなwwwwww
649 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 19:36:59.52 ID:TBLjqISO
>>1乙〜。
今日の分はしっかり頂きましたから
焦らなくてもいいですよ^^

法師(…まぁ、兄上が本気で嫉妬して、私に毒を盛った事は黙って置こう…。)
650 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 20:28:02.02 ID:Rqr1g2DO
>>1乙!
華国編も面白かったぜー!
剣士と召喚士の絡みが個人的には凄く良かった。
いつか魔王を倒して平和になって二人がまた話を出来る時がくればいいな!
651 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 21:24:50.13 ID:D.s3OcAO
地味に次男から法師に名前が変わってて混乱したww

>>1
652 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/08(月) 22:33:46.98 ID:lCzluMSO
乙♪
召喚娘ハアハア(;´д`)
653 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 01:01:08.99 ID:1EnrOgAO
華国編もとうとう終わったなぁ
最初キトイが悪なのか白騎士が悪なのかずっと警戒して読んでたが結局二人とも良い奴だったじゃないか…キトイ…ブワッ

でも俺の魔導師ちゃんの活躍が少ないのは、怪我する危険が少なくなるから喜ぶべきか出番の無さに悲しむべきか今でも悩んでる
654 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 01:13:40.50 ID:OJg/kx.o
魔導(ry
655 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 02:06:13.47 ID:tyASkEDO
>>654
ほっとけよ。向こうもきっとわかってやっているだろ
656 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 04:14:49.80 ID:WW40t.AO
1乙乙!
ちゅっちゅっとか俺の横で寝てるとかの冗談抜きで
俺は弓使いみたいな人が嫁に欲しいんだということに気付いた
657 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 17:30:23.33 ID:zzVDSaIo
じゃあ俺は冗談抜きで>>1をもらってくわ
658 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 17:33:25.55 ID:.9tRcLIo
一回目は多分英雄の薬
659 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 17:33:51.13 ID:.9tRcLIo
ごば
660 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:07:02.61 ID:bBVE5mMo
〜南方、東の町〜

玄武娘「到着ですの!」

白虎嬢「ですね〜」

魔道士「なんとか日没には間に合いましたねー!」

戦士「日も長くなってきたなぁ」

盗賊「…うん」

召喚士「あっ…!?」

戦士「どした…?」

召喚士「あ…いや、何でもない」

盗賊「…?」

朱雀嬢「…では、ここまでで結構ですわ」

召喚士「え?いやいや、送らせて下さい」

朱雀嬢「もうすぐそこですし…大丈夫ですわ」

召喚士「……じゃあ、みんなで一緒に食事を」

魔道士「良いですねー。そうしましょう!えへへ!」
661 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:07:30.47 ID:bBVE5mMo
〜食事処〜

盗賊「…大丈夫…ですか?」

法師「ええ。前において頂ければ問題ありません」

盗賊が目の前に差し出した料理を、法師は器用に箸で口元へ運ぶ。

戦士「しっかし…、相変わらずよく食うな…」

玄武娘「そうでもないですの。ダイエッ……」

朱雀嬢「毎度毎度不愉快ですわ!」

白虎嬢「まったくですね〜」

魔道士「本当です…」

盗賊「……皆…目が怖い」

戦士「ちくしょー!久々の酒だぁ、飲むぞーっ!!」

魔道士「ほどほどにして下さい!」

戦士「何だよ!いいじゃんか!」

召喚士「はははっ!」

盗賊「…ふふっ!」
662 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:07:56.48 ID:bBVE5mMo


白虎嬢「ご馳走様でした〜」

玄武娘「腹八分目ですの」

朱雀嬢「貴方はねぇ…」

魔道士「皆さん本当にありがとうございました!」

召喚士「ええ。お陰で助かりました」

法師「感謝致します。ありがとう」

玄武娘「私たちは仲間ですの!いつでも駆けつけますの!」

玄武娘は指輪を召喚士達へ向ける。

それを見た朱雀嬢も照れ臭そうに指輪を見せる。

召喚士「…ははっ!そうですね!!」

朱雀嬢「朱雀先生…。また、お会いしましょう」

召喚士「勿論です!」

玄武娘「それでは…御機嫌ようですの!」

魔道士「元気でね!またねーっ!!」
663 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:08:22.97 ID:bBVE5mMo


テクテクテク…

召喚士「本当に良かったんですか?」

法師「ええ。泊まらずとも問題ありません」

戦士「俺達は別に何ともないけど…」

法師「私も平気ですよ。それにいち早く会ってみたい…」

盗賊「……」

法師「心の通じる魔物…。興味深いです」

魔道士「凄いいい方達ですよ!」

戦士「そっか。お前らは親分に会ったんだっけか」

盗賊「…ああ」

召喚士「それじゃあ…先を急ぎましょうか…!」

魔道士「はいっ!頑張りましょう!」

法師「…ええ」

一同は再び足を進め、スグリーヴァの居城を目指す。
664 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:11:28.06 ID:bBVE5mMo
ザッザッザッザッザ…

戦士「こんなところに入り口があんのか?」

魔道士「はい。ねぇ…盗賊さん?」

盗賊「…ああ。確か…このあたり…」

召喚士「崖下は霧で何も見えないな…」

テクテク…

法師「……もしや、ここか?」

法師は崖の前に立ち、足元を指差す。

盗賊「…確かにそのあたりだ」

魔道士「す、凄いですね…!!」

法師「いや…見えぬ故、逆に何かを感じるのだ」

戦士「……へぇ」

召喚士「心の眼…と言ったところですかね…」

盗賊「…心眼」

法師「…そうかもしれませんね。では、行きましょうか」
665 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:12:01.14 ID:bBVE5mMo
〜スグリーヴァの居城〜

戦士「……すげぇ…!」

召喚士「まさか…あの細い橋の先に、こんな城があるなんて…」

戦士「誰も思わないわな…」

法師「崖下なら、空からの襲撃にも備えられる…」

召喚士「天然の要塞ですね…!」

盗賊「……こっちだ」

ザッザッザッザッザ…

盗賊を先頭に、一同は城門前へと辿り着く。

召喚士「誰も見当たりませんね…」

盗賊「…行こう」

コヴンッ…ギイイィィ…

魔道士「勝手に入っちゃって…大丈夫ですかね…?」

戦士「っても、誰もいねーしなぁ……」

盗賊「…!?」
666 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:12:28.86 ID:bBVE5mMo
シュバッ!!…スタッ…

盗賊「…剣を納めてくれ…勝手に入ってすまない」

召喚士「…お久し振りです!」

チャキッ…

ハヌマーン「お主らか…?」

魔道士「ただいま戻りました!!」

ハヌマーン「…無事、終わったようだな」

戦士「おうよ!色々とすまなかったな!!」

ダッダッダッダッダ…

オーク「おかえりなさい!!」

魔道士「オークさん!」

戦士「よぉ!元気そうだな!!」

オーク「戦士さんも無事で…良かったです!」

戦士「今回はちょっと危なかったけどな…」

召喚士「……うん」
667 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:14:05.73 ID:bBVE5mMo
ハヌマーン「そちらの御仁は?」

法師「お初にお目にかかります。法師、と申します」

ハヌマーン「これはどうも。失礼、もしや目を…?」

法師「ええ。しかし、そのお陰で…よく感じ取る事が出来ます」

魔道士「…?」

法師「貴方が魔物であるという事…」

ハヌマーン「……」

法師「そして…ここにいる魔物に敵意の無い事が」

召喚士「法師さん…」

ハヌマーン「成程…。そして貴公が此処を訪ねられた理由は…」

法師「はい。貴方の主、スグリーヴァ殿にお会いしたく…」

ハヌマーン「……分かりました」

盗賊「……」

ハヌマーン「召喚士殿、戦士殿も是非ご一緒に」

召喚士「ありがとうございます」
668 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:14:46.05 ID:bBVE5mMo


盗賊「……」

法師「……」

ハヌマーン「……」

ドズゥンッ…ドズゥンッ…

戦士「…で、でけぇ…!!」

召喚士「この方が…スグリーヴァ様…!」

ハヌマーン「我らが猿王、スグリーヴァ様にあらせられる」

スグリーヴァ「ご苦労…」

ハヌマーンは頷き、スグリーヴァの脇へと控える。

法師「初めてお目にかかります…」

スグリーヴァ「このような所まで…奇特な人間であるな」

法師「俗世を捨てた身であります故…」

スグリーヴァ「ふぅむ…。良かろう、語られよ」

法師「有難く……」
669 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:15:24.74 ID:bBVE5mMo
スグリーヴァ「その前に……」

スグリーヴァは召喚士と戦士を見る。

スグリーヴァ「ハヌマーンより全て伺っておるぞ」

召喚士「召喚士と申します」

戦士「戦士…です」

スグリーヴァ「先の羅刹について…、まこと感謝致す」

召喚士「こちらこそ…!」

スグリーヴァ「聞いておると思うが、我らはお主等の味方だ」

召喚士「……はい」

スグリーヴァ「今後も互いに力となれば…と考えておる」

召喚士「俺もです…!!」

スグリーヴァ「ふむ。良き目をしておる…!」

召喚士「そ、そうですか…?」

スグリーヴァ「はーっはっはっは!!よろしくな召喚士殿!」

スグリーヴァは高らかに笑い、大声は部屋中に響き渡った。
670 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 18:59:18.23 ID:bBVE5mMo
キイィ…バタンッ

戦士「何時間話す気だよ、あの二人…」

魔道士「熱心な議論になってましたねぇ」

盗賊「…うん」

ハヌマーン「まもなく日の出か…」

召喚士「…ええ」

戦士「さーてと、ぼちぼち行くかね?」

召喚士「そうだね」

盗賊「……」

ハヌマーン「法師殿は我らに任されよ」

魔道士「はいっ」

召喚士「…宜しくお願い致します」

ハヌマーン「かの者となら…良好な関係が築けるであろう」

戦士「そうだな!!」

召喚士「うん」
671 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 19:02:19.05 ID:bBVE5mMo
〜城の前〜

ハヌマーン「では…!」

召喚士「また、会いましょう!!」

魔道士「お邪魔しましたー!」

ダッダッダッダッ…

オーク「おぉーい!!」

戦士「オーク!?」

オーク「もう行っちまうんですか?」

召喚士「ええ。いつまでもお世話になってるわけには…」

オーク「そうですか……。あぁ!!」

盗賊「…?」

オークは慌てて城門の脇より多股の槍を持ってくる。

オーク「戦士さん!これ…返さないと!!」

戦士「…あ、そうだったな!!」

オークは槍を戦士に手渡す。
672 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 19:05:03.12 ID:bBVE5mMo
戦士「……」

ズイッ…

オーク「……え?」

戦士「これはお前が持っててくれや」

オーク「え…えぇっ!?」

戦士「俺には三本も使いこなせねぇよ…」

戦士は立てかけてある十文字槍と戟を見つめる。

召喚士「増えちゃったもんね…」

戦士「その槍…お前に託したぜ…!」

オーク「う…うぅ…っ…!!」

魔道士「オークさんなら使いこなせますよっ!エヘヘ!」

盗賊「・・・あぁ。・・・きっと」

オーク「ありがとう…ありがとうございます!!」

戦士「じゃあな…!!」

ゴソゴソッ…バタバタバタッ…
673 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/09(火) 19:07:46.52 ID:bBVE5mMo
騒がしい物音に一同は上を見上げる。

ゴブリン「おーい!!お気をつけてー!!」

戦士「あ…あいつら!」

ゴブリン「剣士さんにーよろしくねー!!」

魔道士「わかりましたー!!」

召喚士「皆さんも頑張って!」

ゴブリン「お達者でー!!」

ハヌマーン「道は分かるか?」

盗賊「…うん。大丈夫」

ハヌマーン「そうか。旅の無事を…!」

召喚士「はい!」

魔道士「さよーならー!」

オーク「また来て下さいねー!」

ゴブリン「じゃあねー!!」

魔物達は四人の姿が見えなくなるまで、笑顔で見送った…。
674 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/09(火) 19:09:03.14 ID:bBVE5mMo
こんばんは!昨日は夜来れなくてすいませんでした!
あとちょっとで十二部も終わりますです!ノシ
675 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 19:11:39.83 ID:APgJAGMo
おー長かった華の国編も、とうとう終りですか
次の旅はどうなるやら…
676 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 19:27:22.12 ID:tyASkEDO
召喚士たちの旅はまだまだ続く
To be continued...

っていうのが浮かんだ。まだ終わってないのに。
677 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 19:30:12.76 ID:dueo7wSO
>>1乙〜。

法師(猿に豚…あとは河童ですね…。)
678 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 19:38:05.86 ID:tyASkEDO
あ、忘れてた
>>1乙っす
679 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 20:09:10.64 ID:nNVKj6E0
>>677
そういう話じゃねえからwwwww
680 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 21:29:04.90 ID:Ow8fdcDO
そういや西遊記の河童って日本の改変なんだよね
元々顔色の悪い妖怪ってだけで河童でも何でも無いとか
681 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/09(火) 23:09:47.71 ID:h/YpSPMo
……

ザッザッザ…

戦士「ふぁーっ!賑やかなのもやっと終わったかぁ!」

魔道士「久々に四人揃った!って感じですねっ!!」

盗賊「……うん」

召喚士「偶然なのか…不思議ですけどね!」

戦士「んあ?」

召喚士「覚えてない?」

魔道士「……あっ!!」

召喚士「今日は俺達が四人出会って、ちょうど一年なんだ」

盗賊「……そうか」

戦士「ほー!良く覚えてたなぁ〜

召喚士「昨日東の町に着いた時、日も長くなったなぁ…って」

盗賊「……」

召喚士「そう考えてたら、そういえば…ってね…!」
682 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/09(火) 23:24:01.93 ID:fxcgcoDO
刀に槍に斧に戟か
いよいよ大荷物だな
ほかになんかあったっけ

赤兎でないにしても馬車のひとつくらい欲しいところだな
683 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/09(火) 23:30:10.10 ID:TY0Viloo
ファンタジーだから『ふくろ』1個あれば何でも入るよ
684 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 23:34:05.20 ID:7MWRY9Io
鬼が一人いれば足りるけどな
685 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/09(火) 23:35:44.59 ID:VxeAp9Yo
>>679
いやそうとも言い切れない材料がいくつかあるわけだが・・・
686 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/10(水) 00:03:31.45 ID:8wSDvMYo
魔道士「それじゃあお祝いしないとですねっ!」

戦士「そうだなぁ……」

召喚士「じゃあ、南方司令部まで行きましょうか!」

盗賊「……うん」

魔道士「お礼も言わなきゃいけませんからね!」

戦士「ああ。そこでパーっといくか!!」

召喚士「そうしようか!」

魔道士「一年…色々ありましたね…」

盗賊「…うん」

戦士「あっという間だったなぁ…」

召喚士「…そうだね」

魔道士「沢山の人と会って…」

戦士「分かれもあったな…」

盗賊「…人間だけじゃない」

召喚士「魔物も倒し…そして出会いもした…」
687 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/10(水) 00:10:28.02 ID:8wSDvMYo
戦士「次はどうするんだ?」

召喚士「とりあえず南方でゆっくり考えようか」

魔道士「そうですね」

戦士「だな。少し羽を伸ばすのもいいかもしんねぇ!」

盗賊「……ああ」

召喚士「じゃあ向かいましょうか!南の街へ!」

戦士「おうっ!!」

魔道士「出発〜!エヘヘ!!」

盗賊「……ふふっ」



時は遡り、夜明け前の事…

〜南東国、東の街正門前〜

シュンッ…スタッ…ザッザッザッ

闇の中、真っ暗な人影が騎都尉の墓へと近づく。

ネクロマンサー「………」
688 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/10(水) 00:15:56.33 ID:qJQhbOY0
一年…?
このスレ開始直後はパーティ組んでそこまで日は経ってなかったのか
689 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 00:32:38.16 ID:0fLQvgAO
>>664
(#眼д心)何がおかしい!!

こうですか、わかりません><
690 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 01:01:33.81 ID:1HB98.AO
亀仙人自重




そしてネクロマンサーはもう本当に爆発してほしい
やめてあげろよマジで…
691 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 01:29:27.40 ID:Kg5nuIDO
騎都尉・・・不憫なやつだな・・・・
692 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/10(水) 01:30:27.84 ID:vRnbTvY0
ネクロマンサー 「ザオリク!」
693 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 08:11:52.47 ID:uQV8jsDO
それでも…それでも騎都尉なら…っ!
694 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 12:34:29.07 ID:1HB98.AO
ネクロマンサーがザオリクと見せかけて メガザルを唱える意外性をついたハッピーエンドですねわかります
695 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 12:42:20.50 ID:tggL0JUo
これまでの旅で死んだキャラを全部ネクロマンサーが復活させたら
すごい兵隊が出来そうだな
696 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 13:01:37.67 ID:3CM4NkAO
武士は火葬されてるっぽいから無理だな
697 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 14:06:26.04 ID:d5mV4260
>>695
・・・なんか急にラスボスが師匠な気がしてきたよ
怖いからやめてくれ
698 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 17:34:45.45 ID:Si/wOLoo
馬貰っときゃ良かったのにww
699 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 17:58:01.67 ID:PIt/FQDO
馬とか普段の世話大変そうだし集団の旅に一頭は……
と思ったが荷物持ちに適しているな。
700 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 18:20:11.05 ID:qnNQCdA0
パーティへの加入はなしってのは馬も該当するってことなんだろう

赤兎はきっとそのうちまた別行動とった時にでも戦士が乗ってくれる
それでいいじゃないか
701 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/10(水) 18:20:21.16 ID:mY4Y8HQo
>>699
最後の1行で、夕日の砂漠でラクダに荷物のっけてる風景が思い浮かんだ。
702 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 18:22:10.52 ID:CQ5UiESO
海渡ったり山登ったり砂漠越えたりするわけだから居たら逆に大変になっちゃうべ
703 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/10(水) 18:27:31.39 ID:qS0eEd.o
ススッ…

ネクロマンサー「……何者です?」

ザッザッザッザッザ…

羅刹女「おやアンタは確か…

ネクロマンサー「おやおや、これはどうも」

羅刹女「こんな所に何のようだい?」

ネクロマンサー「少しお手伝いをと思ったのですが…」

ザッ

ネクロマンサー「間に合わなかったようですね…ククッ」

羅刹女「ふぅん…。それで順調なのかい?」

ネクロマンサー「…ええ。まあ」

羅刹女「頼むよ。ラーヴァナ様も心待ちにしておられる」

ネクロマンサー「勿論です。クククッ…」

羅刹女「ほっほっほ…」

ネクロマンサー「ところで…貴女はどのようなご用件で?」
704 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 18:29:38.33 ID:CqkTm06o
気性が荒らそうだから取り扱いにくそうだぜ
705 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/10(水) 18:30:00.74 ID:qS0eEd.o
羅刹女「………」

カツカツカツ…

羅刹女「この鬼はもともとラーヴァナ様の持ち物でね」

ネクロマンサー「なるほど……」

羅刹女「まぁ…石になっちまったのなら仕方ないか」

ネクロマンサー「……戻しましょうか?」

羅刹女「おや、お願い出来るかい?」

ネクロマンサー「すぐに…というわけにはいきませんが…」

羅刹女「……」

ネクロマンサーは騎都尉の墓より瓢箪を拾い上げる。

ネクロマンサー「これは使えそうですね…」

羅刹女「…そんなものどうするんだい?」

ネクロマンサー「この中に…」

ゴソゴソッ…コロンッ

羅刹女「…?」
706 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/10(水) 18:32:26.88 ID:qS0eEd.o
ネクロマンサー「…ちょっと失礼を」

ズバシュッ!!…ポタポタッ…

羅刹女「…っ痛!」

ネクロマンサーは突如羅刹女の腕を斬る。

ネクロマンサー「貴女の血…頂きますよ」

羅刹女「そうならそうと言ってからにしなよ。乱暴な男だね」

ネクロマンサー「これは、失礼…クククッ」

ネクロマンサーは瓢箪を近づけ、羅刹女の血を注ぎ、瓢箪を振る。

チャポチャポッ…

ネクロマンサー「ふむ…。良さそうですね」

スッ…

ネクロマンサー「後はお名前を呼ぶだけです」

羅刹女「………」

羅刹女は瓢箪を受け取り、石化した大鬼へ向けて叫ぶ。

羅刹女「金角!銀角!」
707 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/10(水) 18:34:28.69 ID:qS0eEd.o
シュイィィンッ…ギュルルルッ!!……スポンッ!!

羅刹女「!?…瓢箪の中に入っちまったよ」

ネクロマンサー「このまま石化解除と分離を待ちます」

羅刹女「…どれほど?」

ネクロマンサー「数年で全快ではないですかね…」

羅刹女「……ふぅん」

ネクロマンサー「まぁ声は聞こえますから、そしたら出して下さいな」

羅刹女「どうやって?」

ネクロマンサー「また名前を呼べばいいだけですよ。ククッ」

羅刹女「……大したものだねぇ」

ネクロマンサー「ありがとうございます…。クククッ!」

羅刹女「それじゃ私は行くよ」

ネクロマンサー「ご苦労様です」

羅刹女「龍脈の心配はせずとも良いからな」

ネクロマンサー「心得ました…。クククッ」
708 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/10(水) 18:36:09.72 ID:qS0eEd.o
コツコツコツ…ヒュンッ

羅刹女は振り向き歩くと、そのまま姿を消した。

ネクロマンサー「……さて」

ザッザッザ…

ネクロマンサー「これまた素晴らしき人形…ククッククク!」

ゴソッ…シュルシュルッ…

ネクロマンサー「ただの墓泥棒ではなんとも下品ですねぇ…」

ネクロマンサーは包帯を外し、首を捻って呟く。

ネクロマンサー「代わりの死体でも用意して…埋めておきますか。ククッ」

ガシィ…ザッザッザ…

ネクロマンサー「うーん…。しかしこの地ならば顔を見せるかと思いましたが…」

ザッザッザッザッザ…

ネクロマンサー「残念です。不良品は早く回収しなくてはいけませんからね」

シュバッ……

ネクロマンサーの姿が消え、再び静寂が訪れた…。
709 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/10(水) 18:39:53.97 ID:qS0eEd.o
〜東の町、宮廷の朝〜

魔物は退散し、南東国は一応の平穏を見せた。

しかしながら長兄は魔王軍との結託を図ったとされ、

止む無く密葬での処置と相成り、汚名を被っての崩御となった…。

更に次兄は、此度の動乱を招いたとして、形式上は追放の処置。

(しかしながら、実際は弓将軍の暗躍によるものらしい)

残った重臣は白馬将軍を大将軍に据え、側近らを三公に据えた。

これでしばらくは国内もまとまり、平穏が訪れるであろう。

私は華国の皇帝として、再び繁栄に努めるつもりである。

パラッ…

三男「……ふう」

コンコン

三男「…はい」

側近「陛下。まもなく会議が始まりますぞ」

三男「うん。今行くよ」

三男は手記を机に置き、部屋を後にした。

注ぎ込む風に吹かれ、手記はぱらぱらと花弁のように開いて揺れた。



〜第十二部、完〜
710 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 18:56:55.73 ID:0FWd.aEo
十二部が終わったか、乙
711 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/10(水) 19:03:28.20 ID:qS0eEd.o
こんばんは。何とか終えました!時間掛かりまして申し訳ない…orz
毎度のご支援まことに感謝でございます!後で来られるよう頑張ります!ノシ
712 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 19:18:43.88 ID:WxP7hV.o
乙でした。12部は何か普段より長く感じたなぁ。
>>1の体調もあんまりよくないっぽいし、少し休憩するのも良いかもしれないね。
仕事もこっちもってがんばりすぎじゃないかと心配になる。
713 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 20:02:29.90 ID:PIt/FQDO
乙でした。体調に気を付けてくださいね。
714 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 21:26:49.47 ID:c5vrIsAO
果てしなく乙!

急に寒くなったから風邪引かないようにね
715 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/10(水) 22:01:27.60 ID:qJQhbOY0
>>1

後の2、3章の展開次第でまた人物まとめるか…
各キャラのイメージがしづらいのが(俺の)難点だがww
716 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 22:03:34.96 ID:qilk57Yo
(俺の)難点だがwwwwwwwwwwwwwwwww
717 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/10(水) 22:34:03.49 ID:Kg5nuIDO
>>1乙!&華国編終了おめでとうございます!

今度の新章がどんな物語になるか今から楽しみです!頑張って下さい!
718 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2010/03/11(木) 00:14:21.29 ID:Ri8PecIo
こんばんはー!多大なるご支援、まことにありがとうございます!
皆様もまだまだ冷えますのでお身体には気を付けて下さい!
これからもご支援頂ければ幸いでございます。では、おやすみなさいませ!ノシ

以下、チラ裏なので飛ばして頂いて一向に構いませんです



これで序盤の成長ストーリーみたいなのは終わった感じです
十三部からは魔王なんかも絡めればと…
漠然としかプロットがないので…というかもう次どうしよう…な状態ですorz

ちょっとまとめて形にしますので、オマケみたいなものを
少し進めて、週末辺りから本腰入れられれば…と思います!ノシ
719 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 00:29:21.91 ID:a7VQWUAO
>>1
これが序盤…だと……?

召還士も先生になって、パーティーもそこそこ有名になりだした感じだが
これでやっとスタートラインなのかぁぁぁぁぁ


まぁ確かに少し有名な位じゃ特殊な力あったって魔王に勝てるはずないわな
720 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 00:39:12.12 ID:iP1cwAwo
何せ百部もある超大作だからな・・・
721 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 00:45:07.26 ID:XnYP9FMo
冗談じゃなく本当に百部くらい行きそうだから怖いww
722 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 00:51:03.74 ID:fIpcE6SO
最後まで付き合うぜ
723 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 02:24:32.54 ID:HHEeOm20
ところで戦士なんだが。
順調に武器マスターの道を歩んでいるようだが…ここで予想

・四次元ふくろの中から取り出しては持ちかえるドラクエ方式
・背中に全部背負って状況に応じて使い分けるギルガメッシュ方式
・状況に即した武器を手渡してくれる召還型ゾンビを使役するゾンビ屋方式

さてどれだ。
…と思いきや一本オークにあげちゃったよ…。
724 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/11(木) 02:55:49.51 ID:Ss8XlYc0
君は順調にKYマスターの道を歩んでいるね
725 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 02:57:13.23 ID:iJZlGe.0
これでまだ序盤…だと…!?
726 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 03:37:46.10 ID:xMO.2t.o
まさか魔王城乗り込んで1回で撃破なんてわけないだろうし
何度か命からがら逃げ出してor魔王に逃げられて、また強化して・・・って段階踏まないで終わるわけもないし・・・
魔王との交戦を何回か経てやっと倒さないと何の面白みもないしな。
どう考えても序盤じゃん。時間だけはもう数ヶ月も経ってるけど。
727 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 03:38:44.87 ID:BFoaxHgo
親子何代かにわたるDQ5のような感じになるに違いない
728 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 07:44:48.28 ID:ofk22BUo
なるほど
俺と魔道士の子が勇者なわけだな?
729 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 08:29:58.32 ID:OU6DedQo
戦士(何だ…!?何だこれ…っ)

戦士(召喚士の考えが…分かる…!)


戦士(これが…っ愛!!)
730 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 09:29:32.34 ID:zcZLhOUo
戦士「この気持ち…まさしく愛だッ!!」

召喚士「あ、あいぃ!?」
731 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 10:10:01.57 ID:BIkO3wDO
>>730
将来的に戦士は、武士道に目覚めるんだな?
732 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 12:00:18.69 ID:PguZ3cDO
はたして何スレ行くのか
733 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 12:18:42.26 ID:8Ef4OsAO
>>729

不覚にもワロタwwwwww
734 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/11(木) 17:44:17.78 ID:ct9FNWo0
そういや、武器の描写は結構あるけど防具の描写って少ないよな
戦士は重量のありそうなプレートアーマーみたいなのとして、
召喚士や盗賊はどんなの装備してるんだ?
ブレストプレート?みかわしの服的な衣服のみ?
735 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 17:53:55.70 ID:a7VQWUAO
>>734
俺の脳内じゃ女の子はみな透明な防具纏ってスケスケパラダイスなんだが…
違うのか…?
736 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 18:01:34.94 ID:rE48J4so
エッチなしたぎ
737 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/11(木) 18:38:06.55 ID:qa7oxeoo
そういえばあまり書いてないですね
各々のイメージで全然構わないと思いますよ!
漠然とならば…盗賊は黒装束、魔道士はローブですかね
召喚士はまぁ…ご自由にといったところで…

個人的には以前描いて下さった絵師の皆様方のイメージが強いです
738 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 19:07:57.54 ID:PguZ3cDO
盗賊は黒装束+胸あてみたいな。ああ、もちろんさらしかブラもry
739 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/11(木) 19:27:41.72 ID:qa7oxeoo
今日は本気で投下がやばいかもしれません…
オマケだけでも頑張る所存にて…
740 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 19:33:35.91 ID:iP1cwAwo
そこまで無理してもらってしまうと逆に申し訳ないからひとまずは自分のことに
専念したほうがいいと思うの
741 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 20:03:33.24 ID:xe17oISO
よし。
今日は>>1に変わって、俺がお題を引き受けるよっ( `・ω・´)
>>1、ゆっくり休め。
742 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 20:27:50.74 ID:AIulNsAO
余計なことすんなカスが
743 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/11(木) 23:35:01.24 ID:/kkwZsAO
>>741
勉強しろ、勉強
744 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 00:03:21.92 ID:jd5TjkAO
なん…だと……
745 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/12(金) 00:08:56.42 ID:BsDqGLMo
パッカパッカパッカ…

弓使い「あ…!おかえりなさい!」

幼女「おかえりなさい」

剣士「…ただいま!」

弓使い「まぁ…立派な馬ね〜!どうしたの…?」

剣士「ちょっと色々あってね。預かる事に…ははっ」

幼女「大きなお馬さんだね」

剣士「うん。しかも凄い早いんだよ?」

幼女「ほんとっ!うわぁ…乗ってみたい…!」

剣士「よし…、じゃあ明日一緒に乗ろうか!」

幼女「いいの!?」

剣士「うん。買い出しもあるし、ひとっ走りしてもらおっか!」

弓使い「ふふっ」

幼女「うん!お馬さん、いいですか?」

赤兎は頷くように首を動かし、威勢良く鳴いてみせた。
746 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/12(金) 00:12:52.24 ID:tvhPG4U0
寝ないでよかった
747 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 00:32:56.61 ID:x86VzwAO
寝苦しい夜は>>1のSSを1から読み直す事にしてるの
今ちょうど王子がお風呂入る場面

殺意が蘇る


てか、今思えば最初王子を人外だと思ってたんだが結局普通の人間だったんだなぁ
748 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/12(金) 00:33:38.67 ID:BsDqGLMo
パカラッパカラッパカラッ

幼女「うわぁー!早いーっ!!」

剣士「でしょ!?それっ!!」

幼女「きゃっ!!すごーい!!」

パカラッパカラッパカラッ…

剣士「ただいま〜!」

弓使い「お帰りなさいー!!」

幼女「凄かったんだよ!?あのねあのねっ……」



剣士「あれ…?幼女ちゃんは!?」

弓使い「さっき馬小屋に行ったみたいだけど…」

剣士「……」

テクテクテク…カチャッ

弓使い「…どう?いた……」

剣士「しーっ…」

弓使い「!!…あら、まぁ…ふふふっ」

剣士「よほど嬉しかったんだろうね。一緒になって寝ちゃって…」

弓使い「もうっ、風邪引いちゃうわよっ!」

剣士「そうだね、ベッドまで運ぼうか…」

弓使い「…おやすみなさい。…ふふっ」
749 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/12(金) 00:35:07.66 ID:BsDqGLMo
>>746-747
ありがとうございます
変なところとかあればご指摘下さいまし!

それでは、おやすみなさいです!ノシ
750 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/12(金) 00:35:54.32 ID:gvVlnNA0
02
751 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 00:48:51.49 ID:kGmlMwAO
幼女「サラマンダーよりはやーい」
752 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 00:50:40.32 ID:aMKqQUDO
乙!
ほのぼのしていていいな
753 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/12(金) 01:13:28.93 ID:tvhPG4U0

幼女ちゃんのおかげでぐっすり眠れそうだ
754 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 01:38:36.35 ID:AF39hZIo
>>749
俺「…おやすみなさい。…ふふっ」
755 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/12(金) 06:56:34.32 ID:mXkksYSO
えっと…
馬は立ったまま寝るはず……
756 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 07:03:14.54 ID:swBweAQo
俺は勃ったまま寝たが何か?
757 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 07:22:07.98 ID:vogoPASO
俺のアソコは黒王号
758 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 07:43:33.15 ID:9k2fNsAO
俺のアソコはマキバオー
759 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 07:52:28.53 ID:DuUqAQSO
ちっちゃくて早いのか
760 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/12(金) 09:09:05.71 ID:qyDSjd2o
携帯のくせに…クソッ…ww
761 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 09:56:02.78 ID:ouhDY6Eo
ナンダこの流れwwww
762 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/12(金) 18:01:54.67 ID:ZjZn2Oc0
魔法使い+馬=ヴォルキュリア、か…

FEも導入するとは…
763 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/12(金) 18:04:53.97 ID:g3Fl/wSO
剣士みたいな雑魚に従うとは…
764 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 18:17:00.33 ID:zrUljtMo
登場人物がほとんどFEのキャラで再生される
765 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 18:31:47.07 ID:vHnR/sAO
幼女が大人になったら馬乗り回しながら槍を振り回すようになるのかな
766 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 19:48:44.95 ID:2SsXwm2o
>>765
後の関羽である
767 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/12(金) 20:17:22.54 ID:5I2EQoAO
弓使い「げえっ
768 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/12(金) 20:54:52.30 ID:cPPcPIDO
>>767
糞ワロタwwwwwwwwww
769 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/13(土) 00:30:20.99 ID:nrTgpk.0
>>766

愛〇か〇☆羽か、どっちだ?
770 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 02:11:03.80 ID:ZNxLfUAO
>>763
おいwwwwwwwwww
771 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 02:12:24.89 ID:FXR7V.w0
ついに連続記録途切れたか…
いや厳密には昨晩は日にちをまたいだからセーフなのかも
とりあえず1は無理せず自分を大切にな
772 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 02:15:19.21 ID:FXR7V.w0
訂正
あっちを更新してたんだな!
773 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 02:43:29.15 ID:r72gq5wo
〜南方、南の街〜

召喚士「それじゃあ……」

戦士「カンパーイ!!」

魔道士「乾杯〜!」

チンッ!!

戦士「………っかぁ〜!うめぇ!!」

召喚士「一周年おめでとうございます!」

盗賊「…おめでとうございます」

戦士「何だよ他人事みたいに…」

魔道士「そうですよー。もっとこう……」

戦士「これからもよろしくー!みたいなさぁ…」

召喚士「そ、そうだね…」

戦士「んじゃ仕切り直し!」

召喚士「え、えーと…これからも宜しくー!!」

魔道士「宜しくですー!エヘヘ!!」
774 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 02:45:05.23 ID:r72gq5wo
戦士「んでよ、次はどうする?」

盗賊「…‥モグモグ」

召喚士「そうだね…。各自何かしたい事があれば…」

魔道士「…私は特に…大丈夫ですねぇ」

戦士「俺も急ぐ用件はねーなぁ…」

盗賊「……うん」

召喚士「そうですか…。そうなると…」

戦士「おっ、もしかして……」

盗賊「……依頼」

召喚士「ですね」

魔道士「最近全然でしたからね!」

戦士「金もそんなに裕福とは言えないしな…」

召喚士「うん。稼げるうちに稼いで、装備も整えておこう」

盗賊「……同意」

戦士「よーし…。そうと決まれば早速…!!」
775 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 02:46:53.84 ID:r72gq5wo
召喚士「まぁその前に南方司令部に行って、挨拶しないと…」

魔道士「そうですね!今回もお世話になりましたし!」

盗賊「……うん」

戦士「だなっ!とりあえずご馳走を平らげちまおう!」

召喚士「うんっ」

魔道士「一年間ありがとうございました!!」

盗賊「…これからも…よろしく!」

戦士「おうっ!!こちらこそ!!」

召喚士「宜しくお願いします!」

魔道士「エヘヘ!!」

盗賊「…ふふっ」



戦士「ふー…。食った食った!」

魔道士「ですねー!」

召喚士「それじゃあ司令部へ行きましょうか!!」
776 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 05:01:03.60 ID:tP5ueoDO
毎日乙乙
ご自愛して下さいね
777 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 17:52:42.17 ID:e9xz6ADO
1年か…
そういやパーティー結成時の話とか結構好きだったな。
俺は>>1の話の日常生活パート結構好きだ!
あと弓使いさんが好きだっ!
778 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 18:02:27.82 ID:HguTlsEo
一週間ほどあいただけですごい進んでるな
これ毎日書いてる>>1は本当にすごいわ

そういや剣士って召喚したちを案内するといって出て行ったきり
なかなか戻らないまま帰ってきたかと思いきや馬連れて
戦闘があったので負傷はなくともおそらく汚れた状態で帰って来たんだよな
普通に出迎えた弓使いは大物だと思う
779 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 19:26:11.70 ID:yRLwocSO
そりゃあ夜は燃え上がったことだろう
780 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 19:41:36.20 ID:vmLXkcDO
ふぅ……
781 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 19:47:31.65 ID:9Worykso
>>779
少なくともあっちでは燃え上がってるな
782 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/13(土) 21:40:56.77 ID:KIBbQ.AO
えっ
783 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 22:00:06.22 ID:/uXwqISO
>>781
村長「あっち燃え上がったら、こっちはどうなるんだっ!?」
784 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:23:36.87 ID:9hEa9oAO
村長はロリコンだから心配ない
785 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 23:45:36.03 ID:r72gq5wo
こんばんは!遅くなりました!
ご支援ありがとうございます!
日常生活も重要あるんですね。良かった…↓続き
786 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 23:46:05.38 ID:r72gq5wo
〜南方司令部〜

テクテクテク…

魔道士「着きましたー!」

戦士「しかし暑っちぃな…」

魔道士「暑いというか…湿気がますます凄いですねぇ…」

盗賊「…ああ」

召喚士「あの、すいません」

衛兵「んー?」

召喚士「召喚士と申しますが、南方参謀さんはいらっしゃいますか?」

衛兵「…!?あ、あなたは!!」

召喚士「…?」

衛兵「少々お待ちをっ!!」

タタタッ…

戦士「何だ…?」

召喚士「さ…さぁ?」
787 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 23:46:42.33 ID:r72gq5wo
タタタッ…

衛兵「お待たせ致しました!お入り下さいませ!」

召喚士「あ、ありがとうございます…」

四人は司令部内へと案内される。

〜応接室〜

カチャッ

衛兵「では、こちらでお待ち下さいませ」

魔道士「ありがとうございますー」

カツカツカツカツカツ…コンコン…ガチャッ

南方参謀「お待たせ!お久し振りねっ!」

戦士「おっす!!」

召喚士「こんにちは!この度は…」

南方参謀「堅苦しい挨拶は抜き!さぁ座って…!」

盗賊「……」

魔道士「はい!エヘヘ!」
788 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 23:47:20.28 ID:r72gq5wo


召喚士「でも、本当に助かりました」

南方参謀「ううん、気にしないで。あの子達のお陰よ」

盗賊「……」

戦士「正直危なかったもんなぁ…」

南方参謀「報告は私達も聞いてるわ…」

召喚士「そうでしたか…」

南方参謀「あの国も厄介だからねぇ…」

魔道士「そうなんですか?」

南方参謀「南東国は他国と違って…閉鎖的だから…」

盗賊「……なるほど」

召喚士「確かにそんなイメージがありましたね…」

戦士「ああ」

南方参謀「特に本国に対してはやたらと挑発的っていうか…」

戦士「ふぅん…」
789 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 23:48:03.10 ID:r72gq5wo
南方参謀「まぁ、あなた達が無事でなによりだわ」

召喚士「そういえば…他の皆さんは?」

南方参謀「ええ、任務と関の建造で出払ってるわ」

魔道士「そうですかぁ…」

南方参謀「あ、そうだ!なんなら見てく…?」

召喚士「……?」

南方参謀「赤壁…!!」

戦士「おっ!いいな!!」

南方参謀「それじゃ馬車を手配してくるわ!正面で待ってて!」

魔道士「はーい!」

南方参謀は急ぎ足で部屋を後にする。

魔道士「楽しみですねー!エヘヘ!!」

盗賊「…うん!」

召喚士「それじゃ俺達も正面に向かいましょうか」

戦士「だなっ!!」
790 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 23:50:14.02 ID:r72gq5wo
〜司令部正面口〜

パッカパッカパッカ…ドドッ

南方参謀「お待たせーっ!さぁ乗って!!」

魔道士「失礼しまーす!」

召喚士「よっと…」

南方参謀「それじゃ行くわよー!」

戦士「おう!」

パッカパッカパッカ…パカラッパカラッ…

南方参謀「次はどこに行くのかしら?」

召喚士「へっ…?」

南方参謀「またどこかに行くんでしょう?」

召喚士「そうですね…。まだ…決めてはいないんですが…」

南方参謀「……大変ね」

盗賊「…?」

魔道士「大変…ですか?」
791 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 23:50:43.02 ID:r72gq5wo
南方参謀「そうよ。それなにり有名になってきちゃったじゃない?」

戦士「そうなのか…?」

南方参謀「そうよ。少なくとも国軍内じゃなかなかのものよ?」

魔道士「へーっ!!」

南方参謀「つまり…簡単な依頼なんてものはそうそう受けられなくなったって事」

盗賊「……」

戦士「そういうモンなのか?」

南方参謀「そりゃそうよ。例えば逆の立場になってご覧なさい?」

魔道士「……え、えっと…」

南方参謀「あなた達より上位ランカーがこぞって小さな仕事を受けてしまったら…」

召喚士「……下位ランカーの出来る依頼が…なくなる」

南方参謀「そういう事」

魔道士「そう…ですよね…」

戦士「ワークショップじゃ一言も言ってなかったな…」

南方参謀「厳密に規則があるわけじゃないからね。暗黙の了解ってやつ?」
792 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/13(土) 23:51:12.03 ID:r72gq5wo
盗賊「……なるほど」

南方参謀「ま…あなた達の場合はちょっと特別だけどね」

召喚士「…?」

魔道士「特別…ですか?」

南方参謀「国軍からの依頼があるわ」

戦士「そりゃあ…あるだろうよ」

南方参謀「うーん…ちょっと違うのよねぇ…」

戦士「何なんだよ」

南方参謀「国軍のお気に入りって事かしらね」

魔道士「お、お気に入り!?」

南方参謀「アンタ達ってさ、各地で貢献してるじゃない?」

召喚士「はぁ…。ま、まぁ…」

南方参謀「やっぱり私達だって、気に入ったパーティーを優先的に依頼したいもの」

盗賊「……」

南方参謀「お互いの信用だってあるしね」
793 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:29:26.83 ID:O3PrIMAO
なんかもうホント魔導師ちゃんの台詞一つ一つが可愛くて仕方ない
彼女が笑ってくれているだけで僕は強くなれる!更に強く!もっと強く!
794 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 01:03:23.99 ID:KKawyp2o
m(ry
795 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 02:19:36.07 ID:xviIjwc0
>>794
略しすぎwwwwww
796 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/14(日) 02:31:01.43 ID:8gUe3iwo
戦士「そっかぁ…」

召喚士「知らないうちに貢献していたんですねぇ…!」

南方参謀「お互いにね!」

魔道士「なんだか…ありがたいですね…!」

召喚士「人の繋がり……」

盗賊「……ああ」

南方参謀「さぁ、もうすぐ着くわよっ」

戦士「おう!」

馬車はまもなく赤壁へと到着する。

〜赤壁〜

召喚士「おぉ……っ!!」

南方参謀「どう?」

魔道士「す、凄い…です!!」

眼前には険しい崖に守られた砦が姿を現す。

南方参謀「まだ途中だけどね」
797 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 02:34:23.19 ID:soYYcoAO
>>794
後のネット流行語大賞誕生の瞬間である
798 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/14(日) 02:37:20.94 ID:8gUe3iwo
戦士「こりゃ大規模だな…!」

南方参謀「将来的には拠点になる予定だしね」

盗賊「……なるほど」

ザッザッザッザッザ…

南方副官「おう!」

戦士「おっ、どうも!!」

南方弓長「…元気そうね!」

戦士「まぁな…!」

魔道士「こんにちはー」

召喚士「お久し振りです」

南方副官「今回も大変だったみたいだな…」

召喚士「ま、まぁ…ははっ」

南方参謀「さ、こっちよ」

戦士「ういっす」

盗賊「……」
799 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/14(日) 02:38:18.09 ID:8gUe3iwo
テクテクテク…

召喚士「ここは…!?」

南方参謀「関の司令部ってとこかしらね」

召喚士「鉄壁ですね…!」

南方副官「ああ。ちょっとやそっとじゃ落とされねぇぞ〜!」

南方弓長「司令!朱雀先生達が見えましたよ!」

ザッザッザ…

南方司令「おーっす!一年ぶりだな!!」

戦士「そんな経ってねぇよ…」

南方司令「あ?そうだっけか。まぁいいや!」

盗賊「……相変わらず…ですね」

南方副官「まぁな……」

南方司令「よし…我が砦を案内してしんぜよう!!」

魔道士「は、はい…ありがとうございます…!」

召喚士「お、お願いします…」
800 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 02:41:13.63 ID:jkXcS4wo
>>797
いや、既に何を略したかさえ定かじゃないww
801 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/03/14(日) 02:42:38.12 ID:8gUe3iwo
それでは寝ますです…。おやすみなさい!ノシ

>>794>>797
マジですか!ww

〜オマケ〜

魔道士「盗賊さん!」

盗賊「な、何っ!?」

魔道士「今日はホワイトデーですよっ!」

盗賊「…そ、そうだ…っけ?」

魔道士「そうですよー!お返し貰えますかねぇ…?」

盗賊「ど、どうだろ…。てか…あげたっけ…?」

魔道士「あげましたよー!」

盗賊「…だ、誰に…?」

魔道士「それはほら…皆さんに…///」

盗賊「…あ、そ…そう…だね」

魔道士「お返し待ってますからねっ!えへへ!」

盗賊「い、いやっ…!嘘!嘘だからっ!」
802 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 02:43:30.74 ID:p4a7DgSO
>>800
マジでお前何言ってんの?魔導士ちゃんは俺のだしの略じゃないの?
803 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 02:47:38.26 ID:vAcxAVk0
俺は≫1に楽しいSSってプレゼントを貰っていたから何かお返ししなきゃな



ケツの純潔をあげよう
804 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 03:11:48.91 ID:soYYcoAO
>>801
さて、前に宛先を捜しに旅に出たものの
とうとう見つからない内にホワイトデーを迎えてしまったわけだが
805 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/14(日) 03:30:26.21 ID:ZOAdswAO
>>800
魔導士(68♀)
の略じゃないの?
806 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/14(日) 04:06:38.51 ID:qF7PWBs0
俺が1にできるのはこれからも支援し続けることだけだ…何かしてやりたいけどな…

>>802
マジでお前何言ってんの?の略じゃね?
807 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 05:21:17.93 ID:p4a7DgSO
>>802
「マジでお前何言ってんの?魔道士ちゃんは俺のだし」
↑カッコつけ忘れたorz
808 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 11:15:53.56 ID:YfaxNUAO
この想い魔道士ちゃんにとどけ☆と
携帯の通話口?に砕いたチロルチョコをぎゅっぎゅとねじこんでみた
しばらくして、べとべとに汚れただけの携帯を見て悲しくなった

どうしよう爪楊枝でも取りきれない
809 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 11:46:42.64 ID:ILdEJoAO
妄想しながら舐めとってみろ

m(ry
810 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 12:58:32.86 ID:p0atB2DO
そういえば弓使いさんだけじゃなくて南方弓長も良い女っぽい感じだったよな

ちょっと弓の扱いに長けている女の子探しに行ってくる。
811 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 14:29:14.78 ID:R840loAo
矢で刺されるのが好きなのか
変わった趣味だな
812 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 17:15:07.95 ID:oK/rinAo
弓道着着た女の子やばす
813 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 17:57:18.98 ID:O3PrIMAO
今日はホワイトデーだね^^
>>1にもチョコあげたいけど、それは現実的ではないから…
せめて感謝の気持ちを込めたレスを贈るよ
いつもありがとう!
814 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 22:01:44.00 ID:bpCg7xoo
感謝の意を込めて支援
815 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 22:57:42.66 ID:a2EFY2AO
いつもの感謝を込めて、チョコをかけたm(ryを送るぜ!!
816 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 23:29:05.94 ID:kCD9VwDO
>>815
m(ryとはM&M'sの事ですね
817 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/14(日) 23:54:37.41 ID:8gUe3iwo
こんばんは!ちょっと今日はバタバタしてて申し訳ないです…
ご支援本当にありがとうございます!感謝です!

m(ryは本当に何なのでしょうか…気になりますね…↓続き
818 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 23:56:14.70 ID:KKawyp2o
な なにがどうなって…
819 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/15(月) 00:01:46.23 ID:xkbNyxQo
テクテクテク…

南方司令「まずここが司令塔だ」

魔道士「おぉー…!高いですね」

召喚士「これだけ見晴らしも良ければ…」

南方副官「ああ。かなり早い段階で敵を捕捉出来る」

盗賊「……」

南方司令「前回の戦いで分かった事がある」

召喚士「…?」

南方司令「この地はいい。かなりいい!」

戦士「はぁ?」

南方司令「司令部からの距離とか…んい、まぁそう言うこった!」

戦士「よく分からん…」

召喚士「……」

南方司令「んじゃ次はこっちだ!!」

魔道士「あ、は…はい!」
820 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/15(月) 00:08:51.18 ID:xkbNyxQo
テクテクテク…

戦士「ここは…?」

魔道士「うわぁ…っ、さっきより高いです!」

南方副官「見張り台ってとこかな」

南方司令「そーだ?絶景だろ〜?」

盗賊「……綺麗」

召喚士「遠くの山や…海まで…!」

戦士「すっげぇな…!この関…」

南方司令「ああ。世界一の関になるぞ?はっはっは!!」

魔道士「確かに北関も凄かったですけど…こっちも…」

召喚士「ええ…。強固さが違いますね」

盗賊「……関だけでも…二重だしな」

南方司令「あー、そうだ……」

召喚士「…はい?」

南方司令「お前らよ、北に言ってたんだってな…?」
821 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/15(月) 00:40:25.06 ID:xkbNyxQo
南方司令「お前らよ、北に行ってたんだってな…?」

魔道士「え?…はい」

南方司令「………」

盗賊「…何…か?」

南方司令「…北方司令、死んだんだってな」

召喚士「……え、ええ」

南方司令「……ふーん、そっか」

盗賊「……」

戦士「知り合いだったのか…?」

南方司令「ん、まぁな…」

魔道士「そうだったんですね…」

南方司令「まぁお前らが落ち込む事でもないさ」

召喚士「……」

南方司令「俺もアイツも戦って死ぬのが仕事だ…」

魔道士「そんな……」

南方司令「あいつはそれが早く訪れた…。ただそれだけの事だ」
822 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/15(月) 01:25:33.47 ID:7sgVJoDO
おお!こんな時間に来てたのか!
明日からまた仕事だろ?無理すんなよー
>>1乙!
823 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/15(月) 01:59:51.57 ID:GjKgIwAO
最近の>>1の深夜投稿が気になる…
無理すんなし!><
824 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/15(月) 11:59:25.44 ID:lbJJ2YAO
チョコのお返しに忙しいんだろ…
825 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/15(月) 12:13:40.43 ID:8VI7UcSO
7×どこいった?
826 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/15(月) 15:01:27.53 ID:m7vTjIAO
稀によく見れなくなるな
827 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/15(月) 18:54:54.31 ID:DjMOj6co
盗賊「……」

召喚士「そう…ですけど…」

南方司令「お前らは人の心配してないで、自分達の事だけ考えてろ」

魔道士「自分の事…ですか…」

南方司令「そう。人様の事は一人前になってから考える!」

盗賊「……」

南方司令「おい!分かったか?」

戦士「…あ、ああ」

南方副官「…なんか…真面目な事語ってるぞ…?ボソボソ」

南方弓長「え…ええ…ボソボソ」

南方司令「おい、何か言ったか?」

南方弓長「い、いえっ!!」

南方副官「おい司令、そろそろ戻りましょうや」

南方司令「…そうだな。まぁこんなもんか!」

魔道士「あ、ありがとうございました!エヘヘ…ッ」
828 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/15(月) 18:57:34.43 ID:DjMOj6co
ザッザッザ…

召喚士「完成予定はいつ頃なんです?」

南方司令「んー…10年後だっけかな」

南方弓長「そんなにかかるわけないでしょっ!」

南方副官「まぁ最短1年…ってとこか」

戦士「気の長い話だなぁ」

南方副官「要所だしな。手抜きは出来ねぇさ」

盗賊「…そうだな」

南方司令「よっし終わり!」

魔道士「ありがとうございました!」

召喚士「色々と勉強になりましたよ」

南方司令「そうか?ま、いつでも遊びに来てくれや!玄武先生!」

召喚士「……朱雀です」

南方司令「そうだっけか?まぁどっちでもいいか!はっはっは!」

戦士「相変わらずだな…このオッサンも…」
829 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/15(月) 19:15:32.17 ID:DjMOj6co
テクテクテク…

南方参謀「どうだった?」

魔道士「凄かったです…!」

南方参謀「そうでしょ?自慢の関になるわよ!」

盗賊「……」

戦士「だな。こりゃ大したもんだよ」

南方弓長「魔物が来ようと、追い返してやるわ!」

戦士「はっ、頼もしいこった」

召喚士「それじゃあ行きましょうか…!」

魔道士「はいっ!」

南方副官「もう行くのか…?」

召喚士「皆さんの邪魔にもなっちゃいますしね」

南方司令「また・・・いつでも来てくれ!はっはっは!」

魔道士「ありがとうございます!」

盗賊「…必ず!」
830 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/15(月) 20:59:49.10 ID:hel6EMAO
>>826
どっちやねんww
831 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/15(月) 21:05:10.39 ID:dKEwtHg0
>>830
うわあ…
832 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/15(月) 21:43:51.54 ID:4LaW5cYo
戦士はずいぶんせっかちだな
833 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/15(月) 23:13:18.04 ID:UooehIgo
>>830
834 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/15(月) 23:27:05.56 ID:GeWZc92o
>>830みたいなのって稀によくいるよね(キリッ
835 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2010/03/16(火) 00:04:48.03 ID:uNhV67.o
こんばんはー!全然更新できてないですね…すいません
今週はちょっとピークでして、黙々と投下しますので
後でまとめ読みして頂ければ幸いです…orz
836 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/16(火) 00:05:31.98 ID:d.wSaQDO
前にもあったな……
837 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/16(火) 00:06:41.91 ID:d.wSaQDO
おお来ていた。体調に気を付けてくださいね。
838 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/16(火) 00:10:34.11 ID:VUhXBpw0
3月だし仕方ない。体だけは壊さん様に。
839 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/16(火) 02:49:49.13 ID:skTK/QAO
>>1

俺あしたも仕事なのに寝れなくて死にたい
840 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/16(火) 04:19:29.16 ID:CMELFIDO
>>1ホント乙

3月はきついよな
今から始発で帰って朝一出社だよ
片道1時間掛かるのにな…

明日もこんなだ、ここが唯一のオアシス
841 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/16(火) 05:10:26.50 ID:D5GEboAO
>>840
キツすぎワロ……えない…
みんな大変なんだな
842 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/16(火) 08:43:15.42 ID:/A95fcSO
>>1って仕事何してんだろうな
仕事っていうかゲームのエラーやらバグ見つけるバイトだと勝手に思ってるんだが
843 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/16(火) 08:50:03.00 ID:d86dyiIo
プライベートに突っ込むのは良くない
844 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/16(火) 09:43:59.00 ID:kKCmSWIo
じゃあ>>1のアソコに突っ込んでくる
845 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 17:18:17.50 ID:lw5pIQDO
今週は相当忙しいみたいだな
846 :844 :2010/03/19(金) 17:19:27.45 ID:EJTYYV6o
まさかこんなレスを最後に落ちるとは・・・
恥ずかちぃ


まあ何はともあれ復活してよかったよかった
847 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 17:45:11.98 ID:DS.b/Bco
復活きた
848 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 18:14:02.78 ID:tyu1L1Uo
制速復活ッッッ制速復活ッッッ制速復活ッッッ制速復活ッッッ

ところで>>1まだー?(チンチン
849 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 18:52:47.79 ID:yVQE0T.o
こんばんは!今回は長かったですね…

>>842
そんなお仕事なら流石に毎日更新なんて…
まあお気にせずということで…↓続き
850 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:53:23.27 ID:yVQE0T.o
〜赤壁、正門〜

ゾロゾロゾロ…

南方参謀「さぁ戻るわよ。乗って!」

魔道士「はい!失礼します」

召喚士「皆さんも一緒なんですね」

戦士「いいのか?大将一人置き去りで…」

南方副官「本人が好きでやってんだ。放っておけ」

盗賊「……」

南方弓長「それに、一人でいたい時もあるでしょう…?」

召喚士「あ……」

南方参謀「……行きましょう」

盗賊「…うん」

パッカパッカパッカ…パカラッパカラッパカラッ…

〜赤壁、見張り塔〜

南方司令「………」
851 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:53:50.25 ID:yVQE0T.o
南方司令は一人、塔の上より海を眺める。

南方司令「…次々と…悲しい話だよ」

〜街道〜

パカラッパカラッ…

召喚士「同門…?」

南方参謀「ええ。そうみたいよ」

戦士「なるほどな…。それでか…」

魔道士「友人が亡くなったわけですよね…」

戦士「それも同じ国軍の司令同士だしなぁ」

南方副官「他の司令もさぞお嘆きだろうよ」

盗賊「…?」

南方弓長「なんでも東西南北の各司令は同門らしいわよ?」

召喚士「そうなんですか!?」

戦士「剣か何かか?」

南方参謀「ええ。師は総司令官よ」
852 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:54:34.93 ID:yVQE0T.o
召喚士「!?」

戦士「総司令官って…あの仮面男か!」

盗賊「……」

魔道士「やっぱり凄い人なんですねぇ」

南方副官「俺らも詳細はよく分からんが…」

南方弓長「ええ。剣術だかの…えーとなんでしたっけ?」

南方参謀「剣聖?」

南方弓長「そうそう!うちの司令は剣聖とか崇めてたわよ」

戦士「剣聖…」

魔道士「何だか…凄そうですね!」

南方副官「まあ15年前に総司令となられてからは前線に立ってないし…」

南方参謀「それ以前も将軍やら司令やらでここ数十年は本陣だしね」

盗賊「……なるほど」

南方副官「お、もう着くぞ!」

一同を乗せた馬車は南の街へと到着する。
853 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:55:00.67 ID:yVQE0T.o
〜南方司令部〜

南方弓長「ここでいいの?」

召喚士「ええ。ありがとうございます!」

南方副官「気をつけてな!」

戦士「おう、みんなもな!」

南方参謀「もし何か…困った事があったら…」

盗賊「…?」

南方参謀「国軍の…各司令を頼りなさい」

召喚士「…分かりました」

魔道士「それでは、また!」

南方弓長「うん」

四人は南方司令部を後にする。

南方副官「…行ったか」

南方参謀「大丈夫…かしらね?」

南方弓長「…?」
854 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:55:28.71 ID:yVQE0T.o
南方副官「これからは更に厳しくなるからな…」

南方参謀「ええ…」

南方弓長「そう…なんですか?」

南方副官「そりゃそうだろ」

南方参謀「今後は低レベルな任務を受けられないもの…」

南方弓長「なるほど…」

南方副官「貴重な人材だ。死なせるわけにはいかん」

南方参謀「そうね…。勿論よ」

南方副官「国軍も協力しないとな…」

南方弓長「はい」

南方参謀「その為には…」

南方副官「……俺らだけでやるのか?」

南方参謀「…まっさか。ま、慎重にいきましょう」

南方副官「だな。それじゃあ戻るか」

南方弓町「……?」
855 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:56:22.25 ID:yVQE0T.o
〜南の街〜

戦士「んでどーする?」

魔道士「任務でも受けましょうか」

盗賊「…だな」

召喚士「皆さんは大丈夫なんですか?」

魔道士「へっ?」

召喚士「あ、いや…例えば戦士は親父さんの事とか…」

戦士「…んー、まぁ親父の事知ってる人は見つかったし…」

盗賊「……」

戦士「親父自身の事も…結構分かったしな」

戦士は懐から手帳を取り出し、三人に見せる。

魔道士「あ…それって…」

召喚士「親父さんの手記か…」

戦士「いざとなりゃ本国の資料室だってある」

盗賊「…うん」
856 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:56:59.82 ID:yVQE0T.o
戦士「遠回りして探すより…」

スッ

戦士「切り拓いた方が俺らしいだろ?」

戦士は十字槍を突き出し、笑顔を見せる。

召喚士「ははっ!そうだね!」

魔道士「確かに…そうかもですね!エヘヘ!」

戦士「お前はいいのか?」

盗賊「…ん?」

戦士「兄貴の事」

盗賊「!?」

召喚士「…?」

盗賊「…あ、うん…大丈夫」

戦士「…そっか。なら…いいけどよ」

魔道士「それならひとまずは…依頼ですかね」

召喚士「そうですね。明日からはそうしましょうか!」
857 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:58:47.19 ID:yVQE0T.o
〜宿〜

戦士「くあ〜!食った食ったぁ!!」

魔道士「お腹いっぱいです〜!」

戦士「しかし飲み足りん!おい、召喚士!」

召喚士「分かったよ…。ちろん付き合うよ」

戦士「おっしゃあ!行くぞー!!」

召喚士「はいはい…」

テクテクテク…

魔道士「戦士さんたら…もうっ…」

盗賊「…久々の休息だからな」

魔道士「……うーん、そうですね」

盗賊「…うん」

魔道士「私たちも…お風呂行きましょう!!」

盗賊「えっ!?…あ、う…うんっ」

魔道士「それじゃあお部屋に戻りますよー!エヘヘ!」
858 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/19(金) 18:59:22.29 ID:yVQE0T.o
〜宿のバー〜

戦士「お疲れさん!!」

召喚士「うん!」

チーン

戦士「……っはぁ!うっめぇ!!」

召喚士「…ふーっ!ゆっくり飲めるのはいいね!」

戦士「これも命あっての事」

召喚士「うん……」

戦士「こっからは先は依頼と言えど油断出来ないみてーだし」

召喚士「そうだね。今まで以上に頑張らないと…」

戦士「ああ。男としてもな!」

召喚士「…へ!?」

戦士「嫁入り前の娘二人預かってんだ」

召喚士「あ…」

戦士「傷物にするわけにゃいかねーよ」
859 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/19(金) 19:01:05.82 ID:yVQE0T.o
それではまた後で来ます!ノシ
860 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 19:06:33.47 ID:9rKcBdgo
復活キター
と思った途端に戦士が男前過ぎて泣いた
861 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 19:45:19.75 ID:qg8fIcDO
うぉほ!

もしもし規制解除につき全力しえーん!!
>>1乙 愛してる

明日からハネムーンだが、帰国後のここが楽しみでならないオレがいるwwwwww
862 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 19:59:46.73 ID:qg8fIcDO
落ちてたのを規制だと勘違いした厨二なオレ…すまん…吊ってくる…
863 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/19(金) 20:46:50.43 ID:kiJnwVI0
>>861

>>1よりも奥さん愛してやれwwwwwww
結婚おめでと
864 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 21:25:26.99 ID:wzTLldoo
復活来週になるかと思ったわ

>>861
一応祝ってやるがお前はいろいろ間違えすぎている
865 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 23:37:20.69 ID:Mq7ZcAAO
俺は男前な戦士を嫁にしたい
866 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 23:44:01.29 ID:EqL8HUSO
>>1乙!!
楽しみにしてたぞー。


>>631
女は変わるぞ。今が多分、最高。今の内にしたい事は全てやっとけよ。
それで終わりだ!、というくらいの勢いでな。
867 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 23:45:15.46 ID:EqL8HUSO
レスアン間違えた。
>>861宛てな。
868 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/20(土) 01:36:10.69 ID:RwN4Wgso
召喚士「き…傷物って!!」

戦士「え…?あ、そ!そういう事じゃなくてっ!」

召喚士「え!?あ…あ!ああ!」

戦士「そう!顔に傷とかっ、そういうな…」

召喚士「う、うん!そうだよねっ!うん!」

戦士「そそ、そう!」

召喚士「………」

戦士「………」

グビグビッ

召喚士「……ふー」

戦士「……ぷはぁ!!」

召喚士「の、飲もう!」

戦士「お、おうっ!ほら!!」

召喚士「あ、ありがと!!戦士も…はい!」

戦士「おう、サ…サンキュ!!」
869 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/20(土) 01:47:50.96 ID:RwN4Wgso
〜部屋〜

盗賊「……」

魔道士「とーぞくさんっ」

盗賊「…ん」

魔道士「外なんか見ちゃって…どうしたんですかぁ?」

盗賊「…ん…ああ」

魔道士「何か…悩み事ですか?」

盗賊「……いや…」

魔道士「……?」

盗賊「…あ、兄の…事」

魔道士「お兄さん…?」

盗賊「…ああ」

魔道士「大丈夫です!きっと無事ですよ!」

盗賊「……うん。そうだな」

魔道士「はい!そうですよ!…ふふっ!」
870 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/20(土) 01:50:08.25 ID:RwN4Wgso
盗賊「…うん。そうだな…ありがとう」

魔道士「でも急にどうしたんです?」

盗賊「…あ、えっと」

魔道士「あ…っ!」

盗賊「…へ?」

魔道士「影忍…さん!?」

盗賊「!!」

魔道士「私も東方の事思い出しちゃいましたもん…」

盗賊「…そ、そうだな」

魔道士「さ、お風呂入りましょう!」

盗賊「…あ、うん」

魔道士「一緒に入るの久々だから楽しみですっ!エヘヘ!」

盗賊「えっ?あ…うん」

魔道士「レッツゴー!エヘヘッ!」

盗賊「…う、うん!…は…ははっ」
871 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/20(土) 02:01:28.30 ID:TbW7ah.0
依頼こなすのほんと久々だな
872 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 03:40:27.15 ID:lmvuJUSO
北関以来?
873 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 04:32:31.02 ID:fjc28.AO
今に思えば北関から既に請けれる任務ランク上がってたのかもしれないな

それはそうと、魔導師ちゃんがこんなにパーティーに明るく接してくれてるのにみんなちょっとテンション低くないか…
盗賊ちゃんもそのたわわに実った自重知らずのおっぱおを俺におっぱお
874 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 05:08:16.73 ID:diHLZ.SO
>>873
???
875 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 07:03:26.82 ID:58Js22SO
復活してる!!
>>1さん頑張って!!
876 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 08:40:33.65 ID:SwTXqADO
ぷっかつしている
877 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/20(土) 08:46:22.11 ID:H8OVOZwo
m(ry
878 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 13:35:20.90 ID:HZL45AAO
王子「そろそろ僕が依頼主になろうかな」
879 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 15:14:52.08 ID:Dnpgcu.o
どーぞどーぞ
880 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:43:21.69 ID:kZ.xgdYo
魔導師タンと盗賊タンにハタラケ!ハタラケ!ってお尻蹴られたい
881 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/20(土) 23:36:36.17 ID:RwN4Wgso
ガチャッ

魔道士「じゃーん!」

盗賊「…おぉ」

魔道士「泡風呂〜!しかもお花の入浴剤ですー」

盗賊「…凄い…ね」

魔道士「まあ…備え付けですけど…」

盗賊「……ふふっ」

魔道士「元気出ました?」

盗賊「…うん。ありがと」

魔道士「いえいえ〜!…えいっ!」

盗賊「ひゃわっ!!」

魔道士「それっ、泡攻撃〜!」

盗賊「ぷわっ!ちょ…やめ…っ!」

魔道士「エヘヘ!!」

盗賊「ふふっ!」
882 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/20(土) 23:41:29.87 ID:RwN4Wgso
〜次の日〜

魔道士「おはようございますー!」

召喚士「おはようございます!」

戦士「しっかり休めたか?」

盗賊「…ああ」

召喚士「それでは行きましょうか」

魔道士「ワークショップですか?」

戦士「おう。話じゃ直近で新しい依頼も入ってるみたいだ」

召喚士「それでは出発しましょうか」

盗賊「…うん」

〜ワークショップ〜

召喚士「こんにちは〜」

店員「いらっしゃいませ」

戦士「依頼を見せて貰えるかい?」

店員「はい。こちらをどうぞ」
883 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/20(土) 23:44:20.45 ID:RwN4Wgso
魔道士「ついでに功績ランクもお願いします!」

店員「はい。お待ちください」

テクテクテク

召喚士「どう…?」

戦士「うーん……」

パラパラパラ…

戦士「これなんてどうだ?」

召喚士「えーっと、魔王軍の砦攻略…」

盗賊「…厳しいな」

召喚士「う、うん…。ちょっと難易度高すぎないかな…?」

戦士「店員4〜6名か…。確かにうちらだけじゃ厳しいな…」

テクテクテク

店員「お待たせ致しました。功績リストです」

魔道士「はいっ。ありがとうございます!」

召喚士「他には…?」
884 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/20(土) 23:53:13.04 ID:RwN4Wgso
戦士「そうだなぁ……?」

パラパラパラパラ…

戦士「おっ、この依頼なんて…」

魔道士「おーっ!!」

召喚士「!?」

盗賊「…ど、どうした?」

魔道士「見て下さい!!」

戦士「功績……49位!?」

魔道士「ついに50位をきりましたよー!!」

盗賊「…やったな」

召喚士「凄いじゃないですか!!」

魔道士「そんな人ごとみたいにー」

戦士「そりゃそうだわな!みんなで頑張ってきた結果だ!」

召喚士「うん…うん!」

盗賊「…これからも…頑張ろう!」
885 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/21(日) 02:17:48.93 ID:jMbJ4pQ0
今ワーカーは何組ぐらいいるんだ?
ソロもPTに数えて
886 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/21(日) 02:28:12.72 ID:otZxl6Yo
魔道士「依頼はどうですか?」

戦士「お、そうだ。こいつなんてどうかな?」

召喚士「…鉱山の探索、及び魔物の討伐…」

魔道士「鉱山って…この辺りですか?」

召喚士「ええ。以前もお話した通り、南方は鉱山が多いんですよ」

盗賊「…うん」

戦士「北だけってわけじゃないんだな…」

魔道士「それで調査と討伐ですか?」

戦士「ああ。何でも新規の鉱山を開拓したいらしい」

召喚士「なるほど。それのための調査か」

戦士「だが、魔物の討伐って事は…」

盗賊「…棲み処か」

召喚士「そういう事ですね」

魔道士「魔物を追い払って欲しいって事…ですか?」

戦士「まぁそういう事になるな」
887 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/21(日) 02:35:25.52 ID:WWSH6oAO
(´・ω・)魔物カワイソス
888 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/21(日) 02:39:36.22 ID:8fqYX1co
まさかの時間帯wwwwww
889 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/03/21(日) 02:42:51.31 ID:otZxl6Yo
>>885
どうでしょうね…チラ裏みたいで申し訳ないのですが、
ソロもPTに加えると1000くらいでしょうか
生死不明者や休職中、特別な事情でランキングに載せていない…そういったケースもある気がします
あとやたら召喚士達のランクが高いのは、大半のワーカーが功績ではなく成果重視だからですね

功績ランク→国軍の依頼やボランティア、文化や技術などへの影響を評価したもの
成果ランク→依頼の成功率や回数、獲得賞金などを評価したもの

>>861
遅くなりましたが、ご結婚おめでとうございます!
帰国後は次スレで待ってます!…といいなぁ
890 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/21(日) 02:48:08.52 ID:otZxl6Yo
魔道士「そうですか…」

戦士「…どした?」

魔道士「あ、いえ…」

召喚士「……大丈夫ですよ」

魔道士「…えっ?」

召喚士「魔物の事…ですよね?」

魔道士「……」

盗賊「……」

召喚士「俺達は色んな魔物を見てきました」

魔道士「…はい」

召喚士「いい魔物だって沢山います」

魔道士「………はい」

召喚士「まずは話してみて、互いの気持ちを確認しましょう」

魔道士「…はい。そう…ですね!」

戦士「そうだよな…!何も討伐する事だけが全てじゃないもんな!」
891 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/21(日) 02:56:30.01 ID:jMbJ4pQ0
なるほど把握した
892 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/21(日) 03:10:55.69 ID:ayoIyAAO
成果ランク一位の賞金王は誰なんだろうか…
893 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/21(日) 06:19:08.53 ID:ALhRQYAO
なるほど天才も功績1位だからと言って最も強いわけではないって可能性もあるわけだな!

おらワクワクしてきたぞ
894 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/21(日) 09:49:45.40 ID:ovM.YOU0
売名より日銭稼ぎを優先するのは当然だな
895 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/21(日) 10:56:01.23 ID:wc1RZsgo
俺の魔道士ちゃんが無事ならそれで良い
896 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/21(日) 17:52:09.59 ID:Sr7l1MSO
俺も一緒に冒険したいお
メラゾーマ打ちたいお
897 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/21(日) 23:54:27.91 ID:otZxl6Yo
盗賊「それじゃ…」

戦士「やるだけやってみっかね」

召喚士「うん、そうしよう。すいませんこれを…」

店員「はい。かしまりました」



召喚士「…よし、と」

店員「この街より南西へ行くと小さな鉱山と村があります」

魔道士「はい」

店員「そちらの村長をお訪ね下さい」

召喚士「はい。ありがとうございます」

召喚士は店員より書類を受け取る。

戦士「さーて、早速行ってみるかね」

魔道士「買う物とか大丈夫ですか?」

召喚士「一通りは揃ってますし、荷物も結構ありますからね」

魔道士「それなら大丈夫そうですね!」
898 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 00:08:10.79 ID:6xRkXESO
キテター( ̄▽ ̄)
支援
899 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/22(月) 01:28:52.05 ID:SQBA6Kco
戦士「んじゃ行くか。道は分かるか?」

召喚士「うん。南方の地図なら以前買った物があるから…」

ゴソゴソ

召喚士「うん。問題なさそうですね」

盗賊「…だな」

戦士「よーしそんじゃあ出発〜!!」

魔道士「おーっ!」

〜南の街道〜

戦士「はぁ…あっちい……」

魔道士「ですねー…。溶けちゃいそうですー…」

召喚士「二人とも大丈夫ですか?」

戦士「お前らよく平気だなぁ」

召喚士「いや…平気じゃないよ…ははっ」

盗賊「…うん」

魔道士「でも我慢出来て…凄いです…はふぅ」
900 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 01:30:54.69 ID:FqPNhAAO
ガンダム系の物語書いてたら戦闘シーンが書けないことに気付いた
ジムとかザクとかどう描写したらいいんだろうか
901 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 01:31:26.65 ID:FqPNhAAO
誤爆
902 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 04:09:19.60 ID:N28YM6ko
>>900
ガンダムの小説読んでみれば?
903 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 04:31:49.57 ID:FqPNhAAO
>>902
それだ、thk
904 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 09:15:51.82 ID:Scegk2DO
溶けちゃいそう……ふぅ……
905 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/22(月) 10:00:57.84 ID:l0JcYy.o
はふぅ
萌えた…
906 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 12:01:24.81 ID:8ypZR6co
.  _   ∩
 (#゚∀゚)彡
 ⊂彡  
       ヽ、 ヽ
        C  ヽ
      ヽ   C C
         C C  C
          C C C
        C C  C
                C   C
            C     C
           C C       C
                  C 
              C       C
                    C
           C
                         C
907 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 13:53:41.00 ID:Ws4u2cAO
やっぱり魔導師ちゃん可愛い
もう俺の脳内で全ての作品の頂点に登っちゃう勢い><

三次元で生きるのが辛い
908 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:13:42.28 ID:jCxilsAO
>>906
ちょっとワロタ
909 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 08:12:44.39 ID:cnkVQX20
三連休終わったし今日から魔道士ちゃんとイチャイチャする作業に入るとするかな…
910 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 11:37:38.03 ID:6bql5pko
m(ry
911 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 15:44:58.31 ID:RmyNyPQ0
m(ry
912 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 15:51:33.80 ID:KzNNOcwo
(ry
913 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 16:08:53.29 ID:dA.zEUAO
(
914 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 16:37:57.79 ID:iyAWd0g0
915 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 17:07:22.42 ID:MYNeWpoo
ここで>>1が登場↓
916 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 17:18:10.34 ID:cnkVQX20
残念、それはさせんよ
魔道士ちゃんなら俺の膝の上で寝てるよマジで
917 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 17:49:40.05 ID:QZWP/Ks0
駄目だこいつ等早く現実を見せないと
918 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 18:01:50.46 ID:N7lWZJo0
本当にそげぶしてやりたいわ
919 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 18:06:39.64 ID:n5k0nYAO
21時になったら↓のおっぱいもみもみペロペロする
920 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 18:23:19.21 ID:7c.f2wDO
(_´Д`)ノ~~
921 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/23(火) 18:31:09.29 ID:eW4gGCko
こんばんは!いやはやすいません…
ようやく山場は越えたので投下も増やせると思います!↓続き
922 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:31:36.89 ID:eW4gGCko
戦士「だらしねーなまったく…」

魔道士「自分だって暑い〜って言ってたじゃないですか!」

戦士「あのなぁ…こちいは大荷物抱えて…」

魔道士「み、みんなそうですもんっ!」

召喚士「ま、まぁまぁ…。それじゃあ…」

盗賊「……?」

召喚士「ちょっと寄り道して行きましょうか」

魔道士「寄り道…ですか?」

召喚士「ええ」

〜南の泉〜

魔道士「うわーっ!凄いですー!!」

盗賊「…おぉ」

召喚士「地図見てもしやと思ったけど…予想以上の大きさでしたね」

戦士「ああ。しかも綺麗な泉だなぁ」

魔道士「これ…飲んだり出来ますかね?」
923 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:32:10.51 ID:eW4gGCko
召喚士「…恐らくですけど」

スタスタスタ

召喚士「……」

盗賊「…見た感じは…変わりないな」

召喚士「ちょっと調べてみましょうか」

戦士「…?」

召喚士「…行けっ!ウンディーネ!!」

シュイィン

戦士「おっ」

召喚士「水質を見て貰えますか?」

ウンディーネ「ええ。もちろんよ」

そう言うとウンディーネは泉の中へと入って行く。

盗賊「……」

召喚士「…」

パシャッ
924 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:34:35.85 ID:eW4gGCko
ウンディーネ「……ふー」

召喚士「ど、どうですか?」

ウンディーネ「問題ないわ。とっても綺麗なお水よ」

盗賊「…良かったな」

魔道士「ええ!」

戦士「んじゃ早速…」

テクテクテク…パシャッ…

戦士「よいっしょ」

バシャッ…ゴクゴクゴクッ

戦士「……っあぁ!!うめぇー!!」

召喚士「……っはぁ。生き返るね!」

盗賊「…少し…補充もしようか」

魔道士「そうですね!あっ……」

盗賊「…?」

魔道士「貸切だし…水浴びしても…大丈夫ですかね?」
925 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 18:35:46.55 ID:aXXcqUSO
キキキキキキタ−
926 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:36:29.88 ID:eW4gGCko
戦士「んーまぁ…大丈夫だけどよ…」

魔道士「それじゃあ…少しだけ…」

盗賊「……」

召喚士「じゃ、じゃあ俺達はあっちで待ってますので…」

魔道士「はぁい!あ…の、覗かないで下さいよ…?」

戦士「だーれがそんな事するかっての!」

魔道士「いーや、どうですかねぇ〜?ふふっ」

戦士「魅力があれば覗いちゃいますけどねぇ〜?」

魔道士「ちょっと!!どういう意味ですかっ!もうっ!」

戦士「へいへい。行こうぜ召喚士」

召喚士「うん。それじゃまた後で…」

魔道士「盗賊さんはご一緒しますか?」

盗賊「…いや…私は大丈夫」

魔道士「分かりましたー」

盗賊「…一応…ここで見張ってるよ」
927 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:36:56.02 ID:eW4gGCko
魔道士「ありがとうございます!エヘヘ!」

テクテクテク…ススッ…ヌギッ…

魔道士「……失礼しまーす」

サッ…チャプッ…チャプッ…

魔道士「ひうっ!冷たーい!!」

パシャパシャッ…

魔道士「はぁ…気持ちいい…っ!!」

バシャバシャッ…ザパッ

魔道士は泉の上で仰向けになり、青空を見上げる。

魔道士「はぁ…幸せ……」

青空には時折雲が流れ、太陽の光がきらきらと泉に降り注ぐ。

魔道士「…ずっとこのまま…いたいなぁ」

バシャッ!!

魔道士「ひゃあっ!!」

サラサラサラッ…
928 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:38:48.98 ID:eW4gGCko
魔道士「だ、誰っ!?」

サァーッ…

魔道士「お、お尻…触ったの誰ですかっ!?」

魔道士は泉の中へ潜り、水中を覗き込む。

バシャッ

魔道士「……。気のせい…?」

サラサラサラッ…

魔道士「でも…もう出よう。うん!」

バシャバシャバシャ…

魔道士「よいっしょ……」

バシャアァッ!!

魔道士「!?」

魔道士が慌てて振り返ると、泉のなかより一匹の魔物が現れる。

水棲の魔物はマーマンと呼ばれる半人半魚の生物である。

魔道士「きゃああぁっ!!!!」
929 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:39:19.97 ID:eW4gGCko
盗賊「…!!」

タッ!!

戦士「今の声っ!!」

召喚士「魔道士さんっ!?」

ダダッ!!

魔道士「……っ!!」

マーマン「……」

バッシャ…ピチャッ…

魔道士「う…うぅ…っ!!」

タタッ!!

盗賊「…魔物!?」

魔道士「盗賊さん!」

盗賊は急ぎ蜘蛛切を手に構える。

盗賊「くっ…!」

マーマン「アー…」
930 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:42:01.19 ID:eW4gGCko
ダダダッ!!

戦士「どうした!?」

召喚士「魔物…!?」

魔道士「きゃあっ!!」

召喚士「!!」

戦士「うわぁ!!」

魔道士「見ないで下さいっ!!」

戦士「いや見ないでって…お前が隠せよ!!」

召喚士「ま、魔道士さんっ!早く後方へっ!」

魔道士「はいっ!」

タッタッタッ…

盗賊「……」

チャキッ

戦士「おーし…かかってきやがれ!」

マーマン「あー…待ってくれ」
931 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:43:44.33 ID:eW4gGCko
召喚士「!?」

戦士「あん?」

マーマン「悪いな。おどろかせちまった」

盗賊「……」

マーマン「戦うつもりは毛頭ねぇから剣を納めてくれ」

戦士「……どうする?」

召喚士「あまり悪い感じはないと思うけど…」

マーマン「そうそう。全然悪くないのよ俺」

盗賊「……」

戦士「信用出来っかねぇ」

召喚士「ウンディーネの水質調査でも問題なかったし…」

戦士「あれで分かるモンか?」

召喚士「瘴気…じゃないけど、何か感じ取れてるはずだよ」

盗賊「…確かに」

戦士「いわれてみりゃ敵意のある魔物は召喚獣が気付いてるか…」
932 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:46:30.98 ID:eW4gGCko
マーマン「なんとか信じて貰えそうだな。良かった良かった」

戦士「なんかお前さん気楽っつーか…人間染みてるな」

マーマン「そうかぁ?ただ面倒な事が嫌いなだけだぁよ」

盗賊「……」

タッタッタ…

魔道士「お、お待たせしました!」

戦士「おう」

魔道士「あ、あれ?えっと……」

盗賊「…どうやら悪い魔物では…ないみたい」

召喚士「それで…何か用でも…?」

マーマン「んー…別に用ってわけじゃねーけど」

盗賊「……」

マーマン「俺っちのオアシスに足踏み入れてる人間がいたもんだからさ」

魔道士「あ…っ!ご、ごめんなさい!!」

マーマン「あーあー…気にせんでくれ。俺っちのものってワケでもねぇし」
933 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/23(火) 18:53:31.19 ID:eW4gGCko
召喚士「そうでしたか…」

マーマン「それにいいお尻も拝借したしな!」

魔道士「!!」

召喚士「……何…だと!?」

マーマン「…?」

戦士「おい…召喚士?」

召喚士「……」

盗賊「…ま、まぁまぁ!ね…ねぇ?」

魔道士「h、はい!私は大丈夫ですから!!」

マーマン「悪い悪い!」

戦士「んで、それだけか?」

マーマン「んー…そうだなぁ。あ…そうだ…」

召喚士「…?」

マーマン「どっか住み心地の良い場所ねーかな?」

盗賊「…?」
934 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 18:57:13.60 ID:eW4gGCko
それでは帰ります!また後ほど来まーす!
935 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 18:59:57.79 ID:FRKOpjMo
召喚士ww
936 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 19:37:41.51 ID:smYMs4wo
召喚士がwwww
937 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 19:38:19.34 ID:mU6Li.AO
こんなに本気になった召喚士は初めてみました by 盗賊

これが愛か… by 戦士
938 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 19:51:45.96 ID:smYMs4wo
召喚士さんにならだかれてもいい by魔道士

これ追加で
939 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 19:54:29.93 ID:dtjox.DO
魔道士ってなんかヤンデレキャラも似合いそうだよね
女性型召喚獣に嫉妬して NICE BOAT. みたいな
940 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 20:46:41.77 ID:ZmV3qzwo
戦士「どういうことだ?」

マーマン「それがさ……どうも最近よくねぇんだ」

魔道士「?」

召喚士「…」

マーマン「最近この近くの山にある穴によ…やっかいなのが住み着いちまってよ」

召喚士「鉱山か!?」

マーマン「あ〜…しらねぇけどさ」

戦士「魔物か…」

召喚士「今回の依頼の」

マーマン「……とにかくここから離れたいのさ俺は」

戦士「どんな奴だ」

マーマン「ん〜…なんかデュフフって笑うキモイやつだなぁ」

魔道士「き、きもちわるい…」

C
941 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/23(火) 20:54:02.15 ID:QZWP/Ks0
C<やぁ!!
942 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/23(火) 21:52:43.00 ID:jUXChrQo
河童キター
943 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/23(火) 23:41:12.48 ID:.AVm2u.o
戦士「なんだ?ここに住んでるんじゃないのか?

マーマン「まぁ住んでるっちゃ住んでるんだが…」

召喚士「……何か?」

マーマン「ここはよ、南のまた南…とにかく南なんだ」

戦士「意味分かんねぇよ」

マーマン「つまりな、僻地過ぎて人はおろか魔物もいねーんだわ」

魔道士「確かに…これだけ大きな泉なのに…」

盗賊「……人はいないし…魔物は…一人か?」

マーマン「そういう事。ありがてぇ事に食事は困ってねぇんだわ」

召喚士「…でも、一人じゃなにかと苦労もあるでしょう」

マーマン「そう!そうなんだよ!いやぁ良い事言うねぇ!」

戦士「調子のいいヤローだな…」

マーマン「そこで相談!どっか良い場所ねーかな?ってワケよ!」

魔道士「どこか…良い場所ですかぁ…」

盗賊「…まぁ…あるとすれば」
944 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/24(水) 00:29:06.42 ID:irJ3ADoo
マーマン「何だ!?あるのか…?」

召喚士「まぁ…あると言えばあります…」

戦士「あ…もしかして…!?」

マーマン「近いのか!?」

戦士「…すぐだ」

マーマン「本当かよ!そんな近くに…!」

魔道士「凄いんですよ!大きなお城があって…」

戦士「なぁ魔道士」

魔道士「…はい?」

戦士「とりあえず髪とか乾かしてこいよ」

魔道士「えっ、あ…はい」

召喚士「風邪引いたりしたらいけませんからね」

魔道士「そうですね…ありがとうございます!」

盗賊「…私も…行こう」

魔道士「ありがとうございますー!」
945 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/24(水) 00:33:05.62 ID:irJ3ADoo
タッタッタッタッタ…

マーマン「そんで…どこにあるんだい?」

戦士「まぁまぁ…そう焦るなって」

召喚士「水辺から出て…平気なんですか?」

マーマン「ん?ああ、半年とか一年ぶっ通しはもたねぇけどな」

戦士「そんじゃ大丈夫そうだわな」

召喚士「俺達はこの先にある鉱山の村へ行かなくちゃいけないんです…」

マーマン「ほー。場所さえ教えてくれりゃあ勝手に行くさ」

戦士「そうしたいのはやまやまなんだが…ちょっと厄介な場所でな…」

マーマン「ほう」

召喚士「………」

マーマン「おいおい…まさか付き合えってんじゃ…」

戦士「どうせヒマしてんだろ?」

マーマン「いやそうだけどよ、それとこれとは話が……」

戦士「よーし、決定だな!ヨロシク!!」
946 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/03/24(水) 00:38:39.27 ID:irJ3ADoo
すいません寝ますです…。全然進められなかったorz
電車遅延に巻き込まれまして…ほんとすみません
では、おやすみなさい!ノシ

〜オマケ〜

ゴシゴシゴシ…

盗賊「…よし…髪はいいぞ」

魔道士「ありがとうございます!」

盗賊「……」

魔道士「……んー」

盗賊「…どした?」

魔道士「…あ、いや…あの」

盗賊「……何だ?」

魔道士「やっぱり…その…み、見られちゃい…ましたかね…?」

盗賊「!!」

魔道士「あぁ…やっぱりぃ…!うぅ…っ」

盗賊「い、いやっ…大丈夫!見えてない!見えてないって!」

魔道士「本当ですか…?」

盗賊「ほ、本当!全然平気。うん…平気平気!ははっ!」

魔道士「……そう…ですよね!平気ですよね!エヘヘ!」

盗賊「そうそうっ!は…ははっ!(良かった…)」
947 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 00:44:17.43 ID:dXZ6TIDO
乙です。御自愛下さい。
948 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 01:25:15.67 ID:zHBNt2SO
クリトリス発言に比べればダメージは少ないはず
949 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/24(水) 01:33:04.34 ID:6lAcE.E0
山手線か総武線かは知らんが東京の人だということはわかった
950 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 01:36:47.61 ID:cHkyP/Qo
だから探るなって
951 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 01:50:38.38 ID:y6TLbMAO
こちいと聞いて飛んできますた
952 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 02:35:28.26 ID:eLQPkwAO
何だろうな不思議と王子程の嫌悪感はわかなかったよ

駄菓子菓子俺ですら拝めない魔導師ちゃんのヒップを見るだけでは飽きたらず、触れるなどと…
おかしいですよ!マーマンさん!
953 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 08:23:10.08 ID:i.i8dpw0
>>952おまえ痛い痛い痛い痛い痛い


ボクの魔道士ちゃんの尻を触るとは誰に許可を得てやってんだよコラ
召喚士も尻フェチの道に進もうとしてんじゃねぇぞアァ?
胸が無いんじゃない、小さいだけだゴラァ!
あんまり俺を怒らせんなよマーラ様呼ぶぞー!
954 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 09:23:47.13 ID:55zS3oDO
外野の一部がきもすぎる
955 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/24(水) 10:11:09.27 ID:nM0bwUDO
禿同

わいてきたな
956 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/24(水) 11:08:50.54 ID:cLQXWISO
ブリーチかとオモタ
957 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 11:10:16.86 ID:eLQPkwAO
もうそう言うの良いから、静かに読ませてくれ…
958 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 11:35:44.32 ID:2BYVmfEo
おれその泉の水飲みたいから誰か汲んできてくれ。




召喚士は魔道士ちゃんが水浴びした水飲んでんだろうらやま
959 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/24(水) 11:52:11.21 ID:dWlvW9w0
>>1

スレがそろそろ終わりそうだが、残りどうするの?
そのまま続けるのか?オマケ書くのか?それとも新しいスレ立てるのか?


960 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/24(水) 15:35:19.92 ID:SfJMolwo
こんにちは。とりあえずこのまま進めます
本日も多数のご支援感謝でございます!↓続き
961 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/24(水) 15:39:35.32 ID:SfJMolwo
マーマン「お、おいっ!俺は一言も…」

戦士「いいから支度しろって」

召喚士「戦士…何もそんな強引に…」

ガシッ

戦士「…分かってんだろ?」

召喚士「……」

戦士は召喚士の頭を抱え、耳元で囁く。

マーマン「……?」

戦士「早く準備しろって!」

マーマン「何だよ偉そうによぉ…」

クルッ…

マーマン「…ここより良い場所なんだろうな?」

戦士「ああ!」

召喚士「それは保証するよ」

マーマン「……ちぇっ、仕方ねぇか」
962 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/24(水) 15:40:24.30 ID:SfJMolwo
マーマンは表情を変えずに泉へと足を進める。

召喚士「……」

戦士「お前も分かってるんだろ?」

召喚士「うん…」

戦士「十中八九は問題ねぇと思うが…」

召喚士「もし…彼が敵意ある魔物だったら…」

戦士「スグリーヴァの居城を教えるのなんてのは愚の骨頂」

召喚士「うん。出来ればもう少し見極めたいね…」

戦士「ま、そう考えるとこれが最善策だわな」

召喚士「えっ、あ…うん」

戦士「…どした?」

召喚士「いや…俺の意見とあまりに完璧すぎたから…」

戦士「そりゃそうだ」

召喚士「…へ?」

戦士「召喚士ならこうするだろう…って」
963 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/24(水) 15:41:09.44 ID:SfJMolwo
召喚士「……?」

戦士「それを踏まえての意見だからな」

召喚士「わ、分かるの…?」

戦士「南東国でさ…」

召喚士「あっ!!」

戦士「…?」

召喚士「確かに…!心を読まれるというか…」

戦士「そう。観察…だっけか?」

召喚士「出来るようになったの!?」

戦士「お前だけ…なんだけどな」

召喚士「…そ、そっか」

戦士「気心知れた仲だから…かもな」

召喚士「うん…。きっとそうだろうね」

戦士「…お陰でさっきご立腹だった理由も…なーんとなく…」

召喚士「!?」
964 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/24(水) 15:42:03.97 ID:SfJMolwo
バッ

召喚士「せ、戦士っ!!」

戦士「冗談だよ、ジョーダン!!」

召喚士「勘弁してくれよ!もう…」

戦士「はははっ!図星で照れてんのか?ん?」

テクテクテク…

マーマン「おう、待たせたな」

召喚士「荷物はそれだけですか?」

マーマン「んー、俺の場合は水さえありゃなんとかなるしな」

戦士「便利だな」

マーマン「そうでもねぇぞ?ま、いいけど」

戦士「その鉾…お前の得物か?」

マーマン「これか?」

マーマンは手にする三叉の鉾を突き出し、戦士へ手渡す。

マーマン「何十年前だったかな…人間が置いていった」
965 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/24(水) 15:42:34.97 ID:SfJMolwo
召喚士「…人間が?」

マーマン「お前らの前に来たお客人だったかな」

スタスタスタ…

魔道士「こっちは準備出来ましたー!」

盗賊「……」

戦士「おー。こっちもオッケーみたいだ」

魔道士と盗賊が戦士の後ろから姿を見せる。

召喚士「お客人ってそんなに来てないんですか?」

マーマン「二十年くらいだったかなぁ…」

召喚士「その人がこれを…?」

マーマン「ああ。なんだかここで休ませて貰った礼とかに」

戦士「これ…かなりの業物だぜ?」

魔道士「そうなんですか?」

戦士「ああ…。よし、ちょっと向こうへ移ろう」

魔道士「はいっ」
966 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/24(水) 15:43:14.51 ID:SfJMolwo


戦士「うーん…やっぱり相当なモンだな」

戦士は十字槍と三叉の鉾を見比べて呟く。

盗賊「……」

マーマン「なんならくれてやろうか?」

戦士「いらねーよ。もう十分すぎる程ある」

マーマン「あっそう…」

魔道士「ここから東へ真っ直ぐですかね?」

召喚士「そうですね。途中、沼地を横断しますけど…」

盗賊「…沼地?」

召喚士「南方特有の湿地帯というか…」

戦士「お前行った事あるか?」

マーマン「ねーなぁ…ってか、あんまり行く奴いないぜ?」

魔道士「そうなんですか?」

マーマン「普通は南の街から東へ向かうからなぁ」
967 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2010/03/24(水) 15:43:52.78 ID:SfJMolwo
召喚士「まぁ…そうですよね」

盗賊「…うん」

魔道士「どうします…?」

戦士「俺はこのまま突破に一票」

マーマン「はぁ?何があるか分かんねーんだぜ?」

戦士「なんだお前?魔物のくせに…」

マーマン「関係ねーだろ!怖いものは怖い!」

召喚士「た、確かに…」

魔道士「じゃあ南の街まで戻りますか?」

盗賊「…日が暮れるな」

マーマン「それはめんどくせぇな…」

戦士「何なんだよ…お前はよ…!」

魔道士「でも…ここまで来たら、折角ですし…」

召喚士「そんなに大きくもないし、短時間です」

盗賊「…行きましょう」
968 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/24(水) 15:49:46.62 ID:SfJMolwo
13スレ目となりました。改めて宜しくお願い致します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1269413340/
969 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 15:59:56.20 ID:2BYVmfEo
人気投票でゴルリン>戦士でふいた
970 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/03/24(水) 18:11:01.93 ID:SfJMolwo
今日こそ早く…!また後ほど!ノシ
971 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 21:13:30.09 ID:tI3WI1Mo
後87スレもあるのか長いな
972 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/24(水) 21:56:30.52 ID:dWlvW9w0
視聴者の各キャラのイメージは何連想してる?
973 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 22:06:08.73 ID:g6ewhqco
>>972
おっと、その話はここまでにしとこうか。
974 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/24(水) 23:17:42.88 ID:irJ3ADoo
〜南の沼地〜

ヌチュッ…グチャッ…ズプゥ…

魔道士「……うぅ…っ」

ヌチャヌチャ…グチャッ…ドロォ…

盗賊「…くっ…はぁ…はぁ」

戦士「すんげぇ足場…」

召喚士「うん。慎重に進もう…慎重に…」

戦士と盗賊を先頭に森に覆われた沼地をゆっくりと進む。

マーマン「うぇ…きったねぇ…!」

魔道士「やっぱり…迂回すれば良かったぁ…」

盗賊「…足が…重いな」

戦士「結構体力奪われるなこりゃ…」

召喚士「魔物に襲われたらひとたまりもないね…」

戦士「最後尾は頼んだぞ?」

召喚士「うん。大丈夫」
975 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/24(水) 23:18:38.17 ID:irJ3ADoo
四人と一匹の魔物は足場の悪い沼地を突き進む。

戦士「気配は…?」

盗賊「……大丈夫」

召喚士「しかし…考えてなかったな…」

魔道士「何がですか…?」

召喚士「いや、結界石を張ろうにも…まさか…」

戦士「魔物が一緒じゃ張れないもんなぁ…」

マーマン「そうだわなぁ」

魔道士「今後は考えないといけませんね…」

マーマン「いや、そんな機会そうそうないんじゃねぇの?」

戦士「そらそうだわな」

召喚士「う、うん…」

戦士「まぁ出たらすぐに迎撃出来る態勢をとっておこうぜ!」

召喚士「うん。そして出ない事を祈るのみ…だね」

盗賊「……ああ」
976 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/24(水) 23:19:12.69 ID:irJ3ADoo
グチャッ…ズチャズチャ…

盗賊「……ん?」

戦士「どうした!?」

魔道士「て、敵ですか…!?」

盗賊「…いや」

盗賊は目を細め、森の先をじっと見つめる。

盗賊「…何か…ある」

召喚士「建物ですか…?」

盗賊「…いや…違う」

戦士「あ、おいっ!」

マーマン「気ぃつけろよー」

ザッ…グチュッ…ズッズッ…

魔道士「だ、大丈夫ですかぁ!?」

盗賊「…ああ…うん」

盗賊は奥へ進み、目視した建造物に到達する。
977 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/24(水) 23:19:44.04 ID:irJ3ADoo
盗賊「…こ、これ…っ!」

盗賊の眼前には巨大な黒い柱のようなものがそびえる。

しかしそれは柱の頭頂部であり、全体は沼の中へと沈んでいる。

盗賊「召喚士!!」

召喚士「は、はいっ!!」

召喚士は慌てて盗賊の元へと駆け寄る。

召喚士「どうしました!?」

盗賊「…これを見てくれ!」

召喚士「………っ!!」

ザッザッザ…ズズッ…

戦士「どうした!?」

魔道士「こ、これって…!?」

召喚士「け…結界…石!!」

戦士「このバカでかいのが…?」

盗賊「…なぁ、これ…って」
978 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2010/03/24(水) 23:20:12.81 ID:irJ3ADoo
召喚士「ええ…!間違いありませんね…」

魔道士「…?」

戦士「何かあんのか…?」

召喚士「俺と盗賊さんは…かつてこれと同じものを…」

盗賊「…ああ。確かに…見ている!」

魔道士「巨大な…結界石…!?」

戦士「ああ…!前に言ってた…」

召喚士「うん。マジシャンさん探しの時の大陸で…」

盗賊「……」

魔道士「何か…あるんでしょうか…?」

戦士「そうとしか考えられないよなぁ…」

盗賊「…うん」

召喚士(大陸の港付近の森には…確か…)

盗賊「…どうした?」

召喚士「…もっとあるかもしれません!探してみましょう!」
979 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/24(水) 23:22:46.64 ID:k81fEdIo
マジシャンさんて噛みそうだなー…
980 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/03/24(水) 23:26:06.11 ID:irJ3ADoo
すいません…。本日ここまでにて失礼します
次回は次スレからのスタートになると思います
ご支援まこと感謝です!それでは、おやすみなさい!ノシ


〜オマケ〜

魔道士「盗賊さん!」

盗賊「…はい」

魔道士「一年経ちました!」

盗賊「…そうですね」

魔道士「つまり…私ももうすぐ二十歳です!」

盗賊「…おめでとうございます」

魔道士「やっと皆さんと…お酒が飲めますー!」

盗賊「…私は…飲まないよ」

魔道士「そうですよねっ!飲んだらすぐ全裸に…」

盗賊「な、なりませんっ!!」

魔道士「しかもすーぐ卑猥な…」

盗賊「わーわーわー!聞こえなーい!わーわー!」

タッタッタッタッタ…

魔道士「あっ!盗賊さん!?……お、おやすみなさい!!」

テッテッテッテッテ…
981 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 23:30:37.59 ID:v5xPiyoo
乙!

>>974の上五行で逝けた
982 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 23:32:22.61 ID:tI3WI1Mo
>>974
これは絶対狙ってるwwww
983 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 23:43:44.80 ID:PYVVTkoo
>>974
あっちのスレと間違えたかと思った
984 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/24(水) 23:44:46.95 ID:cICZcogo
ヌチュッ…グチャッ…ズプゥ…

魔道士「……うぅ…っ」

ヌチャヌチャ…グチャッ…ドロォ…

盗賊「…くっ…はぁ…はぁ」

戦士「すんげぇ

まで読んだ
985 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 23:47:39.87 ID:lxivbkSO
黒くて立派な柱
ハアハア(;´д`)ハアハア
986 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/24(水) 23:48:25.05 ID:cHkyP/Qo
乙乙

>>984
召喚士「うん も入れてやれよ
てかまじめに沼と聞いて戦士が沼に沈むのかと心配したけどそんなことはなかった
987 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 00:08:27.16 ID:BYx/212o
結界石は例外設定とか出来ないのかね
988 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 00:38:07.91 ID:5SiN7IAO
>>1

1スレ目から見てるけど、大きな結界石とやらに全く見覚えがない俺はアルツハイマーか…


それはそうと今日は魔導師ちゃんのサービスシーンがあって最高だったよ 枕をたかくして眠れそうだ…

まぁ逆にアッチの方は起きてしまったんですがね、それはまた別のお話
989 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 01:08:31.46 ID:PPZZmroo
頼む、そろそろわざとならわざとと言ってくれ
お前は良くても俺が眠れん…!
990 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/25(木) 01:13:29.47 ID:6FpeB6DO
明日までに埋まれー
991 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 01:27:03.45 ID:ZyW8AoAO
巨大な結界石って第何部の話だっけか
992 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 01:47:58.58 ID:9eDiLUSO
チーム分けしてマジシャン探した時っしょ。森の奥に修道院があった帰り道に見つけたやつじゃね?修行した回だから……何部だっけ?
993 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/25(木) 02:01:49.03 ID:cEcZzuM0
大きな結界石なら
召喚士達は見てないけど
ネクロマンサーと初エンカウントした時に影忍が見つけてるよね。
994 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 03:29:29.48 ID:5xyFC2SO
こっちは埋める!
995 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 03:55:02.16 ID:HAmSYkDO
>>1乙!
そして埋め
996 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/25(木) 04:15:12.37 ID:zSNbGQDO
マーマンてタンノくんみたいなかんじ?
997 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 04:16:01.56 ID:A8J7pwQo
嫌すぎる・・・
998 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/25(木) 04:30:02.80 ID:PWe13Pso
>>1000なら明日から仕事探す
999 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 07:06:34.09 ID:yE6kV2DO
次週、新番組
「五行戦隊ショウカンジャー」

乞うご期待

キャスト
ショウカンレッド 召喚士
ショウカンブルー 青年兵
ショウカンブラック 玄武娘 ショウカンホワイト 白虎嬢
1000 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/03/25(木) 07:09:26.86 ID:IEERdsDO
1000
1001 :1001 :Over 1000 Thread
    ´⌒(⌒(⌒`⌒,⌒ヽ
   (()@(ヽノ(@)ノ(ノヽ)
   (o)ゝノ`ー'ゝーヽ-' /8)
   ゝー '_ W   (9)ノ(@)
   「 ̄ ・| 「 ̄ ̄|─-r ヽ
   `、_ノol・__ノ    ノ   【呪いのトンファーパーマン】
   ノ          /     このスレッドは1000を超えました。
   ヽ⌒ー⌒ー⌒ー ノ      このレスを見たら期限内に完成させないと死にます。
    `ー─┬─ l´-、      完成させても死にます。
        /:::::::::::::::::l   /77
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       l;;ノ:::::::::::::::l l;.,.,.!  |
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      /:::::/´  ヽ:::l   .|ヌ|               製作速報VIP@VipService
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      ヽ;;;>     \;;>

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
桃香の魔王デュエルおなかすいた @ 2010/03/25(木) 04:01:47.70 ID:/xrIRZQo
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あのくたばり損ないの芸人とやらはいったいいくつまで生きるつもりなんだろうね @ 2010/03/25(木) 03:34:08.30
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ボンド?夕凪?ノー。イエス!サンセット・ドラギオン!!!!!! @ 2010/03/25(木) 03:32:11.94 ID:/752W7Qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1269455531/

PSO&PSOBB「VIP」トレード 38スレ目 @ 2010/03/25(木) 02:49:38.31 ID:13cLEKoo
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蒔スレの時スレ @ 2010/03/25(木) 02:41:35.15 ID:Cgwk332o
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